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指名漏れの伊藤弘夢、DeNA入団めざし野球浪人へ

2017年01月01日

スポニチwebsiteより (source)

伊藤 弘夢 (愛知学泉大・外野手)
175cm・左投左打・動画

ドラフトから約2カ月、愛知学泉大・伊藤弘夢外野手は12月20日にあった忘年会で明大・柳裕也投手と再会した。就職浪人してプロ入りを目指す伊藤にとって、中日ドラフト1位右腕の存在は何よりの刺激になっている。「柳からプロでもう一度、対戦しようと言ってもらいました」

08年、名古屋の野球少年だった伊藤は、横浜ベイスターズの鈴木尚典外野手(現DeNA球団職員)にサインをもらい、その時の対応に感激して大ファンになった。09年3月には横浜スタジアムへ引退試合を見に行き、自らが座った右翼席のすぐ近くに鈴木さんの本塁打が飛び込むという偶然を目の当たりにした。

そこから破天荒な野球人生が始まった。自分は鈴木尚典さんになる・・・。周囲からの反対を押し切って鈴木さんの出身校である横浜高へ進学し、1年春からベンチ入りを果たした。

しかし、最大の目標が「甲子園出場」ではなく「ベイスターズに入ること」という風変わりな高校生は周囲に受け入れられず、すぐに退部。自身と同じく地方の宮崎から出てきていた柳とは、一緒に練習することもなくなった。

夢をあきらめかけた伊藤に手を差し伸べてくれたのが、他ならぬ野球部の渡辺元智監督だった。部の練習が終わった後、夜中に室内練習場での打撃練習につきあってくれた。

周囲の説得もあり2年冬から部員として復帰すると、11月の練習試合では1年半近いブランクをものともせず11打数8安打。3年春の選抜で背番号13を与えられた。1回戦の高知戦では代打で適時二塁打。「エースとして頑張る柳のためにも1本打ちたかった」と当時を振り返る。

再会は16年の夏。8月9日に明大のキャンプ地・長野県で行われた練習試合だった。5番・右翼で出場した伊藤は先制二塁打を含む3安打3打点と奮起し、登板予定のなかった柳を一時的にブルペンへ向かわせた。結局、2人の対戦はなく、チームも控えメンバー主体の明大に4-13と大敗したが、ドラフトに向けて頑張ろうと決意を新たにしていた。

しかし、現実は厳しく2球団競合で1位指名を受けた右腕と明暗を分けた。進路に社会人やクラブチーム、独立リーグ入りを勧める声もあったが、大学進学後に渡辺監督を通じてプレゼントされていた鈴木尚典さんのバットで素振りをして迷いが消えた。

「やっぱりベイスターズに行きたい・・・」。社会人チームに所属すれば、プロ入り解禁は早くても2年後になる。そこで、名古屋市の「バッティングららら港店」でアルバイトをしながら、来年の入団テストを受験する道を選んだ

「周りから無理だと言われたことを、僕は実現してきました。ベイスターズ入りも必ず叶えて見せます」。
目標が難しいことは十分に承知している。それでも、多数のプロ野球選手を輩出してき横浜高が、夢を後押しするかのように縁を取り持ってくれていることに感謝する。柳との再会も、その一つだ。

16年夏限りで勇退した渡辺監督が、ことあるごとに贈ってくれた直筆の色紙も心の支えになっている。一番、好きな言葉は「夢のない人生に運命はない」。先にプロ入りを叶えた柳に、ボールを投げてもらえる日を夢見て、伊藤はきょうもバットを振る。


伊藤君のバッティング動画をお持ちの方、ユーチューブにアップお願いします。


下は社会人・野手の主なドラフト候補です。

2017社会人のドラフト候補 <捕手>
岸田行倫(大阪ガス) スカウト評
2017社会人のドラフト候補 <内野手>
前野幹博(ヤマハ) スカウト評
北村祥治(トヨタ自動車) スカウト評
2017社会人のドラフト候補 <外野手>
菅野剛士(日立製作所) スカウト評
藤岡裕大(トヨタ自動車) スカウト評


draftkaigi at 07:00|この記事のURL│ │横浜DeNA 

巽真悟(ソフトバンク戦力外)、人材派遣業界で再出発

2016年12月31日

12/31、西日本スポーツ2面より

2008ソフトバンクドラフト1位 巽真悟
近畿大・投手・22歳

福岡ソフトバンクは来季、5球団競合のドラフト1位・田中正義投手ら4人のルーキーを迎える。一方で退団する選手もいる。戦力外通告を受けた2009年ドラフト1位入団の投手、巽真悟氏は12球団合同トライアウトに参加した上で、今季限りでの現役引退を決断した。

