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甲子園中止決定的、ヤクルト・DeNA・ロッテなどの声

2020年05月16日

5/16、スポニチwebsiteより (source)
プロ各球団のスカウトも、夏の甲子園中止の見通しに困惑を隠せなかった。ヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクは「高校生の成長を測る指標がなくなると、我々の判断が難しくなる」と説明。視察機会が激減し「(ドラフト指名の)人数は例年並みの水準にしたいけど限度がある。今年の(候補)選手は不憫」と話した。

例年なら6月初旬に球団のスカウト会議を開催するが、今年は報告材料もなく予定はない。DeNAの河原隆一スカウティングディレクターも「練習試合を見た中で将来性を判断していくことになる」と語った。

伸びしろの見極めが困難な中で「今年は練習を見て成長を測ることになりそう」とロッテの松本尚樹球団本部長。楽天の後関昌彦スカウト部長は「高校生の部活動が再開し、私たちが視察できる環境が整ったら、可能な限り練習を見に行きたい」と今後の方針を示した。



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甲子園中止決定的、元巨人スカウト部長の声

5/16、スポーツ報知3面より
夏の甲子園が中止になればNPBのスカウトも苦境に陥る。プレーを直接チェックできないことでどのような影響が予想されるか、06年から16年まで巨人でスカウト部長を務めた山下哲治氏が語った。

夏の甲子園が中止になれば、影響は計り知れません。昨年までの映像はあるかもしれませんが、150キロ投げた、10三振を奪ったといってもボールの質が分からない。自分の目で見るのとはやはり違います。

私がスカウトの時は投手ならコントロール、野手なら足や肩などを重視していましたが、チェックするのはそれだけではありません。ガッツがあるか、野球が好きと感じられるか、取り組む姿勢や全力プレーをしているか。練習で華麗な動きができても、試合になったら気後れする選手もいる。

何より、昨年の冬と比較できないのが大きい。走り込んで体がひと回り大きくなったか、動きが力強くなったか。例年なら秋からどう成長しているか楽しみに春を迎えるのですが、その姿を見られないのは寂しいものです。

過去には春にBランクでも夏に特Aへ評価を上げた選手もいました。01年にドラフト1巡目で入団した姫路工の真田裕貴は、前年秋の時点で1位の評価ではありませんでしたが、ひと冬越えて頭角を現し、春にはAランク。さらに伸びしろを感じましたが、そういった成長も確認できません。

秋までに試合や練習を視察できるのか。指名人数は少なくなるか、成長を見てきた大学生、社会人を優先する可能性はあります。担当スカウト以外のチェックが難しければ、視察している担当の目を信じ、人脈や情報力がより求められるドラフトになるでしょう。



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内山壮真(星稜)、阪神スカウト高評価

2020年05月15日

5/15、デイリースポーツ4面「虎が追う」より

内山壮真(星稜高・捕手)
172cm・右投右打・動画

昨夏の甲子園で準優勝し、奥川と山瀬がプロ入りした星稜には、また新たな野球界のスター候補生が控えている。偉大な先輩の思いや伝統を受け継ぐのが、4番を打ち、主将で捕手でもある内山壮真(動画)だ。

「(昨年は)山瀬さんには一人でチームをまとめて引っ張ってもらっていました。(新チームになってから山瀬に)リーダーがしっかり引っ張らないとチームがついてこないぞ、と。苦しい時期でも逃げずに頑張れと言われました」

1年春からベンチ入りし、遊撃のレギュラーをつかみスーパー1年生とも称された。昨年の甲子園でも4番で出場。新チームになり、主将を任されただけでなく捕手にコンバートされた。中学3年時に捕手でプレーしていたため「好きなのはショートですが、おもしろいのはキャッチャー」と違和感はなく、山瀬からの助言も胸に成長を続けている。

星稜・林監督は「野球のセンスは状況判断だと思いますが、そこが素晴らしい。山瀬もそうかもしれないですが、星稜の歴史を見ても10年に一人の選手(捕手)」と称える。身長172センチと決して大きくはないが、昨夏の甲子園で2打席連続本塁打も記録するなど、高校通算30本塁打と長打力も兼ね備える。

神宮でプレーした昨秋の明治神宮大会の段階で、阪神・筒井スカウトは「心と体の芯の強さが魅力。小柄ですけど大きな力に加えて器用さも魅力の選手で、プレーを見ているとぶれない精神面も感じます。捕手として評価していますが、野手としても非常に楽しみなところが多い選手です」と高く評価。この年代ではトップクラスの潜在能力の持ち主だ。

