谷川刀麻(近大)、複数球団から調査書
2019年09月22日
サンスポwebsiteより (source)
関西学生野球秋季リーグは21日、大阪・南港中央球場で第4節1回戦が行われ、近大は京大を6-5で下し、先勝した。プロ注目の4番・谷川刀麻外野手(動画)が九回の決勝適時二塁打を含めた4安打2打点の活躍で勝利に貢献した。
近大は終盤、京大に2度追いつかれたが、最後は主将・谷川が右越え適時二塁打を放って試合を決めた。「こういうところで負けてしまうとチームの士気も下がる。主将として自分が示しをつけられたのでよかった」。ドラフト会議に向けて複数球団から調査書が届いており、アピールのシーズンだが「深く考えず、チームが勝てばいい」と先を見すえた。
(9月21日 関西学生野球 近畿大 6-5 京都大)
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谷川 刀麻 (近畿大・外野手兼投手) 176cm・右投左打・動画 |
関西学生野球秋季リーグは21日、大阪・南港中央球場で第4節1回戦が行われ、近大は京大を6-5で下し、先勝した。プロ注目の4番・谷川刀麻外野手(動画)が九回の決勝適時二塁打を含めた4安打2打点の活躍で勝利に貢献した。
近大は終盤、京大に2度追いつかれたが、最後は主将・谷川が右越え適時二塁打を放って試合を決めた。「こういうところで負けてしまうとチームの士気も下がる。主将として自分が示しをつけられたのでよかった」。ドラフト会議に向けて複数球団から調査書が届いており、アピールのシーズンだが「深く考えず、チームが勝てばいい」と先を見すえた。
(9月21日 関西学生野球 近畿大 6-5 京都大)
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横田慎太郎(阪神)、現役引退を表明
9/22、スポーツニッポン1面より
どれだけ重く、苦しい決断だったか。阪神・横田慎太郎外野手(2013ドラフト2位)が野球をやめる。6年間、泥だらけにしてきたユニホームを脱ぐ時が来てしまった。
高卒4年目だった17年2月。1軍メンバーに名を連ねた沖縄春季キャンプ中に頭痛の症状を訴え、脳腫瘍が判明。半年の闘病生活を経て、8月下旬には症状が消え安定した状態となる「寛解」と診断され、9月3日に虎風荘に戻り、リハビリを開始した。
育成契約で再起を期した18年の春季キャンプで屋外フリー打撃を再開。守備でシートノックに入り、ホームでの公式戦ではベンチ入りして仲間に声援を送るなど、実戦出場へ向けて着実にステップを踏んできた。
「背番号24を取り戻す」。胸に刻んできた言葉だ。地元・鹿児島では、見知らぬ人から声をかけられることも増えた。「試合に出て恩返ししたい」。誰かのために、という思いは日々強くなった。一方で、走攻守で試合出場できる状態にはいまだに至っておらず、今季もここまで公式戦出場はない。来季へ目を向けた時、心身ともに限界を感じ、自ら区切りをつけた。
ポテンシャルの塊と言えるその体躯に誰もが夢を見た。入団3年目の16年。春季キャンプから実戦で圧倒的な結果を残して就任1年目だった金本監督の目に留まり、開幕スタメンを奪取した。3月25日の開幕戦でプロ初盗塁、同2戦目にはプロ初安打もマークするなど、1軍で38試合に出場し存在感を示した。
「もう一度、甲子園で暴れ回る」。その時のために本拠地での登場曲は昨年から、ゆずの「栄光の架け橋」に変更。大切な1曲だった。「入院中、抗がん剤、放射線治療の影響で今までできていたことができなくなった。自力で立ち上がれなかったり、目の前にあるものが取れなくなったり…」。心が折れかけた中で、背中を押してくれた歌だった。