戦力外を機に周囲の支えを痛感。来年1月に人材派遣業のエイジェック(東京・新宿)入社予定「誰かのために働きたい」と志す。

後輩投手の昇格を横目に夏が過ぎ、プロ8年目を未昇格で終えた。覚悟していた戦力外。ドラフト翌日、巽氏は球団事務所へ呼び出しの電話を受けた。「悲観的でもなかったんです。来たか、と」。今季後半の投球に手応えはあった。実際、12球団合同トライアウトで参加選手最速の148キロ。もっとも1週間、10日・・・待てども連絡はない。

プロ2年目に開幕ローテ入り。近年は中継ぎに活路を見いだし、もがいていた。周囲の声の大半は「どこに行っても野球を続けて」「野球から離れて社会に出るのもいい」と言う人は少数だった。ソフトバンクから示されたのは関連会社での販売や、球団職員の道。

そんな折、師事したメンタルトレーナーから企業を紹介される。来年ルートインBCリーグに参入する栃木の親会社でもあった。「一から勉強したらいい」と言ってもらった。何より「誰かの役に立ちたいと思った」。

アマ時代の指導者に、独立リーグや社会人野球の道を探ってくれた人がいた。ヤクルト入りとする一部報道を受け、知人を通じ、ヤクルトの編成に確認した人もいた。「自分のために動いてくれる人のありがたみ。クビになって、やっと分かったんです」

プロ一番の思い出が重なった。昨季のプロ初勝利ではなく数年前。2軍降格が決まり、各コーチにあいさつして回ったときだ。鳥越内野守備走塁コーチから、ふと「おまえのいいところ、一個だけ教えてやる」と言われた。「選手サロンから出るとき、中に向かってあいさつしてるのは、おまえぐらいや」。涙をこらえた。「そんなとこまで見てもらってるんや・・・」。気づかなかった視線だった。

業務は総合職。面接から新規事業の開拓まで多岐にわたる。オフィスは丸の内ながら、ロッテ本拠地ZOZOマリンのほか、プロのサッカー、バスケットボールの試合会場を訪れることもある。同社のプロ野球選手セカンドキャリア支援、第1号という。

「僕がモデルケースになるから責任重大なんです」。年明け早々、福岡市内の自宅から東京へ。「関西から福岡に来たときより不安です」と苦笑した。30歳の大卒新人が行く。




下は2008ドラフトでソフトバンクが指名した選手です。巽真悟は1位指名入団。プロでの成績はこちら

ソフトバンクの2008ドラフト指名選手
×大田 泰示  
1位巽 真悟近畿大投手
2位立岡 宗一郎鎮西高内野手
3位近田 怜王報徳学園高投手
4位有馬 翔日南学園高投手
5位摂津 正JR東日本東北投手
6位金 無英四国九州IL福岡投手
7位鈴木 駿也山形中央高投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 10:20|この記事のURL│ │戦力外通告 

金子圭輔(ソフトバンク戦力外)、第2の人生は球団広報

12/31、西日本スポーツ2面より

2003ダイエードラフト6巡目 金子圭輔
志学館高・内野手・18歳

ユニホームをスーツに着替えるのは、金子圭輔(2003ダイエー6巡目)も同じだ。来年から球団職員となり、広報の業務に携わる。「広報の方に何度もお世話になった。練習時間が限られている選手たちが動きやすいように、僕がサポートできれば」と意気込んだ。

2004年にドラフト6位で入団。俊足や堅実な守備を買われたスーパーサブ。プロ13年間は1軍で10試合に出場したが、オフに戦力外通告を受けた。「どこか取ってくれると期待したわけではなく、自分の中で区切りにしたかった」。11月に行われた12球団合同トライアウトに参加し5打数1安打。球団に現役引退を伝えると、球団職員の打診を受け、決断した。

プロでの思い出として2014年10月2日のオリックス戦、リーグ優勝を決めた松田のサヨナラ打を挙げた。かつて所属したチームを沈めた一打。「初めて、優勝の場に居合わせることができたんです」。自分のプレーではなかった。「自分のことは、ミスして迷惑をかけた記憶の方が強いから」。

痛い思いも味わい、人の気持ちが分かる。グラブを置き、ホークスナインの魅力をファンに伝えていく。




下は2003ドラフトでダイエー(現ソフトバンク)が指名した選手です。金子圭輔は6巡目で指名され入団。プロでの成績はこちら

ダイエーの2003ドラフト指名選手
自由枠馬原 孝浩九州共立大投手
自由枠(行使せず)
1巡目(指名権なし)
2巡目城所 龍麿岐阜中京高外野手
3巡目(指名権なし)
4巡目明石 健志山梨学院大付高内野手
5巡目榎本 敏孝西淀川高投手
6巡目金子 圭輔志学館高内野手
7巡目三瀬 幸司NTT西日本中国投手
8巡目竹岡 和宏元中山野球クラブ投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 10:17|この記事のURL│ │戦力外通告 

