高木翔斗(県岐阜商)、中日・ヤクルト「上位候補」
2021年03月07日
3/7、中日スポーツ9面より
プロ注目の主砲が、センバツに向けて幸先よくスタートした。1回2死二塁で迎えた第1試合の第1打席。県岐阜商・高木翔斗(動画)が、享栄の最速146キロ右腕、肥田の143キロ直球を完ぺきに捉えた。高く上がった打球は、そのまま左翼スタンドに吸い込まれた。
「打った瞬間に入ったと思った。久しぶりの感触だった」。享栄とは昨秋も練習試合で対戦。肥田の直球に何度も詰まらされた。「内角を攻められてボテボテの当たりばかりだった。今日は狙って振りにいった」と納得の表情を見せた。
本番へ手応えをつかんだ。大会第4日の初戦で対戦する市和歌山のエース右腕、小園は最速152キロを誇る今秋ドラフト1位候補。この日の第1試合で対戦した肥田と最速148キロ右腕、竹山は「仮想・小園」ともいえる相手だった。
「小園は真っすぐが注目されるけど、変化球も多い。今日は同じような投手で、イメージして臨めた」。両右腕との対戦は本塁打1本の4打数1安打1三振。それでも「いい相手で、いい練習になった。自信になった」と振り返った。
ネット裏には6球団9人のスカウトが視察に訪れた。中日・米村チーフスカウトは「打撃に関しては言うことがない。この時期にあの打球を見せられたら目立つ。上位候補でしょう」と高評価。ヤクルト・中西スカウトも「パンチ力があるし、体に力もある。面白い」と能力の高さを認める。
鍛治舎監督は「本塁打の後がダメ」と指摘したが、高木自身は「感覚は悪くない。本塁打がいい形でつながれば」と前向き。練習試合初戦で得た好感触を、本番で生かす。試合は第1試合が3―3で引き分け、第2試合は県岐阜商が12―5で勝った。
(3月6日 練習試合 県岐阜商―享栄)
高木君のバッティング動画はこちら
高木翔斗(県岐阜商高・捕手) 185cm・右投右打・動画 |
プロ注目の主砲が、センバツに向けて幸先よくスタートした。1回2死二塁で迎えた第1試合の第1打席。県岐阜商・高木翔斗(動画)が、享栄の最速146キロ右腕、肥田の143キロ直球を完ぺきに捉えた。高く上がった打球は、そのまま左翼スタンドに吸い込まれた。
「打った瞬間に入ったと思った。久しぶりの感触だった」。享栄とは昨秋も練習試合で対戦。肥田の直球に何度も詰まらされた。「内角を攻められてボテボテの当たりばかりだった。今日は狙って振りにいった」と納得の表情を見せた。
本番へ手応えをつかんだ。大会第4日の初戦で対戦する市和歌山のエース右腕、小園は最速152キロを誇る今秋ドラフト1位候補。この日の第1試合で対戦した肥田と最速148キロ右腕、竹山は「仮想・小園」ともいえる相手だった。
「小園は真っすぐが注目されるけど、変化球も多い。今日は同じような投手で、イメージして臨めた」。両右腕との対戦は本塁打1本の4打数1安打1三振。それでも「いい相手で、いい練習になった。自信になった」と振り返った。
ネット裏には6球団9人のスカウトが視察に訪れた。中日・米村チーフスカウトは「打撃に関しては言うことがない。この時期にあの打球を見せられたら目立つ。上位候補でしょう」と高評価。ヤクルト・中西スカウトも「パンチ力があるし、体に力もある。面白い」と能力の高さを認める。
鍛治舎監督は「本塁打の後がダメ」と指摘したが、高木自身は「感覚は悪くない。本塁打がいい形でつながれば」と前向き。練習試合初戦で得た好感触を、本番で生かす。試合は第1試合が3―3で引き分け、第2試合は県岐阜商が12―5で勝った。
(3月6日 練習試合 県岐阜商―享栄)
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関戸康介(大阪桐蔭)に5球団、阪神が高評価
3/7、デイリースポーツ6面より
対外試合が6日に解禁され、センバツ出場を決めている大阪桐蔭が今年初の練習試合を行った。今秋ドラフト候補で最速154キロの関戸康介投手(動画)が5回を1安打無失点、9奪三振と好投。上々の仕上がりを見せた。
3-0の五回から2番手で登板。「久しぶりの実戦で緊張していた」と先頭にこそ中前打を許したが、八回には3者連続三振を披露するなど、変化球を決め球に相手打線を完璧に封じた。
直球はロッテのスピードガンで150キロを計測。「この冬の成果だと思う」と笑顔を見せたが、「真っすぐの調子が悪くて変化球に逃げてしまった。決めきれる気持ちを持つことが今後の課題」と反省も忘れなかった。
この日は、プロ5球団が視察。阪神の渡辺スカウトは「これだけ変化球でストライクが取れたら十分。真っすぐもセンバツまでに上がってくると思う」と期待を口にした。「勝ちに対する執念を持ってやっていきたい」と意気込んだ右腕。目前に迫った聖地に照準を合わせ、ギアを上げていく。
(3月6日 練習試合 大阪桐蔭 13-0 京都外大西)
関戸君のスカウト評はこちら
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関戸康介(大阪桐蔭高・投手) 178cm・右投右打・動画 |
対外試合が6日に解禁され、センバツ出場を決めている大阪桐蔭が今年初の練習試合を行った。今秋ドラフト候補で最速154キロの関戸康介投手(動画)が5回を1安打無失点、9奪三振と好投。上々の仕上がりを見せた。
