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小川晃太朗(同志社大)始動、オリックスが視察

2020年01月20日

スポーツ報知websiteより  (source)

小川 晃太朗 (同志社大・外野手)
180cm・右投右打・動画

今秋ドラフト候補の同大・小川晃太朗外野手(動画)が19日、京都・京田辺市の同大グラウンドで始動した。小川は50メートル走5秒7の俊足が武器。昨年6月の大学日本代表選考合宿では、50メートル走、30メートル走、二盗すべてのタイムで1位となった大学球界屈指の「いだてん」だ。

今年は関西勢では、小川と近大・佐藤輝明内野手、立命大・栄枝裕貴捕手、野口智哉内野手の4人だけが、大学日本代表候補に選ばれた。「結果と内容が伴うような1年にしていきたい」と、目標を掲げた。

龍谷大平安高(京都)では、3年春の甲子園で4強入りした。同大では1年春からリーグ戦に出場し、2年秋と3年春にベストナインを受賞した。

脚力はプロのスカウトも注目しており、練習始めにオリックスが視察した。プロ入りか社会人に進むかは検討中で「レベルの高いステージでやりたい。長打力に欠けているし、(盗塁の)一歩目が遅いので改善していきたい」と、レベルアップを誓った。



小川君のバッティング動画はこちら


draftkaigi at 07:01|この記事のURL│ │オリックス 

将来プロに行けそうな金の卵が激減・・・

1/20、日刊ゲンダイ27面「小倉清一郎の鬼の秘伝書」より
強豪校は年末などに「冬の強化練習」を行うことが多い。日大三や東海大相模が有名だ。走りまくるメニューで鍛えるのだが、私はあまり好きではない。これで投手が140キロを投げられるようになったり、打者が本塁打を打てるようにはならないというのが持論だ。

効果は「これだけやったんだ」という気持ち、「我慢強さ」といったメンタル的なもの。大部分は指導者の自己満足に過ぎない。

私は横浜高時代から「冬だから」と地獄の練習を課したことはない。遠征費などを自分たちで稼ぐため、年末年始はアルバイトを推奨する高校が甲子園に出ることもある。「野球はカネがかかる」と親に敬遠される時代。こういう高校があっていいと思う。

冬は自分との戦いだ。90キロのバーベルを挙げられる者は、100キロがクリアできるよう努力する。これがヘッドスピード、打者の10メートルの飛距離アップにつながる。課題に自発的に取り組むことが、冬の正しい過ごし方といえる。

私は定期的に中学生も見ている。指導して3年の静岡裾野シニアは、2018年夏のリトルシニアの全国大会を制し、19年はジャイアンツカップ8強など全国屈指の強豪チームになってきた。松川監督やコーチ陣が熱心で、定期的に私に依頼がある。先週末の3連休も静岡へ向かった。

中学生の指導はヘトヘトになる。高校生と比べ、できる子とできない子の差が大きい。人数が多ければ一、二軍に振り分けることもある高校生とは違い、中学生の場合、基本的には平等に練習をさせるのが暗黙の決まり。たとえ外野手の送球が届かなくても、我慢強く見守る必要がある。

守備はキャッチボールから、内野のフォーメーション、中継プレーの正しい位置、一、二塁間へ飛んだ際の投手の一塁ベースカバー、ランダウンプレーなどを行った。

走塁はダブルタッチアップなど。捕手がはじいた際に一塁走者が二塁を狙う練習では「変化球がくるのを予測する。捕手がはじいてからじゃ遅い。捕手が取りにくいハーフバウンドなら、バウンドするかしないかの時に走っていい」と繰り返し言ったが、なかなか理解してもらえなかった。

外野の位置に、中継はここに入るんだとラインを引いたり、一塁走者のリードはここまでと線を引いたり・・・。基本的には高校生と同じことを教えるから難しいのだが、高校生を指導する際は1日4000歩くらいの歩数計が、中学生の時は8000歩になっていた。

サッカー、ラグビー、バスケットボール、テニスなど、運動能力の高い子が他のスポーツを選択している、と中学の指導者は嘆いている。全国屈指のチームでも、将来プロに行けそうな選手は見当たらない。野球人口の減少による高校野球のレベル低下は散々指摘しているが、中学生はさらに顕著な気がする。



上の記事は「松坂大輔の育ての親」として有名な小倉清一郎氏が書いたものです。下は同氏が横浜高の野球部部長に就任した1994年から退任するまで、同校からドラフト指名された選手。(大学・社会人経由も含む)

選手名指名年度とプロ入り後の成績
紀田 彰一1994横浜1位
斉藤 宜之1994巨人4位
多村 仁1994横浜4位
横山 道哉1995横浜3位
幕田 賢治1996中日3位
中野 栄一1996中日4位
高橋 光信1997中日6位
白坂 勝史1997中日7位
松坂 大輔1998西武1位
矢野 英司1998横浜2位
部坂 俊之1998阪神4位
小池 正晃1998横浜6位
丹波 幹雄1998ヤクルト8位
阿部 真宏2000近鉄4位
後藤 武敏2002西武自由枠
成瀬 善久2003ロッテ6巡目
小山 良男2004中日8巡目
涌井 秀章2004西武1巡目
石川 雄洋2004横浜6巡目
松井 光介2005(大・社)ヤクルト3巡目
佐藤 賢治2006(高校)ロッテ2巡目
福田 永将2006(高校)中日3巡目
円谷 英俊2006(大・社)巨人4巡目
高浜 卓也2007(高校)阪神1巡目
土屋 健二2008日本ハム4位
筒香 嘉智2009横浜1位
荒波 翔2010横浜3位
近藤 健介2011日本ハム4位
乙坂 智2011横浜5位
下水流 昂2012広島4位
田原 啓吾2012(育成)巨人1位
倉本 寿彦2014DeNA3位
浅間 大基2014日本ハム3位
高浜 祐仁2014日本ハム7位