「本当に力をもらった曲。この曲で打席に向かいたいんです」。鳴尾浜の室内練習場にバットと小型スピーカーを持って向かうことが当たり前になった。「曲を流してイメージしてます」。聖地へとつながる「架け橋」をただ信じて、懸命にバットを振り続けた。
球団は、セカンドキャリアに関してもサポートする考えで、本人の意思を尊重し今後の進路は決まる。ファンに最後の別れを告げる引退セレモニーも検討している。振り返れば、すべてを出し切ったと思える6年。数え切れない夢を背負ったまま、横田は、野球をやめる。
下は2013ドラフトで阪神が指名した選手です。2位指名・横田慎太郎のスカウト評はこちら
2013阪神ドラフト2位 横田慎太郎 鹿児島実高・外野手 |
どれだけ重く、苦しい決断だったか。阪神・横田慎太郎外野手(2013ドラフト2位)が野球をやめる。6年間、泥だらけにしてきたユニホームを脱ぐ時が来てしまった。
高卒4年目だった17年2月。1軍メンバーに名を連ねた沖縄春季キャンプ中に頭痛の症状を訴え、脳腫瘍が判明。半年の闘病生活を経て、8月下旬には症状が消え安定した状態となる「寛解」と診断され、9月3日に虎風荘に戻り、リハビリを開始した。
育成契約で再起を期した18年の春季キャンプで屋外フリー打撃を再開。守備でシートノックに入り、ホームでの公式戦ではベンチ入りして仲間に声援を送るなど、実戦出場へ向けて着実にステップを踏んできた。
「背番号24を取り戻す」。胸に刻んできた言葉だ。地元・鹿児島では、見知らぬ人から声をかけられることも増えた。「試合に出て恩返ししたい」。誰かのために、という思いは日々強くなった。一方で、走攻守で試合出場できる状態にはいまだに至っておらず、今季もここまで公式戦出場はない。来季へ目を向けた時、心身ともに限界を感じ、自ら区切りをつけた。
ポテンシャルの塊と言えるその体躯に誰もが夢を見た。入団3年目の16年。春季キャンプから実戦で圧倒的な結果を残して就任1年目だった金本監督の目に留まり、開幕スタメンを奪取した。3月25日の開幕戦でプロ初盗塁、同2戦目にはプロ初安打もマークするなど、1軍で38試合に出場し存在感を示した。
「もう一度、甲子園で暴れ回る」。その時のために本拠地での登場曲は昨年から、ゆずの「栄光の架け橋」に変更。大切な1曲だった。「入院中、抗がん剤、放射線治療の影響で今までできていたことができなくなった。自力で立ち上がれなかったり、目の前にあるものが取れなくなったり…」。心が折れかけた中で、背中を押してくれた歌だった。
「本当に力をもらった曲。この曲で打席に向かいたいんです」。鳴尾浜の室内練習場にバットと小型スピーカーを持って向かうことが当たり前になった。「曲を流してイメージしてます」。聖地へとつながる「架け橋」をただ信じて、懸命にバットを振り続けた。
球団は、セカンドキャリアに関してもサポートする考えで、本人の意思を尊重し今後の進路は決まる。ファンに最後の別れを告げる引退セレモニーも検討している。振り返れば、すべてを出し切ったと思える6年。数え切れない夢を背負ったまま、横田は、野球をやめる。
下は2013ドラフトで阪神が指名した選手です。2位指名・横田慎太郎のスカウト評はこちら
阪神の2013ドラフト指名選手 | |||
1位 | 岩貞 祐太 | 横浜商大 | 投手 |
2位 | 横田 慎太郎 | 鹿児島実高 | 外野手 |
3位 | 陽川 尚将 | 東京農大 | 内野手 |
4位 | 梅野 隆太郎 | 福岡大 | 捕手 |
5位 | 山本 翔也 | 王子 | 投手 |
6位 | 岩崎 優 | 国士舘大 | 投手 |
★プロ入り後の成績 |
福島滉貴(立命大)故障から復活、「プロの評価を…」
2019年09月21日
9/21、スポーツニッポン8面より
