安田尚憲(履正社)、木製バットに対応しプロ評価急上昇
2017年08月29日
8/29、日刊ゲンダイ23面より
「清宮、中村がいる代表ではあまり目立たないですけど、練習試合では一番いいスイングをしていたと感じた」。ネット裏で視察した在京球団のスカウトがこう言うのは、「U18」日本代表の履正社・安田尚憲(動画)のことだ。
本番前最後の練習試合となった27日の城西国際大戦は、5番一塁でスタメン出場。大学生相手に清宮、中村が無安打と苦戦する中、2安打と一人、気を吐いた。金属バットならスタンドインしていたであろう打球もあり、前日までの練習試合2戦で計3本塁打とあわせて、3人の中で最も目立つ活躍を見せたこの安田について、冒頭のスカウトはこう言う。
「初見でレベルが一段上の大学生相手でも気後れせず、積極的に仕掛けることができる。対応力の高さを見せた。プロ入りするにあたり、まずは木製バットに慣れる必要があるが、大事なのは木製でも金属でも、いかに自分のスイングができるか。その点では、安田が最も自分のスイングができていたのではないか」
1年秋から強豪・履正社のスタメンに名を連ねる大砲は、高校通算65本塁打。清宮の109本には及ばないが、あの清原和博(西武など)の記録(64本)を上回る。今秋ドラフトで1位候補に挙げる球団もある。
「しかし安田は6月に発表された1次候補の30人には入らず、最終メンバーに滑り込む形になった。1次からメンバー入りしてもおかしくない逸材だけに、清宮や中村に負けじとアピールしたいはずです」(マスコミ関係者)
練習試合後、「木製で結果が出たので自信にしたい」と話した“第3の男”が本番では、清宮も中村も食うほどの打撃を見せるかもしれない。
下は高校日本代表20選手です。
安田 尚憲 (履正社高・三塁手) 188cm・右投左打・動画 |
「清宮、中村がいる代表ではあまり目立たないですけど、練習試合では一番いいスイングをしていたと感じた」。ネット裏で視察した在京球団のスカウトがこう言うのは、「U18」日本代表の履正社・安田尚憲(動画)のことだ。
本番前最後の練習試合となった27日の城西国際大戦は、5番一塁でスタメン出場。大学生相手に清宮、中村が無安打と苦戦する中、2安打と一人、気を吐いた。金属バットならスタンドインしていたであろう打球もあり、前日までの練習試合2戦で計3本塁打とあわせて、3人の中で最も目立つ活躍を見せたこの安田について、冒頭のスカウトはこう言う。
「初見でレベルが一段上の大学生相手でも気後れせず、積極的に仕掛けることができる。対応力の高さを見せた。プロ入りするにあたり、まずは木製バットに慣れる必要があるが、大事なのは木製でも金属でも、いかに自分のスイングができるか。その点では、安田が最も自分のスイングができていたのではないか」
1年秋から強豪・履正社のスタメンに名を連ねる大砲は、高校通算65本塁打。清宮の109本には及ばないが、あの清原和博(西武など)の記録(64本)を上回る。今秋ドラフトで1位候補に挙げる球団もある。
「しかし安田は6月に発表された1次候補の30人には入らず、最終メンバーに滑り込む形になった。1次からメンバー入りしてもおかしくない逸材だけに、清宮や中村に負けじとアピールしたいはずです」(マスコミ関係者)
練習試合後、「木製で結果が出たので自信にしたい」と話した“第3の男”が本番では、清宮も中村も食うほどの打撃を見せるかもしれない。
下は高校日本代表20選手です。
投手 | ||
清水達也(花咲徳栄) | 動画 | スカウト評 |
川端健斗(秀岳館) | 動画 | スカウト評 |
三浦銀二(福岡大大濠) | 動画 | スカウト評 |
山下輝(木更津総合) | 動画 | スカウト評 |
桜井周斗(日大三) | 動画 | スカウト評 |
磯村崚平(中京大中京) | ||