3-0の五回から2番手で登板。「久しぶりの実戦で緊張していた」と先頭にこそ中前打を許したが、八回には3者連続三振を披露するなど、変化球を決め球に相手打線を完璧に封じた。
直球はロッテのスピードガンで150キロを計測。「この冬の成果だと思う」と笑顔を見せたが、「真っすぐの調子が悪くて変化球に逃げてしまった。決めきれる気持ちを持つことが今後の課題」と反省も忘れなかった。
この日は、プロ5球団が視察。阪神の渡辺スカウトは「これだけ変化球でストライクが取れたら十分。真っすぐもセンバツまでに上がってくると思う」と期待を口にした。「勝ちに対する執念を持ってやっていきたい」と意気込んだ右腕。目前に迫った聖地に照準を合わせ、ギアを上げていく。
(3月6日 練習試合 大阪桐蔭 13-0 京都外大西)
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関戸康介(大阪桐蔭)、巨人「楽天の則本みたいに」
3/7、スポーツ報知4面より
練習試合初戦にもかかわらず、大阪桐蔭の関戸(動画)が球速150キロをマークした。5回に登板し、5イニングを1安打2四球、無失点。4者連続を含む9三振を奪った。
それでも、最速154キロ右腕は「真っすぐの調子が悪かった。変化球で逃げてしまうような投球になった」と反省するのだから末恐ろしい。直球が何度か抜けたためだが、西谷浩一監督は「荒れるのは、僕が打者なら嫌。出力が高いので球が暴れる。それも武器」とフォローした。
MAX150キロ左腕の松浦は先発し、4回を3安打無失点、無四球に封じた。最速は141キロだったものの、8三振を奪った。「真っすぐで空振りが取れていたのはよかった」と納得顔。ともに今秋ドラフト上位候補の康介&慶斗の“KKコンビ”が毎回の17Kで完封した。
プロ5球団が視察。2人態勢の巨人・渡辺スカウトは「(関戸は)直球の強さ、速さ、キレが魅力。(楽天の)則本昂みたいになってくれたら」と期待。打線も2本塁打を含む先発野手全員の11安打で圧勝。22日の智弁学園(奈良)との1回戦に向けて、V候補の仕上がりは順調だ。
(3月6日 練習試合 大阪桐蔭 13-0 京都外大西)
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関戸康介(大阪桐蔭高・投手) 178cm・右投右打・動画 |
練習試合初戦にもかかわらず、大阪桐蔭の関戸(動画)が球速150キロをマークした。5回に登板し、5イニングを1安打2四球、無失点。4者連続を含む9三振を奪った。
それでも、最速154キロ右腕は「真っすぐの調子が悪かった。変化球で逃げてしまうような投球になった」と反省するのだから末恐ろしい。直球が何度か抜けたためだが、西谷浩一監督は「荒れるのは、僕が打者なら嫌。出力が高いので球が暴れる。それも武器」とフォローした。
MAX150キロ左腕の松浦は先発し、4回を3安打無失点、無四球に封じた。最速は141キロだったものの、8三振を奪った。「真っすぐで空振りが取れていたのはよかった」と納得顔。ともに今秋ドラフト上位候補の康介&慶斗の“KKコンビ”が毎回の17Kで完封した。
プロ5球団が視察。2人態勢の巨人・渡辺スカウトは「(関戸は)直球の強さ、速さ、キレが魅力。(楽天の)則本昂みたいになってくれたら」と期待。打線も2本塁打を含む先発野手全員の11安打で圧勝。22日の智弁学園(奈良)との1回戦に向けて、V候補の仕上がりは順調だ。
(3月6日 練習試合 大阪桐蔭 13-0 京都外大西)
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竹山日向(享栄)、中日「素材のいい投手」
3/7、中日スポーツ9面より
プロ注目の享栄・竹山(動画)が第1試合の6回から救援登板し、4イニングを無安打無失点。4四死球とやや制球に苦しんだが、この日最速の142キロの直球を中心に得点を許さなかった。
182センチ、84キロと体格に恵まれ、MAX148キロを誇る右腕は「甲子園に出るチームなので抑えたいと思った。真っすぐは良かった」と納得の表情。同校OBの中日・近藤スカウトは「素材はいい。下を使えるようになれば、もっと良くなる」と評価した。
(3月6日 練習試合 享栄 3-3 県岐阜商)
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竹山日向(享栄高・投手) 182cm・右投右打・動画 |
プロ注目の享栄・竹山(動画)が第1試合の6回から救援登板し、4イニングを無安打無失点。4四死球とやや制球に苦しんだが、この日最速の142キロの直球を中心に得点を許さなかった。
182センチ、84キロと体格に恵まれ、MAX148キロを誇る右腕は「甲子園に出るチームなので抑えたいと思った。真っすぐは良かった」と納得の表情。同校OBの中日・近藤スカウトは「素材はいい。下を使えるようになれば、もっと良くなる」と評価した。
(3月6日 練習試合 享栄 3-3 県岐阜商)
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