「奥川さんも野球への思いとかが本当にすごかった方なので」。一足先にプロの世界に飛び込んだ二人の背中を追うように、自身を磨きぬいていく。



内山君の動画はこちら


draftkaigi at 06:51|この記事のURL│ │阪神 

オリックス、スカウトをまとめる牧田勝吾氏は今…

日刊スポーツwebsiteより (source)

2001オリックスドラフト11巡目 牧田勝吾
日本通運・内野手

逆境に屈しない人々が、球界を支えている。新型コロナウイルス感染拡大で球団フロントも普段通りに活動できない状況が続くが、その時間を再開後につなげようと奮闘中だ。オリックスの「コロナ禍にも負けずチームを支える人々」にスポットを当てる。前編は、スカウト陣をまとめる牧田勝吾編成部副部長(2001オリックス11巡目)

オリックスのスカウトの屋外活動は、4月6日から休止している。緊急事態宣言を受け、球団はスカウトの視察業務をストップ。例年ならドラフト候補を追いかけて担当地区を駆け回るスカウトたちも、自宅待機を続けている。1月1日に現職に就いた牧田編成部副部長は、自宅時間を使って読書に励んでいる。

▼牧田氏
「今の立場になって痛感したのが、言葉の大切さでした。自分の言葉の拙さで、うちのスカウトたちに伝えたつもりのことが相手に伝わっていない場合もある。それでは意味がないと思い、伝える力を身に付けようと本を読むことにしたんです」


脳科学とスピーチの専門書を1冊ずつ購入。大事と思う箇所に線を引き、時間をかけてこの1カ月でじっくり読み込んだ。真意を伝える、相手をその気にさせる表現力を学んだ。

今年は、昨年まで1軍打撃コーチだった下山真二スカウトや北京五輪ソフトボール金メダリストの乾絵美スカウトらが加わった。「球界初の女性スカウト」も交えた顔触れを強力な仕事人集団にして、5年連続Bクラスのチームを変える人材を獲得したい。

育成による強化を目指すオリックスは、昨秋ドラフトで育成8人を含む13人を指名。スカウトは手腕を発揮できる仕事場にいる。

▼牧田氏
「うちのみんなには、ほれた選手は全員取ろうと伝えています。チームを強くしたいですから。言葉には不思議な力がある。人をやる気にさせる。言葉をちゃんと使うことができたら、いろんなことを変えられる。視察ができるようになったら、移動時間はひたすら本を読みます」


読書による「言葉力」の向上で、「育成のオリックス」を支える。



下は2001ドラフトでオリックスが指名した選手です。牧田勝吾は11巡目指名入団。プロでの成績はこちら

オリックスの2001ドラフト指名選手
自由枠小川 裕介立命館大投手
自由枠平野 恵一東海大内野手
1巡目(指名権なし)
2巡目(指名権なし)
3巡目(指名権なし)
4巡目島脇 信也近江高投手
5巡目早川 大輔本田技研外野手
6巡目肥田 高志立命館大外野手
7巡目山本 拓司大産大投手
8巡目辻 竜太郎ヤマハ外野手
9巡目本柳 和也日本通運投手
10巡目後藤 光尊川崎製鉄千葉内野手
11巡目牧田 勝吾日本通運内野手
12巡目板倉 康弘東農大生産学部外野手
13巡目深谷 亮司河合楽器捕手
14巡目藤本 博史元阿部企業捕手
15巡目橋本 泰由箕島球友会投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 06:50|この記事のURL│ │オリックス 

週刊ベースボール厳選、2020ドラフト1位候補15人

2020年05月14日

週刊ベースボールは「2020ドラフト1位有力候補」と題して、以下の15人を挙げています(5月18日号より)

投手(13人)
高橋宏斗(中京大中京高)182cm右右
中森俊介(明石商高)181cm右左
伊藤大海(苫小牧駒大)176cm右左
宇田川優希(仙台大)184cm右右
早川隆久(早稲田大)179cm左左
木沢尚文(慶応大)182cm右右
入江大生(明治大)187cm右右
森博人(日本体育大)175cm右右
小野大夏(ホンダ)177cm右右
山本晃希(日本製鉄かずさマジック)183cm右右
佐々木健(NTT東日本)179cm左左
栗林良吏(トヨタ自動車)178cm右右
大江克哉(NTT西日本)177cm右右
内野手(1人)
佐藤輝明(近畿大)187cm右左
外野手(1人)
五十幡亮汰(中央大)172cm右左


draftkaigi at 09:40|この記事のURL│ │ドラフト展望 


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