今秋ドラフトに向け、最速156キロを誇る立命大の福島滉貴投手(動画)が、きょう21日の関学大戦からベンチ入りし、2年秋以来のリーグ戦復帰を果たすことが決まった。
2年春の関大戦で自己最速156キロをマーク。だが、その後は右肘痛に苦しみ、約1年半、実戦から遠ざかった。今月14日のオープン戦では1回2失点も146キロを計測。後藤監督も「プロの評価受けられるかどうか、実戦で試します」とベンチ入りを決断した。
福島は「156キロを出した時に比べたら(状態は7割5分くらい。リーグ戦で登板機会があれば、最高の投球ができるように準備していく」と意気込んだ。
福島 滉貴 (立命館大・投手) 172cm・右投右打・動画 |
今秋ドラフトに向け、最速156キロを誇る立命大の福島滉貴投手(動画)が、きょう21日の関学大戦からベンチ入りし、2年秋以来のリーグ戦復帰を果たすことが決まった。
2年春の関大戦で自己最速156キロをマーク。だが、その後は右肘痛に苦しみ、約1年半、実戦から遠ざかった。今月14日のオープン戦では1回2失点も146キロを計測。後藤監督も「プロの評価受けられるかどうか、実戦で試します」とベンチ入りを決断した。
福島は「156キロを出した時に比べたら(状態は7割5分くらい。リーグ戦で登板機会があれば、最高の投球ができるように準備していく」と意気込んだ。
ヤクルト、高津臣吾が新監督に内定
9/21、日刊スポーツ6面より
ヤクルト次期監督の最有力候補だった高津臣吾2軍監督(1990ドラフト3位)の監督就任が内定し、来季の組閣に向けた準備に着手していることが明らかになった。
20日、取材に応じた衣笠剛球団社長兼オーナー代行は「正式な就任要請は、まだしていない」と前置きをした上で「コーチは、新監督がスムーズに(指揮が)できるようにと思っている。新監督を中心に、組閣に動いています」と明かした。
すでに、高津2軍監督と伊東編成部長ら首脳陣の間で組閣案はできている模様。衣笠社長は「もう他の球団の人事も動いている時期なので」と話し、再起をはかる来季に向けてのコーチ人事を迅速に進める姿勢を示した。チームは最下位が確定。低迷の責任を取り、小川監督と宮本ヘッドコーチの辞任は決定している。
下は1990ドラフト会議でヤクルトが指名した選手です。高津臣吾は3位指名入団。プロでの成績はこちら
1990ヤクルトドラフト3位 高津臣吾 亜細亜大・投手 |
ヤクルト次期監督の最有力候補だった高津臣吾2軍監督(1990ドラフト3位)の監督就任が内定し、来季の組閣に向けた準備に着手していることが明らかになった。
20日、取材に応じた衣笠剛球団社長兼オーナー代行は「正式な就任要請は、まだしていない」と前置きをした上で「コーチは、新監督がスムーズに(指揮が)できるようにと思っている。新監督を中心に、組閣に動いています」と明かした。
すでに、高津2軍監督と伊東編成部長ら首脳陣の間で組閣案はできている模様。衣笠社長は「もう他の球団の人事も動いている時期なので」と話し、再起をはかる来季に向けてのコーチ人事を迅速に進める姿勢を示した。チームは最下位が確定。低迷の責任を取り、小川監督と宮本ヘッドコーチの辞任は決定している。
下は1990ドラフト会議でヤクルトが指名した選手です。高津臣吾は3位指名入団。プロでの成績はこちら
ヤクルトの1990ドラフト指名選手 | |||
1位 | 岡林 洋一 | 専修大 | 投手 |
2位 | 小坂 勝仁 | 東北福祉大 | 投手 |
3位 | 高津 臣吾 | 亜細亜大 | 投手 |
4位 | 新井 潔 | 本田技研 | 内野手 |
5位 | 原 英史 | 堀越高 | 外野手 |
6位 | 伊林 厚志 | 旭川龍谷高 | 投手 |
★プロ入り後の成績★ |
阪神、大西広樹(大商大)を上位候補にリストアップ
