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金子千尋(オリックス)退団濃厚、争奪戦か

2018年11月23日

11/23、スポーツニッポン4面より

2004オリックスドラフト自由枠 金子千尋
トヨタ自動車・投手

オリックス・金子千尋投手(2004オリックス自由枠)が、自由契約を申し入れたことが22日までに分かった。今後は自由契約選手として公示される。球団は再契約の可能性を残すが、今季限りで退団する可能性が濃厚。他球団が獲得に乗り出すことは必至で、複数球団による争奪戦に発展しそうだ。

金子は今季4年契約を終え海外FA権を取得し、球団と話し合いを続けてきた。その中で今季年俸6億円からプロ野球史上最大の5億円減となる来季年俸1億円(金額は推定)の提示を受けた。野球協約上の減額制限(1億円超の選手は40%)を超えた場合は自由契約を選択でき、熟考の末に決断したようだ。

金子は今季17試合で4勝7敗、防御率3.87。この4年間は30勝30敗と低迷したが、昨年は12勝を挙げるなど通算120勝の実績がある。金銭や人的補償が発生するFA権行使とは異なり、国内球団は金子獲得へ圧倒的に動きやすい状況となったことは事実。金子自身も「条件にこだわりはない」と話しており新局面を迎えそうだ。

長村裕之球団本部長は前日21日に「最終的にオリックスに帰ってきて頑張ってやってくれたら」と話しており、球団は他球団との交渉後に再契約の締結を認める方針。金子の今後の動向に注目が集まりそうだ。



下は2004ドラフトでオリックスが指名した選手です。金子千尋は自由獲得枠で入団。プロでの成績はこちら


オリックスの2004ドラフト指名選手
自由枠金子 千尋トヨタ自動車投手
自由枠(行使せず)
1巡目(指名権なし)
2巡目光原 逸裕JR東海投手
3巡目(指名権なし)
4巡目町 豪将JR九州投手
5巡目田中 彰法政大内野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 09:40|この記事のURL│ │オリックス 

山下亜文(ソフトB戦力外)、巨人が育成枠で獲得へ

11/23、スポーツ報知2面より

2014ソフトバンク育成ドラフト3位 山下亜文
小松大谷高・投手

巨人が、ソフトバンクを戦力外になった山下亜文投手(2014ソフトB育成3位)を獲得することが22日、分かった。16日にG球場で行われた入団テストで高評価を受けていた。メディカルチェックも通過し、総合的に判断した模様。育成契約となる見込みだ。

先日のシート打撃では、打者9人に対して3奪三振をマーク。制球面に課題は残したが、左腕からの力強い真っすぐは印象的で、球団関係者は「支配下レベルの球を持っている」と評価していた。

ソフトバンクではケガに泣かされ、思ったようにプレーできなかった経緯もあり、13日のトライアウトでは注視していた。3日後の入団テストでも問題なく投げ込む姿に、同関係者は「まだまだ若いし、成長したら楽しみだよ」と伸びしろを期待している。

山下は、苦い経歴の持ち主。小松大谷出身で、3年夏の石川大会決勝では8点リードの9回、星稜に逆転サヨナラ負け。先発した山下は9回途中に足をつって降板している。そんな苦汁を飲んだ男が、巨人で望みをつないだ。今オフは例年以上に支配下枠を広げており、育成選手にとってはチャンスが広がる。今度こそ、ひのき舞台で輝く番だ。



下は2014育成ドラフトでソフトバンクが指名した選手です。3位指名・山下亜文のスカウト評こちら

ソフトバンクの2014育成ドラフト指名選手
育1位幸山 一大富山第一高外野手
育2位斎藤 誠哉磐田東高投手
育3位山下 亜文小松大谷高投手
育4位堀内 汰門山村国際高捕手
育5位柿木 映二柳川高投手
育6位金子 将太大間々高外野手
育7位河野 大樹NOMOクラブ内野手
育8位中村 恵吾BC・富山投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:20|この記事のURL│ │戦力外通告 

ドラフト選手の家庭の事情、清水昇(ヤクルト1位)

