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赤丸急上昇の東克樹(立命大)、阪神スカウトが追う

2017年09月19日

9/19、デイリースポーツ8面「虎が追う」より

東 克樹 (立命館大・投手)
170cm・左投左打・動画

身長170センチと小柄ながら、スケールは大きい。立命館大・東(動画)は今年、投げるたびにプロの評価を上げている。

以前から評価は高かった。愛工大名電高から立命大へ進学。1年春からリーグ戦に出場し、1年秋はリーグ1位の防御率0.39を記録した。3年春は京大1回戦で、ノーヒットノーランを達成。3年秋には5勝を挙げるなど、リーグ屈指の好投手として活躍してきた。

今春はさらなる成長を見せた。関大1回戦で自己最速152キロを計測し、リーグ史上初となる2度目のノーヒットノーランを達成した。各大学からマークされる中、最終的に5勝2敗、防御率0.47と圧倒的な成績も残した。

阪神・熊野スカウトは春季リーグ戦の時点で「直球はもちろん、変化球のキレも制球もいい。全体的なレベルが高い。2度もノーヒットノーランをやっているし、そういう星の下に生まれているんじゃないかな。上位指名候補になるでしょう」と高い評価をしていた。

東は卒業後に社会人へ進む選択肢もあった。だが、今春に結果を残したことで、リーグ戦終了後に立命大・後藤監督へプロを目指すと直訴した。「春のリーグ戦で最速が148キロから152キロになって、まだ自分の直球が成長段階だということが分かったし、プロへ行くとしたら上位で行きたい。そういうチャンスがある時に挑戦したいと思った」

覚悟を決めた左腕は、さらに進化を見せた。8月は大学日本代表として、ユニバーシアード夏季大会に出場した。予選ラウンド・メキシコ戦は先発で8回2失点(自責点は0)。準決勝・韓国戦も先発で8回無失点、11三振で決勝へ導いた。エース格として、16回を投げて防御率0.00。世界一の立役者となった。

「相手打者を見て得意、不得意が分かったので、直球を見せ球にするとか、対応する投球をできた」。国際大会で経験を積み、結果も残したことでさらに自信を深めた。

今秋のリーグ開幕カード、3日・近大2回戦は、阪神の2人を含む、10球団16人のスカウトが視察した。東がユニバーシアード夏季大会を終えて帰国したのは8月31日。チームに合流したのが9月2日だったため、「まだ全体的に体が疲れている感じがする」と話す状況で圧巻の投球を見せた。9回1失点(自責点0)。常時140キロ台の直球を主体に攻めて、13三振を奪った。

今春のリーグ王者・近大をねじ伏せた好投に、今秋ドラフト1位候補の左腕、JR東日本・田嶋大樹投手と遜色ない評価を与えるスカウトが多数いた。大学生活で最後のリーグ戦となる今秋。「チームのために投げたい。みんなで神宮に行きたい」と東。勝利のために腕を振り、憧れのプロ入りへとつなげる。



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draftkaigi at 07:10|この記事のURL│ │阪神 

広島、スカウト陣の眼力を証明した薮田2位指名

9/19、スポーツニッポン5面より

2014広島ドラフト2位 薮田和樹
亜細亜大・投手・22歳

過去2年間で計4勝だった薮田(2014ドラフト2位)が14勝へ飛躍し、数字上は黒田の抜けた穴を埋めた。岡山理大付では甲子園に縁がなく亜大でも右肘故障などで公式戦登板は3年時の2試合だけ。松田元オーナーは「ビデオを見たら力むし、フォームはバラバラ。ただ、150キロをバンバン投げるポテンシャルはあった」と14年ドラフト当時を振り返る。

広島出身ながら周囲を驚かせた2位指名はスカウト陣の眼力を証明する好例だ。外部からの補強に頼らない分、新人の発掘は生命線。会議では各ポジションを無駄なく更新させるため、オーナー考案の年代別選手表をフル活用する。各スカウトに車を貸与しているのも特徴的だ。

「よくやってくれとると思う」と松田オーナー。欠かせない戦力になった2年目の西川は15年の5位指名。新陳代謝がチーム力を高める。昨秋4位で入団した高卒捕手の坂倉は2軍でリーグ2位の打率・298。黄金期を担う“新世代”も控えている。



下は2014ドラフトで広島が指名した選手です。広島の歴代ドラフト指名選手はこちら

広島の2014ドラフト指名選手
有原 航平    
1位 野間 峻祥 中部学院大 外野手
2位 薮田 和樹 亜細亜大 投手
3位 塹江 敦哉 高松北高 投手
4位 藤井 晧哉 おかやま山陽高 投手
5位 桑原 樹 常葉菊川高 内野手
6位 飯田 哲矢 JR東日本 投手
7位 多田 大輔 鳴門渦潮高 捕手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:07|この記事のURL│ │広島 

来年ドラフト候補・藤原恭大(大阪桐蔭)、通算20号弾

9/19、デイリースポーツ10面より

藤原 恭大 (大阪桐蔭高・外野手)
180cm・左投左打・動画

今春センバツVの大阪桐蔭が18日、新チームの公式戦初戦で星翔を七回コールドで破った。藤原恭大外野手(動画)が、高校通算20本目となるランニングホームランなど3安打3打点。9月のU―18W杯に出場した日本代表でもレギュラーとして活躍した1番打者が快勝へ導いた。

50メートル走5秒7の快足に、満席となったメインスタンドがどよめいた。三回1死二塁。藤原が中前へライナーを放つと、前進して直接捕球を試みたセンターが追い付けずに後逸。「行けると思った」。迷わずに三塁を蹴る先制ランニングホームランで初戦突破へ導いた。

