ドラフト会議情報局 2020高校生ドラフト候補 2020大学生ドラフト候補 2020社会人ドラフト候補
2020ドラフト指名予想 スカウト評価 12球団ドラフト情報まとめ ホームにもどる

岩見雅紀(慶大)、日ハム「30~40発打つ力ある」

2017年10月18日

10/18、スポニチwebsiteより (source)

岩見 雅紀 (慶応大・外野手)
187cm・右投右打・動画

驚がくの一撃でまたもや六大学の歴史を塗り替えた。外角低めのスライダー。決して簡単な球ではなかったが、慶大・岩見(動画)が豪快にすくい上げた打球はバックスクリーンを越えた。推定飛距離130メートル。26日のドラフト前最後の試合で、視察した7球団のスカウトに強烈なパワーを見せつけた。

「うまく体が止まって拾えた。若干、芯から外れてバットの先だったけど、思ったより飛んでくれた。(本塁打記録の一覧に)自分の名前を載せてもらえるのは光栄」。年間12本塁打は、並んでいた慶大の先輩・丸山泰令を抜いて単独最多。シーズンでも最多タイの7本塁打とし、充実感をにじませた。

比叡山時代は高校通算47発の長距離砲。それでも「高校までは消防士になろうと思っていた」と父・長司さんと同じ消防士を目指し、プロ野球の世界は夢舞台だった。1浪を経て慶大に入学も、リーグ戦デビューは2年春。初本塁打は同年秋で、そこから21本塁打を積み上げた。

今年に限れば本塁打率は7.17。プロ野球で歴代最多の60本塁打を放った13年のヤクルト・バレンティンの7.32を超えてしまう。通算最多23本の慶大・高橋由伸、22本で2位の法大・田淵幸一はいずれも1年時から主力として活躍してきたスター。遅咲きの大器が1発ごとに自信を深め、プロの世界への扉を開こうとしている。

全7得点中3得点に絡む活躍で、チームは勝ち点2で並んでいた立大に連勝して、単独首位に立った。ドラフト前最後の試合を終えた岩見は、「ドラフトは僕が選べることじゃない。普段と変わらない」と平常心で運命の日を待つ。日本ハムの山田正雄アマスカウト顧問は「パワーだけで言えばプロで30~40発打つ力はある」と評価した。

(10月17日 東京六大学野球 慶応大 7―2 立教大)



岩見君のスカウト評はこちら

岩見君のバッティング動画はこちら

draftkaigi at 07:00|この記事のURL│ │日本ハム 

尾形崇斗(学法石川)、「ドラ1でも育成でも…」

2017年10月17日

10/17、スポニチwebsiteより (source)

尾形 崇斗 (学法石川高・投手)
181cm・右投左打・動画

高校球児はオフ期間でもある冬の頑張りが、春先以降のパフォーマンス向上に大きくつながる。26日に行われるドラフト会議で指名を待つ、学法石川の右腕・尾形崇斗(動画)。記者が福島支局在籍中に取材を重ねた中で、冬場の頑張りという意味では最も印象に残る選手の1人だった。

直球のスピードと質を上げるべく、とにかく体を大きくした。1日3食から6食に増やし、週3回の筋力トレーニングで体を追い込んだ結果、体つきがまるで変わった。冬だけで13キロ増量。効果は早速表れた。フォームも大きく様変わり。秋までは上半身のしなりを生かしていたが、腰を鋭く切るように横の回転主導となった。

「(フォーム変更は)意識せず、体を強くしたら良くなるだろうと思い込んでいた。春に投球練習を始めたら、グラブの使い方が全く変わっていた。無駄な力を掛けなくなった」と振り返る。春先の練習試合では主力をそろえた横浜を相手に完封。夏の県大会前に体重は90キロに上がり、昨秋の時点で140キロ前後だった球速は最速150キロに達した。

大好きな長距離走を封印した。全国屈指の強豪でもある駅伝部の選手と競った、校内のマラソン大会では学年6位。時間さえあれば早朝深夜問わず、寮周辺の山道を走り続けたが「持久力は問題ない」と冬場は体の大型化に集中した。

「最高の冬を過ごせた」と振り返る一方で「それまでの野球に対する取り組みが良かったからこそ。ただその冬に頑張っただけじゃないと思う」と胸を張る。入学当初は61キロ。現在は1メートル81、87キロ。約30キロ増量した数字以上にたくましさを身につけた。

「1位でも育成でも、どんな状況でも上がる人は上がってくる。まずはスタートラインに立ちたい」と運命の日を心待ちにする。まだまだ秘められた伸びしろをプロの世界で披露する日が、記者も楽しみでならない。