11/23、日刊ゲンダイ23面「ドラフト選手の家庭の事情」より

2018ヤクルトドラフト1位 清水昇
国学院大・投手・動画

多彩な才能を持つ北野武の出身地として知られる東京都足立区。ヤクルト1位の国学院大・清水昇(動画)はその西部に位置する江北で6歳から野球を始めた。

「きっかけは父です。高校まで投手をやっていたそうです。小学生が野球をやるにはどこかのチームに所属しなければなりません。いろいろ調べて地元のジュニア・ヤンガースに入りました。今もやっていますが、投球や打撃で気が付いたことをメモするようになったのは小学生の頃からです」

ヤンガースにはかつてヤクルトの秋吉亮が在籍。清水はこのチームで秋吉の弟とバッテリーを組んでいた。清水と秋吉の自宅は徒歩で5分ほどの所にある。秋吉兄は地元の区立中学へと進んだが、清水は私立の駿台学園中学校(北区王子)へ。ここで大きな転機が訪れる。野球部の西村晴樹監督がこう語る。

「私が清水を指導するようになったのは、中2の7月からです。当時は身長も低く、ポッチャリしていました。体が強く、バネはあったものの、特に足が速いわけでもないし、抜群の運動能力というわけでもない。ただし、負けん気だけは人一倍でした。ちょっときつい言葉で指導すると顔を上げて私に向かってくる。今もこんな選手はいませんよ」

気の強さだけで投手の能力が開花したわけではない。

「うちの野球部は毎日20分ぐらいマットの上で前転や後転、開脚前転などの体操をやる。倒立からブリッジして、そのまま歩行するトレーニングがあるのですが、清水はそれで体幹が鍛えられ、肩甲骨の周囲が柔らかくなった。3年の春ごろになって、ようやく投手としていけるかなと。球威もどんどん上がってきて、夏の関東大会で142キロを出してから注目されるようになりました」(同)

中学の時は部活が終わると自宅の練習場でも汗を流した。付き合ったのは父の勉さんだ。勉さんは高校卒業後、専門学校を経て、今は自営で自動車関係の仕事をしている。

「自宅1階に祖父が経営していた自転車店(今は廃業)のスペースがあったので、そこにネットを張り、ティー打撃やシャドーピッチングをやっていました。中学の監督さんの方針もありますから、技術に関するアドバイスは一切しません。フォームのチェックをする程度でした」(勉さん)

3歳上の姉は10歳ごろからバレーボールを始め、中学、高校もバレー部に所属。大学時代はビーチバレーに熱中。母の雅美さんは学生時代にテニスをやっていた。清水によると、これまで勉さんに厳しく叱られたことは一度もないという。

「進路についても、行きたいところに行っていいよと。ただし覚悟を持っていけと言われました。帝京に進学したのは練習見学の時に前田監督から、東京出身なら東京でプレーすることが育ててくれた人への恩返しになると言われたことが大きかったです。聞いてはいましたが、厳しい監督さんでした。2年のある試合でピッチング内容が悪いことがあった。前田監督からおまえはエースの中でも最もエースナンバーが似合わないと言われました。悔しかったですね。ボクは褒められて伸びるタイプではないので、今はいい方に解釈しています(笑い)」

ヤクルト入りが決まった清水は最後にこう語った。

「高校では完全燃焼できなかったので、強い大学でやりたかった。鳥山監督には入学してすぐにプロに行きたいと伝えました。帝京OBの山崎(DeNA)さんは、打撃マシンを母校に寄贈してくれました。自分も活躍したら何か恩返しをしたいと思います」 



下は2018ドラフトでヤクルトが指名した選手です。1位指名・清水君のスカウト評はこちら

ヤクルトの2018ドラフト指名選手
×根尾 昂   
×上茶谷 大河
1位清水 昇 国学院大 投手
2位中山 翔太法政大 内野手
3位市川 悠太明徳義塾高 投手
4位浜田 太貴明豊高 外野手
5位坂本 光士郎 新日鉄住金広畑 投手
6位鈴木 裕太 日本文理高 投手
7位久保 拓真 九州共立大 投手
8位吉田 大成明治安田生命 内野手
育1内山 太嗣 BC栃木 捕手
育2松本 友 BC福井 内野手


draftkaigi at 07:05|この記事のURL│ │ヤクルト 

金子千尋(オリックス)、巨人入りのウワサ

11/23、日刊ゲンダイ26面より

2004オリックスドラフト自由枠 金子千尋
トヨタ自動車・投手

「自由契約を選択する可能性もある」。21日、こう言ったオリックス・金子千尋(2004オリックス自由枠)の去就に注目が集まっている。今季は17試合に登板して4勝7敗、防御率3.87。8月に首から背中にかけて張りを訴え二軍落ちとなり、そのままシーズン終了となった。