高校日本代表では合宿初日に同じ左打者の早実・清宮へ弟子入りした。「力を抜いて打つことを教えてもらった」。部屋や素振り中も、話を聞いて技術や考え方を吸収。清宮が高校通算108本目の本塁打を打った時の打撃用手袋をもらうほど関係を深めた。

トップレベルの選手と日の丸を背負ったことで自覚も強まった。「声でもプレーでも引っ張りたい」。大阪桐蔭史上最強とも言われる新チームには頼れる1番がいる。

(9月18日 大阪大会2回戦 大阪桐蔭 7―0 星翔)



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draftkaigi at 07:05|この記事のURL│ │高校 

あのドラフト選手は今、加藤哲郎(ドラフト1位)

2017年09月18日

9/18、デイリースポーツ28面「あの人は今」より

1982近鉄ドラフト1位 加藤哲郎
宮崎日大高・投手・18歳

1989年のプロ野球日本シリーズでの一件で有名になった元近鉄の加藤哲郎さん(1982近鉄1位)は現在、麻雀教室の講師としてシニア受講生に大人気だ。その一方で勝負師の顔もチラリ。白球を牌に持ち替え、プロ雀士を相手に現役時、果たせなかった念願のタイトルにも意欲をみせる。

商都大阪の官公庁街、天満橋にあるオフィスビルの一室は和やかな雰囲気に包まれていた。「いい形になってきましたね」、「いやいや、そこは鳴かん方がええ。我慢、我慢」。ニヒルでダンディーな印象とは裏腹に麻雀卓をこまめに回り、やんわりとアドバイスを送る。指摘されたご婦人方もどこか楽しそうだ。

会員は70歳以上を中心に2000人と大盛況。「うまくなってくれると、こちらもうれしい」。引退後は解説者の他に俳優、飲食業を経験しており、接客はお手のもののようだ。講師を務める「健康麻将教室」は「酒を飲まない」、「タバコを吸わない」、「お金を賭けない」マナー重視派。プロ麻雀連盟など主に5団体ある中で麻将連合の流れを組んでいる。

そもそも麻雀との出会いは近鉄にドラフト1位で入団してから。「駆け引きがおもしろい。状況判断などはピッチングと相通じるものがある」。同僚の阿波野、吉井、小野らと腕を競い合った。

そんな加藤さんにとって、いまさらながら避けて通れないのが28年前の日本シリーズ。「巨人はロッテより弱い」発言だ。ことの真意は、ある番記者の脚色とのことながら「今でも取り上げてくれるのはありがたい」と言う。近鉄愛は今でも強く「バファローズ検定」を受けたり、テレビ局が企画する巨人との因縁番組にも積極的に出演している。

麻雀の腕は関西トップクラス。「目標はプロ雀士と対戦する大会で優勝し、タイトルを取ること」。自慢のひげがピクついた。
 


下は1982ドラフト会議で近鉄が指名した選手です。加藤哲郎は1位指名入団。プロでの成績はこちら

近鉄の1982ドラフト指名選手
1位 加藤 哲郎 宮崎日大高 投手
2位谷 真一本田技研内野手
3位佐藤 純一秋田相互銀行外野手
4位中島 裕司大阪商大内野手
5位豊原 豊大阪商大外野手
6位古久保 健二太成高捕手
プロ入り後の成績


寺岡寛治(BC石川)10球団視察済み、中位での指名有力

9/18、西日本スポーツ5面より

寺岡 寛治 (石川ミリオンスターズ・投手)
180cm・右投右打・動画

福岡育ちの二刀流右腕が、金沢で夢を実現しようとしている。10月26日に迫った今年のドラフト会議。「九州以外で生活したのは今年が初めて」という寺岡(動画)は故郷から遠く離れた北陸の地で運命の日を待つ。

野手でもプレーした九州三菱自動車を退社し、石川に入団したのは「投手に専念したかったから」だった。最速149キロをマークした福岡・東海大五高時代から速球派右腕として鳴らし、2年秋の九州大会に出場。初戦で興南高に1―3で敗れたが、後に甲子園で春夏連覇を果たす島袋洋奨(ソフトバンク)と投げ合った。一方で右肘を疲労骨折し、4年時にベンチ入りした九共大では外野手だった。

社会人の九州三菱自動車にも野手で入部。それでも投手への思いは断ち切れず、右肘の不安がなくなったこともあり、自ら直訴して投球練習を再開すると、150キロ超の剛球で台頭した。社会人2年目の昨年は投手と外野手で半々の起用となり、外野手として出場した試合で、そのままリリーフ登板するというリアル二刀流も経験した。

投手に専念した石川での今季は、リリーパーとして59回1/3で82奪三振をマーク。そのパワフルな投球に、ソフトバンクや阪神など計10球団が視察済み。今月2日に行われた富山戦では阪神のスカウト陣が見守る中、最速150キロを計測し、3者連続の空振り三振に切って取る圧巻の投球。同4日の巨人戦にも巨人や西武など7球団のスカウトが集結した。

ドラフト中位での指名がささやかれる中、既に2球団から調査書も届いている。かつてのロッテのドラフト1位、石川の渡辺正人監督は「体も強い。今の時点でも1イニングを全力で投げて、年間20~30試合は抑えられる」と明言。「ソフトバンクの森や五十嵐タイプ」と付け加えた。

寺岡本人もこのチャンスを逃すつもりはない。「ボールの質は今が絶対にいい。プロ?。はい、意識している。もちろん、今年いければ」。福岡育ちの剛腕が羽ばたく日は、遠くなさそうだ。



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draftkaigi at 07:09|この記事のURL│ │独立リーグ 


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