巨人、ドラフト1位最有力候補に佐藤輝明(近畿大)
2020年08月29日
8/29、スポーツ報知終面より
原巨人の今秋ドラフト戦略が判明した。この日の編成会議で来季に向けたチーム編成の大枠を話し合った。その中でドラフトの方針も議題に上った。
大塚副代表は「1位は野手の即戦力。投手も、去年は高校生にいったけど即戦力。(先発の)頭数が足りない」と説明。関係者の話を総合すると、近大の佐藤輝明内野手(動画)が1位の最有力候補に浮上した。
佐藤は186センチの恵まれた体格から広角に長打を放つパワーが最大の魅力。50メートル走6秒0の快足も備え、その高い身体能力から、近大の先輩を引き合いに「糸井2世」と評される。守備も外野に加え一、三塁も守れる。2年夏には大学野球日本代表に選出され、日米大学野球、ハーレム国際野球大会にも出場した。
今年2月、当時の長谷川スカウト部長(現・編成本部付部長)は「パワーがすごい。柳田が大学生の時よりもパワーはあるかもしれない。柳田は引っ張り専門だったけど、彼の方が広角に長打が打てる」とソフトバンク・柳田超えの評価を与えていた。
巨人の今オフの補強ポイントは長打力のある外野手と先発投手。10月26日のドラフト会議まで2か月を切った時点での早期方針表明には、今秋の候補の事情も大きく働いた。比較的“豊作”と言われる投手に比べ、野手は即戦力が少ないという。
佐藤は阪神、DeNAなども高く評価しており、競合となる可能性もあるが「万が一外れても投手はそろっている」と大塚副代表。仮に抽選の末、佐藤の交渉権を獲得できなくても、1位クラスの即戦力投手は残っているという見立てだ。
今後は9月中旬に予定されているスカウト会議で、佐藤の名が最上位に連ねられているリストを見返し、ドラフト直前に原監督も交えた“ラストチェック”で最終決定する。18年は1位・高橋以外の5人が、19年も2位・太田以外の5人が高校生と、最近2年間は将来性重視のドラフトを展開してきた。今年は即戦力中心で常勝軍団を築き上げる。
佐藤輝明(近畿大・三塁手) 187cm・右投左打・動画 |
原巨人の今秋ドラフト戦略が判明した。この日の編成会議で来季に向けたチーム編成の大枠を話し合った。その中でドラフトの方針も議題に上った。
大塚副代表は「1位は野手の即戦力。投手も、去年は高校生にいったけど即戦力。(先発の)頭数が足りない」と説明。関係者の話を総合すると、近大の佐藤輝明内野手(動画)が1位の最有力候補に浮上した。
佐藤は186センチの恵まれた体格から広角に長打を放つパワーが最大の魅力。50メートル走6秒0の快足も備え、その高い身体能力から、近大の先輩を引き合いに「糸井2世」と評される。守備も外野に加え一、三塁も守れる。2年夏には大学野球日本代表に選出され、日米大学野球、ハーレム国際野球大会にも出場した。
今年2月、当時の長谷川スカウト部長(現・編成本部付部長)は「パワーがすごい。柳田が大学生の時よりもパワーはあるかもしれない。柳田は引っ張り専門だったけど、彼の方が広角に長打が打てる」とソフトバンク・柳田超えの評価を与えていた。
巨人の今オフの補強ポイントは長打力のある外野手と先発投手。10月26日のドラフト会議まで2か月を切った時点での早期方針表明には、今秋の候補の事情も大きく働いた。比較的“豊作”と言われる投手に比べ、野手は即戦力が少ないという。
佐藤は阪神、DeNAなども高く評価しており、競合となる可能性もあるが「万が一外れても投手はそろっている」と大塚副代表。仮に抽選の末、佐藤の交渉権を獲得できなくても、1位クラスの即戦力投手は残っているという見立てだ。
今後は9月中旬に予定されているスカウト会議で、佐藤の名が最上位に連ねられているリストを見返し、ドラフト直前に原監督も交えた“ラストチェック”で最終決定する。18年は1位・高橋以外の5人が、19年も2位・太田以外の5人が高校生と、最近2年間は将来性重視のドラフトを展開してきた。今年は即戦力中心で常勝軍団を築き上げる。
伊藤将司(JR東日本)、DeNA「投球がうまい」
日刊スポーツwebsiteより (source)
JR東日本のプロ注目左腕、伊藤将司投手(動画)が中継ぎで登板した。1-3で迎えた6回裏1死三塁からマウンドに上がると、持ち味の緩急をつけた投球で2回を3安打1失点。