徳山壮磨(大阪桐蔭) | 動画 | スカウト評 |
田浦文丸(秀岳館高) | 動画 | スカウト評 |
捕手 | ||
中村奨成(広陵) | 動画 | スカウト評 |
古賀悠斗(福岡大大濠) | 動画 | スカウト評 |
内野手 | ||
西巻賢二(仙台育英) | 動画 | スカウト評 |
鯨井祥敬(東海大市原望洋) | ||
清宮幸太郎(早稲田実) | 動画 | スカウト評 |
安田尚憲(履正社) | 動画 | スカウト評 |
小園海斗(報徳学園・2年) | 動画 | スカウト評 |
井上大成(日大三) | ||
外野手 | ||
丸山和郁(前橋育英) | 動画 | スカウト評 |
伊藤康祐(中京大中京) | 動画 | |
増田珠(横浜) | 動画 | スカウト評 |
藤原恭大(大阪桐蔭・2年) | 動画 | スカウト評 |
ヤクルト、「ドラフト育成枠で高校生を指名しろ」の声
8/29、サンケイスポーツ4面「若さんのツバ目線」より
ヤクルト・真中監督が今季限りで退任する。1人で成績不振の責任を背負った形になったが、監督だけの責任ではない。2015年の優勝に貢献したバーネット、オンドルセク、ロマンという強固な救援陣がいなくなり、球団が彼らと同等かそれ以上の投手を獲得できていれば、今年のようなチーム成績にはなっていなかった。
プロ野球の補強は主にドラフトと外国人。ヤクルトは例年、秋のドラフト会議で5~6人を指名する。ただ、今は育成枠がある。いい素材の高校生がいれば、例年より多く指名し、育てることも大事。2年間、けが人が続出したわけだからトレーニング、トレーナー部門の密な連携も必要だ。
真中監督は明るく、裏表がない人物。今回の“辞任”で選手が一番、戸惑っただろう。今は山崎、奥村、原樹理、星ら若手を育てようという姿勢が見える。来年にどうつなげるかが、真中監督への恩返しになる。
上の記事は若松勉氏(1970ヤクルト3位)が書かれたものです。下は1970ドラフト会議でヤクルトが指名した選手です。若松勉のプロでの成績はこちら
ヤクルト・真中監督が今季限りで退任する。1人で成績不振の責任を背負った形になったが、監督だけの責任ではない。2015年の優勝に貢献したバーネット、オンドルセク、ロマンという強固な救援陣がいなくなり、球団が彼らと同等かそれ以上の投手を獲得できていれば、今年のようなチーム成績にはなっていなかった。
プロ野球の補強は主にドラフトと外国人。ヤクルトは例年、秋のドラフト会議で5~6人を指名する。ただ、今は育成枠がある。いい素材の高校生がいれば、例年より多く指名し、育てることも大事。2年間、けが人が続出したわけだからトレーニング、トレーナー部門の密な連携も必要だ。
真中監督は明るく、裏表がない人物。今回の“辞任”で選手が一番、戸惑っただろう。今は山崎、奥村、原樹理、星ら若手を育てようという姿勢が見える。来年にどうつなげるかが、真中監督への恩返しになる。
上の記事は若松勉氏(1970ヤクルト3位)が書かれたものです。下は1970ドラフト会議でヤクルトが指名した選手です。若松勉のプロでの成績はこちら
ヤクルトの1970ドラフト指名選手 | |||
1位 | 山下 慶徳 | 河合楽器 | 外野手 |
2位 | 三橋 豊夫 | 日通浦和 | 投手 |
3位 | 若松 勉 | 電電北海道 | 外野手 |
4位 | 渡辺 進 | 銚子商高 | 内野手 |
5位 | 牧 重見 | サッポロビ-ル | 投手 |
6位 | 執行 重徳 | 飯塚商高 | 外野手 |
7位 | 植原 修平 | 日本石油 | 外野手 |
8位 | 会田 照夫 | 三協精機 | 投手 |
9位 | 野村 茂 | PL学園高 | 捕手 |
10位 | 杉浦 亨 | 愛知高 | 投手 |
11位 | 成田 昇 | 元西濃運輸 | 投手 |
12位 | 倉持 明 | 横浜一商高 | 投手 |