増田珠(横浜)、ロッテ注目「十分候補になる」

12/31、日刊スポーツ6面より

増田珠 (横浜高・外野手)
178cm・右投右打・動画

横浜・増田珠外野手(動画)は、1年から主軸を任される横浜の長距離砲だ。ケガに泣きながら通算20本塁打を放ち、3番として今夏甲子園出場の原動力になった。「この冬は体を大きくすること」と4キロ増の85キロを目指す。

ロッテ・永野チーフスカウトは「打撃がいいし肩もある。十分候補になる」と注目。楽天1位の藤平尚真投手に続くプロ入りを目指す。




増田君のバッティング動画はこちら


下は高校生・野手の主なドラフト候補です。

2017高校生のドラフト候補 <捕手>
篠原翔太(報徳学園) スカウト評
古賀悠斗(福岡大大濠) スカウト評
村上宗隆(九州学院) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <内野手>
峯村貴希(木更津総合) スカウト評
清宮幸太郎(早稲田実) スカウト評
綱島龍生(糸魚川白嶺) スカウト評
安田尚憲(履正社) スカウト評
太田英毅(智弁学園) スカウト評
嶋谷将平(宇部鴻城) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <外野手>
西川愛也(花咲徳栄) スカウト評
増田珠(横浜) スカウト評
岡田悠希(龍谷大平安) スカウト評


draftkaigi at 08:55|この記事のURL│ │ロッテ 

中日の来秋ドラ1は清宮幸太郎(早実)、「競合しても」

12/31、中日スポーツ1面より

清宮 幸太郎 (早稲田実・一塁手)
184cm・右投左打・動画

恋人が清宮なら、来年のことを話しても鬼は笑わない。来秋ドラフト戦略の骨格である、1位候補の最上位が固まった。ターゲットは高校球界ナンバーワンスラッガー。早実・清宮(動画)に競合覚悟で挑む。

「ナゴヤドームで30発打てる素材だと思います。バッティングを見た印象では、(日本ハム)中田以来の衝撃を受けた。指名すれば競合になるでしょうけど、それでも指名したくなる選手。何より、ファンがナゴヤドームに行きたくなる選手だと思っています」。中田スカウト部長は、こう力説した。

甲子園を湧かせたプレーヤーとの比較はどうか。「清原、松井とはタイプが違う。三者三様やね。清宮はストライクを確実にとらえる能力が高い」という。

清原はパワーと技術を兼ね備えていた。松井は圧倒的なパワーの持ち主。身長184センチ、体重100キロの清宮は「パワーはもちろん、どっしりとした下半身があって、選球眼がいい。ボール球を振らない。空振りが少ないね」と評価。好球必打。目を見張る技術があるという。

中田との比較では「スイングの柔らかさは清宮の方が上やろうね」と断言した。正津スカウトを担当として置くことも決まっており、年明けの始動から張り付く。出場が確実視されている来春のセンバツも、もちろん徹底マークする方針だ。

清宮の交渉権を獲得できれば、ファンの心も踊るのは間違いない。東京北砂リトルでリトルリーグ世界選手権優勝、調布シニアでは全国V、早実では1年夏から甲子園に出場するエリート。名将としてラグビー界で知られる父・克幸さん以上の知名度をもつ。

すでに阪神やDeNA、日本ハムなどが指名に前向きな言動を発している。競合確実。それでも実力にスター性を兼ね備えた逸材の争奪戦から、リスク回避という理由だけで降りるわけにはいかない。

「あとは、彼がプロ志望届けを出すかどうかです」。今後のスカウト会議で話し合いが進められていくが、常に清宮の動向が議題の中心になる。早実の星、高校球界の宝。竜のスカウトが総力を結集し、清宮を追う。



清宮君のバッティング動画はこちら

清宮君のスカウト評はこちら



下は高校生・野手の主なドラフト候補です。

2017高校生のドラフト候補 <捕手>
篠原翔太(報徳学園) スカウト評
古賀悠斗(福岡大大濠) スカウト評
村上宗隆(九州学院) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <内野手>
峯村貴希(木更津総合) スカウト評
清宮幸太郎(早稲田実) スカウト評
綱島龍生(糸魚川白嶺) スカウト評
安田尚憲(履正社) スカウト評
太田英毅(智弁学園) スカウト評
嶋谷将平(宇部鴻城) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <外野手>
西川愛也(花咲徳栄) スカウト評
増田珠(横浜) スカウト評
岡田悠希(龍谷大平安) スカウト評


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