いつもは先発だが「これからの都市対抗予選でも中継ぎの機会はあるかもしれないので」と、本番に向けフル回転を想定。「変化球でカウントを取ることができたし、ゴロを打たせることもできた」と感触をつかんだ。
9月26日からは都市対抗野球予選が始まる。チームとしての公式戦は昨年10月17日、第9回JABA関東選手権以来となる。伊藤は「自分の持ち味は試合をつくる投球だと思うので、予選からアピールできればと思います」と力を込めた。
視察した横浜DeNA・河原スカウト部ディレクターは「打者をしっかり見られるし、投球がうまい。もっと仕上がってくるでしょうね」と期待した。
(8月28日 オープン戦 東芝 6-1 JR東日本)
伊藤君のスカウト評はこちら
伊藤君のピッチング動画はこちら
伊藤将司(JR東日本・投手) 178cm・左投左打・動画 |
JR東日本のプロ注目左腕、伊藤将司投手(動画)が中継ぎで登板した。1-3で迎えた6回裏1死三塁からマウンドに上がると、持ち味の緩急をつけた投球で2回を3安打1失点。
いつもは先発だが「これからの都市対抗予選でも中継ぎの機会はあるかもしれないので」と、本番に向けフル回転を想定。「変化球でカウントを取ることができたし、ゴロを打たせることもできた」と感触をつかんだ。
9月26日からは都市対抗野球予選が始まる。チームとしての公式戦は昨年10月17日、第9回JABA関東選手権以来となる。伊藤は「自分の持ち味は試合をつくる投球だと思うので、予選からアピールできればと思います」と力を込めた。
視察した横浜DeNA・河原スカウト部ディレクターは「打者をしっかり見られるし、投球がうまい。もっと仕上がってくるでしょうね」と期待した。
(8月28日 オープン戦 東芝 6-1 JR東日本)
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内間拓馬(亜細亜大)に8球団、DeNA高評価
2020年08月28日
8/28、日刊スポーツ4面より
今秋ドラフト上位候補の亜大・内間拓馬投手(動画)が27日、巨人3軍とのオープン戦に先発した。8球団のスカウトの前で5回まで無安打。6回1死から内野安打を打たれたが、次打者を得意のスライダーで併殺に打ち取った。奪三振6、最速タイの150キロで6回無失点も「今日は変化球中心で打たせてとりました」と冷静だった。
昨春リーグ戦前、野球についての日々の思いや考えを記す「野球ノート」の表紙に初めて「柱」と書いた。開幕投手を務め、大学ジャパンにも選ばれたが、大舞台の重圧に勝てず、秋のリーグ戦は1勝2敗。ノートの文字をそっと消した。
今春、生田勉監督の「内間はチームの柱に育てる」という言葉が内間を変えた。「打たせてとる投球で戦う」と考え方を変えた。1イニング1桁の球数を目標に掲げ、安定した投球を手に入れた。今夏、ノートの表紙に自信を込め「柱」と書いた。心身ともに強くなったエースとして、秋へ力強く踏み出した。
▼DeNA・河原スカウト部ディレクター
「(内間について)今日は落ち着いて丁寧に投げていましたね。ボールも強いし、緩いカーブやカットボール、落ちるボールもよかった。今後が楽しみです」
(8月27日 オープン戦 亜大-巨人3軍)
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内間拓馬(亜細亜大・投手) 179cm・右投右打・動画 |
今秋ドラフト上位候補の亜大・内間拓馬投手(動画)が27日、巨人3軍とのオープン戦に先発した。8球団のスカウトの前で5回まで無安打。6回1死から内野安打を打たれたが、次打者を得意のスライダーで併殺に打ち取った。奪三振6、最速タイの150キロで6回無失点も「今日は変化球中心で打たせてとりました」と冷静だった。
昨春リーグ戦前、野球についての日々の思いや考えを記す「野球ノート」の表紙に初めて「柱」と書いた。開幕投手を務め、大学ジャパンにも選ばれたが、大舞台の重圧に勝てず、秋のリーグ戦は1勝2敗。ノートの文字をそっと消した。
