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菊田拡和(常総学院)43号本塁打、巨人が高評価

2019年05月13日

日刊スポーツwebsiteより (source)

菊田 拡和 (常総学院高・三塁手兼外野手)
182cm・右投右打・動画

「常総のバレンティン」が勢いに乗ってきた。常総学院のスラッガー菊田拡和外野手(動画)が12日、横浜(神奈川)との練習試合で高校通算43号をかっ飛ばした。

第1試合に専大松戸(千葉)のサイド右腕・横山陸人投手から2安打し、迎えた第2試合の初回1死二塁。カウント2-2と追い込まれながら、横浜の右腕・木下幹也投手の外角高め140キロ速球を、右中間最深部へ放り込んだ。球界に希少な右打ちの強打者候補は「うまく運べました」と決勝2ランを満足そうに振り返った。

この1月、佐々木力監督が意外な事実を明かした。「常総で本塁打を40本以上打った選手、いないんですよ。だからもし菊田が40発打ったら史上初です」。その時点で通算31本塁打だった菊田は、シーズンインの3月以降、すでに12発と絶好調。あっさりと「40」をクリアしていた。

肉体強化はもちろん、オフはプロ野球選手の動画を眺めることを増やした。「落ちる球に弱かったので、動画も参考に、軸足に体重をしっかり乗せて打つことを意識するようにしました」。特に心酔する西武山川の動画は、試合前には必ず再生する。第1試合では難しい変化球を片手でさばいてヒットにするなど、対応力の高さも示した。

この日は常総学院、横浜、専大松戸の関東強豪3校による練習試合。千葉県内のグラウンドには、プロ6球団16人のスカウトが詰めかけた。「難しい球もしっかり前でさばけるし、あそこまで飛ばせるのは魅力的」と話すのは巨人・内田スカウト。多くのスカウトが、スイングスピード165キロという強烈な振りを、映像に収めていた。

(5月12日 練習試合 常総学院 2-1 横浜)



菊田君のバッティング動画はこちら

draftkaigi at 07:01|この記事のURL│ │巨人 

横山陸人(専大松戸)、ロッテ「一冬越えて成長」

日刊スポーツwebsiteより (source)

横山 陸人 (専大松戸高・投手)
178cm・右投右打・動画

春季関東大会に出場する専大松戸が順調な仕上がりを見せた。成長著しいサイドスローの本格派右腕・横山陸人投手(動画)が好投し、常総学院の強力打線を5回2失点に封じた。秋には135キロ前後だった速球が、春に140キロを超えてきた。

この日も142キロをマーク。持丸修一監督も「ようやく勝負できるボールが来るようになった」と期待をかける。横山は「常総打線はみんな振りが鋭く、緊張感があった」と振り返りながら、140キロを超える速球に変化球も織り交ぜ、三振も5つ奪った。

視察したロッテ・榎スカウトは「千葉県大会では144キロも出た。ひと冬越えて、力強いボールが来るようになっている」と成長を評価した。

東京・上一色中時代は軟式でプレーし、全国大会準優勝に輝いた。決勝の相手は石川・宇ノ気中。相手エースの奥川恭伸投手は星稜(石川)に進学し、いまや高校球界を代表する投手になった。「ピンチでも落ち着いていて、切るところを切られるすごい投手」という奥川に負けぬよう鍛錬し、まずは春季関東大会出場を決めた。

「強い相手も多い。今日と同じように内角を使いながら、幅広く攻めていきたい」と意気込んでいた。

(5月12日 練習試合 専大松戸 5-2 常総学院)



横山君のピッチング動画はこちら

draftkaigi at 07:00|この記事のURL│ │ロッテ 

森下暢仁(明治大)、広島スカウト高評価

2019年05月12日

5/12、スポーツ報知4面より

森下 暢仁 (明治大・投手)
180cm・右投右打・動画

令和初登板で明大・森下(動画)が三振の山を築き、10回6安打の初完封を遂げた。9回18Kは早大・和田毅らに並ぶ3位タイ。延長ながら20奪三振の完封はリーグ史上初だ。「あまり記憶がない。早く点を取れ、と思っていた」。添田のサヨナラ打に、ほっと息を吐いた。

本調子には遠かった。初回先頭から4者連続空振り三振。しかし「球がおかしかった。スピードも球離れも」と首をひねった。3回無死一、三塁を最速150キロでしのぎ、中盤からカットボールの軌道と、前に突っ込んでいた投球フォームを修正。