9/21、日刊スポーツ6面より
阪神は、日米通算102勝右腕で今季限りでの現役引退を表明したメッセンジャーが絶賛していた大学生右腕をターゲットに定める。大商大・大西(動画)が今秋ドラフト上位候補にリスト入りしていることが判明した。
すでに鮮やかな“お披露目マウンド”を済ませている。今年3月15日、阪神2軍と大商大のプロアマ交流戦に先発登板。北條、陽川らから4三振を奪うなど、5回を内野安打2本に抑えた。若虎を無失点に抑えた力投に、先発していたメッセンジャーもびっくり。「スピードを変えたり変化球を交ぜて、阪神打線を抑えていた。すごくいい仕事をしていたね」と手放しで褒めた。
大西は力強い腕の振りから投げ込む最速148キロの直球と、変化球も交えた制球力が武器だ。阪神2軍相手に好投した直後の3月30日も、オリックス2軍とのプロアマ交流戦に先発。ソロ本塁打を浴びたが12三振を奪う快投で7回5安打1失点。プロの打者相手に好アピールを続けた。
球団関係者も「コントロールもまとまっているし、変化球もいい」と説明。プロでも通用する見立てで、評価を高めた。
マウンドで見せる負けん気の強さと熱いハートも魅力だ。関西6大学リーグでは5度の優勝を経験し、最優秀投手賞には4度選出。優勝をかけた一戦など大事な試合を任されることも多く完投能力も高い。17年の全国大学選手権に出場してから、4度の全国大会も経験。大舞台での勝負強さを発揮するのもプロ向きだ。
阪神は1位の有力候補として、今夏の甲子園で準優勝に導いた星稜・奥川恭伸投手(動画)を位置づける。また、最速163キロの大船渡・佐々木朗希投手(動画)も候補だ。そんななか、メッセンジャー氏に褒められ、奈良出身と地元関西の好投手も堂々と上位候補に名を連ねている。
大西君のスカウト評はこちら
大西君のピッチング動画はこちら
大西 広樹 (大阪商業大・投手) 176cm・右投右打・動画 |
阪神は、日米通算102勝右腕で今季限りでの現役引退を表明したメッセンジャーが絶賛していた大学生右腕をターゲットに定める。大商大・大西(動画)が今秋ドラフト上位候補にリスト入りしていることが判明した。
すでに鮮やかな“お披露目マウンド”を済ませている。今年3月15日、阪神2軍と大商大のプロアマ交流戦に先発登板。北條、陽川らから4三振を奪うなど、5回を内野安打2本に抑えた。若虎を無失点に抑えた力投に、先発していたメッセンジャーもびっくり。「スピードを変えたり変化球を交ぜて、阪神打線を抑えていた。すごくいい仕事をしていたね」と手放しで褒めた。
大西は力強い腕の振りから投げ込む最速148キロの直球と、変化球も交えた制球力が武器だ。阪神2軍相手に好投した直後の3月30日も、オリックス2軍とのプロアマ交流戦に先発。ソロ本塁打を浴びたが12三振を奪う快投で7回5安打1失点。プロの打者相手に好アピールを続けた。
球団関係者も「コントロールもまとまっているし、変化球もいい」と説明。プロでも通用する見立てで、評価を高めた。
マウンドで見せる負けん気の強さと熱いハートも魅力だ。関西6大学リーグでは5度の優勝を経験し、最優秀投手賞には4度選出。優勝をかけた一戦など大事な試合を任されることも多く完投能力も高い。17年の全国大学選手権に出場してから、4度の全国大会も経験。大舞台での勝負強さを発揮するのもプロ向きだ。
阪神は1位の有力候補として、今夏の甲子園で準優勝に導いた星稜・奥川恭伸投手(動画)を位置づける。また、最速163キロの大船渡・佐々木朗希投手(動画)も候補だ。そんななか、メッセンジャー氏に褒められ、奈良出身と地元関西の好投手も堂々と上位候補に名を連ねている。
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