今春、生田勉監督の「内間はチームの柱に育てる」という言葉が内間を変えた。「打たせてとる投球で戦う」と考え方を変えた。1イニング1桁の球数を目標に掲げ、安定した投球を手に入れた。今夏、ノートの表紙に自信を込め「柱」と書いた。心身ともに強くなったエースとして、秋へ力強く踏み出した。
▼DeNA・河原スカウト部ディレクター
「(内間について)今日は落ち着いて丁寧に投げていましたね。ボールも強いし、緩いカーブやカットボール、落ちるボールもよかった。今後が楽しみです」
(8月27日 オープン戦 亜大-巨人3軍)
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高野脩汰(関西大)に8球団、阪神が評価
8/28、デイリースポーツ6面より
今秋ドラフト候補の関大・高野脩汰投手(動画)が27日、大商大とのオープン戦に先発して5回3安打3失点。「立ち上がりが良くなかったです」と初回の2失点を反省したが、阪神らプロ8球団15人のスカウトが視察に訪れたように、今後も注目を集める左腕だ。
初回の2失点に加え、三回にはソロを浴びたが「後半には自分の思ったボールが投げられました」と徐々に本来のピッチングを展開。この日の最速は144キロ。2人体制で視察した阪神・渡辺スカウトは「徐々に状態も良くなっていて、リーグ戦でも上がってくると思います」と評価した。
秋季リーグは9月5日に開幕予定。「(志望は)プロ1本です。春がなかったので、秋でしっかり抑えたい」とアピールを誓った。
(8月27日 練習試合 大商大 10―6 関大)
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高野脩汰(関西大・投手) 183cm・左投左打・動画 |
今秋ドラフト候補の関大・高野脩汰投手(動画)が27日、大商大とのオープン戦に先発して5回3安打3失点。「立ち上がりが良くなかったです」と初回の2失点を反省したが、阪神らプロ8球団15人のスカウトが視察に訪れたように、今後も注目を集める左腕だ。
初回の2失点に加え、三回にはソロを浴びたが「後半には自分の思ったボールが投げられました」と徐々に本来のピッチングを展開。この日の最速は144キロ。2人体制で視察した阪神・渡辺スカウトは「徐々に状態も良くなっていて、リーグ戦でも上がってくると思います」と評価した。
秋季リーグは9月5日に開幕予定。「(志望は)プロ1本です。春がなかったので、秋でしっかり抑えたい」とアピールを誓った。
(8月27日 練習試合 大商大 10―6 関大)
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佐藤輝明(近畿大)、DeNA・オリックス視察
8/28、スポーツニッポン6面より
今秋ドラフト上位候補の近大・佐藤(動画)が練習試合・大工大戦で左足首捻挫からの“復帰後初安打”を放った。初回無死二、三塁から左翼フェンスを直撃する先制の2点二塁打。ゲリラ豪雨のため、試合は4回表でノーゲームとなったが、視察したDeNA、オリックスのスカウト陣に持ち味のパワーを見せつけた。
秋季リーグ開幕まで、練習試合は残り2試合。「好不調の波が小さくなってきたのは成長したところかなと思う」と手応えを胸に大学生活最後のリーグ戦に向かう。
(8月27日 練習試合 近大―大工大)
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佐藤輝明(近畿大・三塁手) 186cm・右投左打・動画 |
今秋ドラフト上位候補の近大・佐藤(動画)が練習試合・大工大戦で左足首捻挫からの“復帰後初安打”を放った。初回無死二、三塁から左翼フェンスを直撃する先制の2点二塁打。ゲリラ豪雨のため、試合は4回表でノーゲームとなったが、視察したDeNA、オリックスのスカウト陣に持ち味のパワーを見せつけた。
秋季リーグ開幕まで、練習試合は残り2試合。「好不調の波が小さくなってきたのは成長したところかなと思う」と手応えを胸に大学生活最後のリーグ戦に向かう。
(8月27日 練習試合 近大―大工大)
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