 

記事にMAX150キロとありますが、公式戦ではそこまで速い球を投げていません。

7月9日 MAX143キロ
 (こちら)
7月19日 MAX145キロ (こちら)

7月9日の試合も5球団のスカウトしか視察しておらず、ドラフト一次指名(育成除く)は微妙なところですが、今年の高校生投手はこのクラスの子がとても多く、ランク付けが難しいです。


尾形君のスカウト評はこちら

尾形君のピッチング動画はこちら

draftkaigi at 16:37|この記事のURL│ │高校 

ドラ1有力、栃木の高校生右腕と社会人のW鈴木

週刊朝日 10月27日号より

石川 翔 (青藍泰斗高・投手)
178cm・右投左打・動画

プロ野球ドラフト会議に向け、いよいよカウントダウンが始まった。プロ志望届の提出者は210人(高校生106人、大学生104人)。社会人野球を含めると約250人となりそうだが、やはり気になるのは各球団の1位指名選手。その年のアマチュア球界の顔とも呼べる、将来有望な「選ばれし12人」は・・・。

高校通算111本塁打の早稲田実・清宮幸太郎は、複数球団による争奪戦が必至。社会人屈指の左腕であるJR東日本・田嶋大樹もまた、1位指名確実の逸材だ。清宮争奪戦の回避をいち早く宣言した広島は、地元の広陵・中村奨成を最上位で指名する方針を示している。

ただ、それ以外のドラ1候補で確実に名前の挙がる選手がいないのが今年の特色とも言える。今夏の時点で「12人がそろわない・・・」と嘆いたスカウトもいたほどだ。

そんな中、1位指名の可能性を秘めるのが、清宮世代屈指の右腕として高い評価を受ける青藍泰斗・石川翔(動画)だ。今夏の栃木大会準決勝で昨夏甲子園覇者の作新学院を相手に3失点完投。甲子園出場は逃したが、最速151キロのストレートと真骨頂のスライダーを軸に打者を牛耳る投球術は、スカウトの目にも「金の卵」として映った。

あるスカウトは言う。「高校生の投手の中では一番の素材。上体の使い方、特に右腕のしなりには大きな可能性を感じる」。右肩痛や左股関節痛に苦しんで確かな実績を積めなかったが、体に備わるエンジンの大きさと投手としての天性の感覚は、将来の大化けを予感させる。

もちろん、チームの育成方針や来季の構想との兼ね合いで、即戦力を求める球団もある。そこで注目したいのが社会人野球のW鈴木だ。

最速157キロを誇るヤマハの鈴木博志(動画)は社会人屈指の剛腕。完投能力を証明したのが9月の日本選手権東海最終予選。永和商事ウイング戦で1安打、7奪三振の完封勝利を挙げ、先発の適性を強烈にアピールした。ヤマハの美甘将弘監督は、かつてこう評したことがある。「現役、コーチ、監督を通して見てきた中でヤマハでは3本の指に入る素材」

一方、日立製作所の鈴木康平(動画)も快速球を売りにする本格派右腕。最速151キロで、エースとしてフル稼働し、評価を高めた一人だ。ドラ1の称号を手にする選手は果たして・・・。



石川君(青藍泰斗)のスカウト評はこちら

鈴木君(ヤマハ)のスカウト評はこちら

鈴木君(日立製作所)のスカウト評はこちら


draftkaigi at 10:15|この記事のURL│ │ドラフト展望 

寺田光輝(BC石川)、巨人3軍抑えドラフト指名に手応え

10/17、サンケイスポーツ終面より

寺田 光輝 (石川ミリオンスターズ・投手)
175cm・右投右打・動画

ドラフト漏れの悔しさをバネに、変貌を遂げた投手がいる。9月27日、BCL選抜と巨人3軍との交流試合。九回に登板した寺田(動画)は、右サイドハンドから140キロ台の球威のある直球を次々に投げ込む。巨人の打者は力で差し込まれて凡退。昨季までのカットボール、ツーシームを左右に散らして抑える寺田の姿は、そこにはなかった。

「今季は平均球速が上がりました。直球は140キロを下回らなくなり、シーズン中の最速は146キロ。それ以上に自分が求めていた、球の強さで抑えることができるようになりました」

筑波大から石川に入団して2年目。大学まで目立った活躍はなかったが、BCLでは1年目から変則的なフォームと変化球を武器に、主に抑えとして40試合に登板。リーグ2位の19セーブをマークした。シーズン後のNPBドラフト会議に向け、複数球団がリストアップ。周囲からは指名確実とみられていた。