神奈川県の高校からドラフト指名された選手一覧はこちら


draftkaigi at 07:00|この記事のURL│ │高校 

2020話題の新人、武岡龍世(ヤクルトドラフト6位)

2020年01月19日

1/19、スポーツニッポン6面より

2019ヤクルトドラフト6位 武岡龍世
八戸学院光星高・遊撃手・動画

巨人・坂本に憧れ続けた男がいよいよ同じ世界に入る。八戸学院光星出身の武岡(動画)「小4ぐらいの時、テレビで(試合を)見て、かっこいいなと。坂本さんのようになりたいと思って光星に行きました」と目を輝かせた。

高校の寮の部屋に徳島の自宅から持ち込んだ先輩のポスターを貼っていたほど。対戦を夢見て新人合同自主トレで基礎を磨いている。

武器は守備だ。光星の津田勇志コーチは高校時代に坂本の1学年後輩。坂本から教わった守備の極意を付きっきりで叩き込まれた。「(捕球に入るとき)左足をつく前に捕る方がいいと。その方が送球につながるし、メリットが多いと教わりました」。坂本イズムを実践してU18日本代表にも選出される選手にまで成長。プロの扉も開いた。

足もある。陸上部に所属した中学3年時、100メートル走で徳島県2位に輝いた。新人合同自主トレの30メートル走では新人6人で唯一の3秒台となる3秒96を記録した。高校通算23本塁打を放つなどパンチ力もあり、ドラフト5位・長岡(八千代松陰)と寮に隣接する室内練習場で夜間に自主練習を行い磨きを掛けている。

入寮の際は父・克明さんが運転する自家用車で母・みどりさんとともに徳島から14時間かけて埼玉にやってきた。高校時代、飲料など仕送りを受けており「迷惑ばかり掛けてきたので活躍した姿を見せたい」。契約金2200万円は両親に贈った。さらなる親孝行は1軍での活躍。その時、憧れの存在も同じフィールドに立っているはずだ。



武岡君のスカウト評はこちら

武岡君のバッティング動画はこちら


draftkaigi at 10:05|この記事のURL│ │ヤクルト 

プロ注目下手投げ・中川颯(立教大)、優勝に意欲

1/19、スポーツ報知7面より

中川 颯 (立教大・投手)
184cm・右投左打・動画

東京六大学リーグの立大が18日、異例の必勝祈願。チーム始動日となったこの日、溝口智成監督と約120人の部員が東京・池袋の池袋キャンパス内にある立教学院諸聖徒礼拝堂(チャペル)で、聖歌を歌うなどして17年春以来のリーグ優勝と同年以来の全日本大学選手権制覇を神に誓った。

神聖なチャペルに、野太い「アーメン」の声が響いた。ミッション系大学らしい必勝祈願は、指揮官の発案で行われたもので13年12月の就任以来初の試み。

「昨年までは授業があったりして始動日に全員がそろう機会がなく、必勝祈願ができなかった。神社でやること自体に問題はないけど、どうせやるならチャペルで、ということです。この儀式をきっかけに、チームが一つになるきっかけになれば」と説明した。

春秋のリーグ戦期間中にも、ナインはチャペルで礼拝するというが、基本的にはグラウンドがある新座キャンパス内で行っている。池袋のチャペルにそろって足を踏み入れるのは、17年に大学日本一の報告をして以来だ。

当時のVメンバーで、プロ注目のサブマリン右腕・中川颯(動画)「縁起のいいところからスタートして、またここに優勝の報告に来られるように頑張ります」と誓いを立てた。



中川君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 10:00|この記事のURL│ │大学 

木沢尚文&佐藤宏樹(慶応大)、ドラフト1位でプロへ

1/19、デイリースポーツ4面より
東京六大学野球リーグの慶大が18日、横浜市の同大学グラウンドで始動した。150キロ超コンビの右腕・木沢尚文投手(動画)左腕・佐藤宏樹投手(動画)は、ともに故障などで昨秋の大学日本一に貢献できなかった悔しさをバネに目標のプロ入りを目指す。

木沢は空振りが取れる直球をテーマにフォームを再確認中だ。3月に神奈川・平塚で行われる侍ジャパン大学代表候補合宿にもメンバー入りし、「どこまで世代トップの選手に通用するか」と心待ちにした。

佐藤は帰省中も十分に体を動かした。母校の大館鳳鳴にも顔を出し、打撃投手などで実戦感覚を養った。「(ドラフト)1位で指名されたい。低い目標設定でうまくいったことがないので」と力を込めた。



木沢君のピッチング動画はこちら

佐藤君のピッチング動画はこちら



draftkaigi at 07:02|この記事のURL│ │大学 


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