広島・苑田スカウト統括部長は「緩いカーブでストライクを取れるのが強み。大したもの」と引き出しの多さをたたえた。

(5月11日 東京六大学野球 明治大 1-0 東京大)



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draftkaigi at 07:05|この記事のURL│ │広島 

巨人、「ドラフト1位は佐々木朗希で決まり」の声

5/12、日刊ゲンダイ38面より

佐々木 朗希 (大船渡高・投手)
189cm・右投右打・動画

巨人は10日、都内の球団事務所でスカウト会議を開き、10月のドラフト会議に向けて160人の指名候補選手をリストアップした。長谷川スカウト部長は最速163キロ右腕で注目を集める大船渡の佐々木朗希(動画)を10人ほどの1位指名候補の一人に挙げ「評価していない人はいない。あのポテンシャルの高さと身長を考えれば当然」と評した。

かねて剛腕にゾッコンの同スカウト部長は、佐々木の投球を見るたび「ストレートのキレは今プロに入っても3本の指に入る」、「チームによっては来年一軍のエース」などと褒めちぎっている。さる球界関係者は「1位は佐々木でほぼ決まりです」とこう続ける。

「佐々木が登板した先月20日の仙台育英との練習試合を、巨人は担当以外のスカウトも視察した。何より、スカウト部長がスカウト人生の中でナンバーワンとまで言っている。指名しない理由がありません」

エースの後釜候補が是が非でも欲しい事情がある。菅野智之のことで、本人も「メジャーでやってみたい気持ちはある。このまま順調なら行くと思います」と日刊ゲンダイのインタビューでキッパリと答えている。早ければ2021年中に海外FA権を取得し、22年シーズンに海を渡るかもしれない。

巨人はその前に後継者を用意する必要がある。猶予は来年、再来年の2年間しかない。佐々木は複数球団による競合が必至だが、巨人はドラフト1位の抽選で7連敗中。菅野の後継者になれるような逸材なんてそうはいない。クジを引く人間の責任は重大だ。



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draftkaigi at 07:04|この記事のURL│ │巨人 

落合秀市(和歌山東)、阪神・中日・オリックス評価

 スポニチwebsiteより (source)

落合 秀市 (和歌山東高・投手)
185cm・右投右打・動画

最速147キロ右腕の和歌山東・落合秀市投手(動画)が先発し、春季滋賀大会準優勝の滋賀学園を相手に4安打、自責点0(4失点)完投勝利。ネット裏に大挙、押し寄せた9球団17人のスカウトに改めて能力の高さを見せつけた。

豪腕にふさわしい内容だった。初回2死三塁のピンチを招いたが、4番打者を145キロ直球で空振り三振。無失点で立ち上がり、リズムをつかむと2回から7回まで無安打投球。自己最速タイとなる147キロ直球を軸に、決め球のスライダー、スプリットも効果的に決まり、12個の三振を奪った。

最終回は失策も絡んで4点を失ったが、圧巻の投球内容。スカウト陣が一斉にスピードガンを構えるなど、練習試合としては特殊な状況での登板にも「(スカウトの数が)多いな・・・くらいでした。いつも通り。緊張しないので」と穏やかな笑みで言い放った。

心身ともに一級品の素材だ。1メートル85、90キロの立派な体格に加え、マウンド上では表情一つ変えず、憎らしいほど落ち着き払ってふるまう。打席では2度、投球を体に受けたが「(死球で)塁に出た方が、チームが勝ちに近付く。別に当たっても痛くないので」と気持ちも強い。

自転車のBMX、スケートボードなど多趣味も「野球が一番楽しい」と笑う。「好きなことが職業になるなら、それが一番嬉しい」とプロを目標に、実力に磨きをかけている。

スカウト陣からは絶賛の言葉が相次いだ。3人体制で視察したオリックス・古屋編成部副部長は「スカウトがこれだけいても、全く動じていない。球はもちろん、態度もいい」と惚れ込み、同じく3人体制だった阪神・渡辺スカウトは「直球も強いが、変化球もいいところに決められる器用さもある。体も恵まれていて、素材としては申し分ない」と話した。

大船渡・佐々木朗希、星稜・奥川恭伸、横浜・及川雅貴、創志学園・西純矢が「高校生投手四天王」と称されるが、中日・中田アマスカウト・アドバイザーは「ポテンシャルの高さは遜色ない」と断言する。潜在能力抜群の右腕が和歌山で急激な成長曲線を描いている。

(5月11日 練習試合 和歌山東 8-4 滋賀学園)



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draftkaigi at 07:03|この記事のURL│ │中日 | オリックス


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