13位 | 米田 潔 | 新田高 | 投手 |
14位 | 市場 博己 | 平安高 | 捕手 |
15位 | 高柳 信美 | 国士舘高 | 捕手 |
16位 | 大木 勝年 | 早稲田大 | 投手 |
★プロ入り後の成績★ |
巨人がスカウト会議、ドラフト1位候補は12人前後
8/29、スポーツ報知2面より
巨人は28日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行った。岡崎郁スカウト部長は「評価が変わった選手、進学する選手の確認をした」と説明。ドラフト1位候補のAランクは「12人前後」で、打者では早実・清宮(動画)、広陵・中村(動画)、投手ではJR東日本・田嶋(動画)、日立製作所・鈴木(動画)らが変わらず含まれているとした。
夏の甲子園で大会新の6本塁打を放った中村については、「甲子園であれだけの活躍をしたから評価が変わったわけではなく、スカウト部としては甲子園に出ていなかったとしてもA評価は変わらなかった」と改めて高評価。清宮、中村らが出場するU―18W杯(カナダ)には、井上チーフスカウトを派遣することも明言した。
1位候補は12人前後で4人名前を挙げていますが、山下スカウト部長時代だったらジャブとして出したこの4人の指名はないです。さて岡崎新スカウト部長のお手並み拝見。
巨人がスカウト会議、田嶋大樹(JR東日本)1位指名も
8/29、スポーツニッポン5面より
巨人は28日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行った。今秋のドラフト1位候補には、早実・清宮幸太郎内野手、広陵・中村奨成捕手に加え、即戦力としてJR東日本・田嶋大樹投手(動画)もリストアップ。今後も3選手を徹底マークしていく。
例年に比べ、投手の1位候補が少ないとされる中、巨人はJR東日本の即戦力左腕・田嶋を高評価。岡崎スカウト部長が1位候補を指す「Aランク」の位置づけとした上で、「完成度では大学、社会人が上」と話した。田嶋は佐野日大3年時にセンバツ4強入り。今年7月の都市対抗では2試合連続完封勝利をマークするなど、社会人ナンバー1左腕に成長。
清宮が大学進学を決断すれば、阪神なども田嶋ら即戦力投手を1位指名する方針とみられ、球団関係者は「1位でいかないと獲れないでしょう。競合するかもしれない。左投手としては抜けている」と評価する。今季、開幕からローテーションを守る左腕は田口だけ。田嶋は将来のエース候補としてリストアップしているとみられる。
田嶋君のスカウト評はこちら
田嶋君のピッチング動画はこちら
田嶋 大樹 (JR東日本・投手) 180cm・左投左打・動画 |
巨人は28日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行った。今秋のドラフト1位候補には、早実・清宮幸太郎内野手、広陵・中村奨成捕手に加え、即戦力としてJR東日本・田嶋大樹投手(動画)もリストアップ。今後も3選手を徹底マークしていく。
例年に比べ、投手の1位候補が少ないとされる中、巨人はJR東日本の即戦力左腕・田嶋を高評価。岡崎スカウト部長が1位候補を指す「Aランク」の位置づけとした上で、「完成度では大学、社会人が上」と話した。田嶋は佐野日大3年時にセンバツ4強入り。今年7月の都市対抗では2試合連続完封勝利をマークするなど、社会人ナンバー1左腕に成長。
清宮が大学進学を決断すれば、阪神なども田嶋ら即戦力投手を1位指名する方針とみられ、球団関係者は「1位でいかないと獲れないでしょう。競合するかもしれない。左投手としては抜けている」と評価する。今季、開幕からローテーションを守る左腕は田口だけ。田嶋は将来のエース候補としてリストアップしているとみられる。
田嶋君のスカウト評はこちら
田嶋君のピッチング動画はこちら