ところが当日、石川から3選手が育成ドラフトで指名されたものの、寺田の名前は呼ばれなかった。「同僚の3人が指名されたことはうれしかったのですが、やはり自分のことを考えると悔しかった。ただ、冷静に振り返ると、3人に比べて実力が劣っていた。何が足りないのかを考えたとき、球の強さがないと感じました」

今季は「股関節を回すイメージ」と、下半身主導のフォームに修正した。特に6月以降は球速も、自身が求めていた球威も増した。「直球は打たれる気がしなかった」と手応えを感じるようになった。

生来の負けず嫌いだ。中学時代に右肘を痛めた際、医師から「野球をあきらめるか、左投げにしなさい」と告げられ、左投げに挑んだことがある。左腕転向こそしなかったものの、「今でも左で投げることができる」と笑う。「プロ野球選手になりたい」という執念は人一倍だ。

「直球の強さではBCLで1番になろうとやってきて、その手応えはあります。ただ、去年のドラフトのこともあるので今は期待半分、不安半分。気持ちで負けない投手になりたい」。努力と執念は、今度こそ報われるのか。運命の日まで、あと9日。夢の実現へ、寺田の胸は高鳴っている。



寺田君のピッチング動画はこちら

draftkaigi at 08:12|この記事のURL│ │巨人 

近藤弘樹(岡山商大)に12球団調査書、阪神が追う

10/17、デイリースポーツ7面「虎が追う」より

近藤 弘樹 (岡山商科大・投手)
187cm・右投右打・動画

身長186センチ、体重96キロ。近藤(動画)は恵まれた体を鍛え上げ、実力をつけてきた。最大の武器である直球の最速は153キロ。チェンジアップなど4種類の変化球を操り、優れた制球力も持つ。中国地区大学野球リーグでプレーしているが、実力は全国トップクラスだ。

すでに12球団から調査書が届いており、26日のドラフト会議では上位での指名が有力視されている。「まだ実感はない。いい意味でいつも通り。僕らは選んでもらう立場なので待つしかありませんから」。落ち着いた様子で、運命の日を待っている。

広島の県立校・安佐北出身。高校時代は全国的には無名の存在だった。勉強に励んでいた高校卒業後は、他大学への進学を目指していた。しかし、受験に失敗。声をかけてくれた岡山商大へ進学した。

大学では1年春からリーグ戦に登板し、先発として活躍。常に防御率は2点未満で、安定した投球を見せてきた。それでもプロを意識できるほどの自信はなかった。「結果として勝ってはいたけど、納得できていなかった」と当時を振り返る。

転機は大学3年だった16年11月。大学日本代表候補に選出され、合宿に参加したことで意識が変わった。最終候補入りは逃したものの、「周りは甲子園に出ていたり、有名な選手ばかり。そういう選手の練習姿勢とかが勉強になった」。大学卒業後も上のレベルで野球をするには、今まで以上に自分を追い込む必要性を感じ取った。

3年の冬からは徹底的に下半身を鍛え上げた。ほぼ毎日、30メートルのタイヤ引きを敢行。多い日は60本もこなした。「土台がしっかりして投球していてもぐらつきがなくなった」。トレーニングの成果でフォームに安定感が生まれ、圧倒的な成績を残せるようになった。4年春のリーグ戦は7勝(3完封)を挙げて防御率1.12。MVP、ベストナインに輝き、10季ぶりの優勝に貢献した。

全日本大学選手権では、近大との1回戦で146球を投げ抜いて完投。「あまり調子はよくなかったけど、抑えられたので自信になった。全国でも通用すると感じた」。岡山商大を19年ぶりの初戦突破へ導いたことで、プロ入りへの意識が一層強まった。

阪神はこの試合を佐野アマ統括スカウトら12人で視察。担当の山本スカウトは「体が大きいし、真っすぐは球速が出るというのもあるけど、力があるから魅力」と高い評価を与えていた。

近藤は周囲の高い期待に応え、今秋はさらに進化を見せている、秋季リーグ開幕戦・福山大戦では、それまでの自己最速を1キロ更新する153キロをマーク。ここまで3完封を挙げている。リーグ優勝もかかる環太平洋大との最終節は、リーグ通算30勝を狙う。

ドラフト前、最後の登板となる環太平洋大戦は、多くのスカウトが視察する見込みだ。「プロに指名していただければ、直球にこだわっていきたい。僕は技巧派にはなれない。直球でグイグイ押していきたい」。世代屈指の剛腕は自らのスタイルを貫いて、最後のアピールを狙う。



近藤君のスカウト評はこちら

近藤君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:07|この記事のURL│ │阪神 


ドラフトニュース検索