今季で終了した大型契約は4年総額20億円超。この期間は30勝30敗で、今季の年俸6億円から来季は野球協約が定める減額制限を大幅に超える年俸1億円の提示を受けている。プロ野球史上最大のダウンとなる5億円減を受け入れるか、自由契約になるかの二者択一を迫られ、20日の3度目の交渉でも合意せず、冒頭のコメントに至った。

オリックスの関係者は「ナカジ(中島)と一緒では・・・」とこう漏らす。

「減額制限を超えた提示をされて、それなら辞めますと退団の道を選び、原監督の引きで巨人入りするというものです。最多勝、防御率、MVP、沢村賞と賞を総なめした2014年オフに国内FA権を行使したでしょう。ポスティングでのメジャー移籍も含めた騒動があった時、原監督の2次政権中だった巨人が水面下で獲得できないか模索していましたからね。原監督は15年限りで辞めているから、金子が良かった時の4年前までの印象が強いのではないか」

通算120勝。かつての沢村賞右腕が自由契約となれば、原監督が手を挙げないはずはないというのだ。ビヤヌエバの入団が決まり、丸、炭谷、中島・・・。これまで巨人が認めた獲得を狙う選手は野手が多い。しかし、補強ポイントはむしろ投手だ。崩壊した救援陣ばかりが取り沙汰されるものの、先発の駒不足も4年連続V逸の要因のひとつである。

17年に14勝を挙げたマイコラスが大リーグ復帰した穴は最後まで埋まらず、2ケタ勝利は菅野1人だけ。期待された山口俊、田口、野上の3人で15勝21敗。前年6勝の畠は故障で先発登板なしに終わった。だからこそ、マリナーズを退団した岩隈を調査。「いい投手は何人いてもいい」が原監督の持論でもある。



下は2004ドラフトでオリックスが指名した選手です。金子千尋は自由獲得枠で入団。プロでの成績はこちら

オリックスの2004ドラフト指名選手
自由枠金子 千尋トヨタ自動車投手
自由枠(行使せず)
1巡目(指名権なし)
2巡目光原 逸裕JR東海投手
3巡目(指名権なし)
4巡目町 豪将JR九州投手
5巡目田中 彰法政大内野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:03|この記事のURL│ │オリックス | 巨人

オリックスドラ2・頓宮裕真、プロでは三塁手転向へ

デイリースポーツwebsiteより (source)

2018オリックスドラフト2位 頓宮裕真
亜細亜大・捕手兼一塁手・動画

オリックスがドラフト2位で指名した亜大・頓宮裕真内野手(動画)と都内のホテルで交渉し、契約金8000万円、年俸1200万円で契約合意した。背番号は44に決まった。(金額は推定)

「小さいころから憧れていたプロの世界に一歩踏み出せたかなと思います。自分の持ち味は長打力だと思っているので、打撃でどんどんアピールしていきたいです。目標は1年目から2桁ホームランです。オリックスは明るいチームという印象なので、自分も笑顔を大切にしてプロの世界でも“顔晴りたい”と思います。」

頓宮は侍ジャパン大学代表の4番を務めた大学屈指のスラッガー。今春のリーグ戦では5本塁打を放ち注目を集めた。大学時代は捕手だったが、オリックスでは三塁に転向させる方針



下は2018ドラフトでオリックスが指名した選手です。2位指名・頓宮君のスカウト評はこちら

オリックスの2018ドラフト指名選手
× 小園 海斗    
1位 太田 椋 天理高 内野手
2位 頓宮 裕真 亜細亜大 捕手
3位 荒西 祐大 ホンダ熊本 投手
4位 富山 凌雅 トヨタ自動車 投手
5位 宜保 翔 未来沖縄高 内野手
6位 左沢 優 JX-ENEOS 投手
7位 中川 圭太 東洋大 内野手
育1 漆原 大晟 新潟医療福祉大 投手


draftkaigi at 07:02|この記事のURL│ │オリックス 


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