阪神スカウトの大学選手権ドラフト候補総括
2022年06月09日
6/9、スポーツニッポン4面より
全日本大学野球選手権は全27校が出そろい、阪神・畑山統括スカウトは「いい意味でも悪い意味でも、リーグ戦通りの特性を出した選手が多かった」と印象を述べ、急浮上した選手は少なかったようだ。
「ウチにどうこうではなく」と前置きした上で、今秋ドラフト候補として投手では富士大・金村尚真(動画)、亜大・青山美夏人(動画)、野手では名城大・野口泰司(動画)、近大工学部・石伊雄太(動画)、天理大・友杉篤輝(動画)、亜大・田中幹也(動画)らの名前を挙げた。
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全日本大学野球選手権は全27校が出そろい、阪神・畑山統括スカウトは「いい意味でも悪い意味でも、リーグ戦通りの特性を出した選手が多かった」と印象を述べ、急浮上した選手は少なかったようだ。
「ウチにどうこうではなく」と前置きした上で、今秋ドラフト候補として投手では富士大・金村尚真(動画)、亜大・青山美夏人(動画)、野手では名城大・野口泰司(動画)、近大工学部・石伊雄太(動画)、天理大・友杉篤輝(動画)、亜大・田中幹也(動画)らの名前を挙げた。
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高太一(大商大)、巨人「来年のドラフト上位候補」
6/9、スポーツ報知6面より
最速151キロの大商大3年生左腕・高太一(動画)が上々の全国デビューを果たした。緩い変化球を効果的に使いながら打者を幻惑。5回までノーヒット投球で、6回1安打無失点。19年以来の8強入りを呼び「うれしい気持ちはあるが、次もゼロに抑えられるように気を引き締めたい」と控えめに喜んだ。
視察した巨人・水野スカウト部長は「球にスピードガン以上の力がある。今の時点では来年のドラフト上位候補」と高評価した。
(6月8日 全日本大学選手権2回戦 大商大 6―2 日本文理大)
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高太一(大阪商業大・投手) 183cm・左投左打・動画 |
最速151キロの大商大3年生左腕・高太一(動画)が上々の全国デビューを果たした。緩い変化球を効果的に使いながら打者を幻惑。5回までノーヒット投球で、6回1安打無失点。19年以来の8強入りを呼び「うれしい気持ちはあるが、次もゼロに抑えられるように気を引き締めたい」と控えめに喜んだ。
視察した巨人・水野スカウト部長は「球にスピードガン以上の力がある。今の時点では来年のドラフト上位候補」と高評価した。
(6月8日 全日本大学選手権2回戦 大商大 6―2 日本文理大)
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高太一(大商大)、広島「凄く楽しみな存在」
6/9、スポーツニッポン4面より
最速151キロを誇る来秋ドラフト候補左腕の大商大・高(動画)が全国デビューを好投で飾った。先発して1安打に抑えて6回零封。3年ぶりの8強へ導いた。「大事に投げることだけを意識した。うれしい気持ちはあるけど、次もしっかり投げられるように気を引き締めていきたい」
最速140キロに満たなかったことには理由がある。富山陽一監督からの「7割ぐらいの力で、丁寧に」の指示を忠実に守り、悪癖の抜け球もほとんど見られなかった。
6日の富士大との1回戦では同期の上田大河が自己最速152キロを計測するなど5回1/3を無失点。宿舎では同部屋で、東京ドームのマウンドの感触を聞き、「スピードより制球重視」の心得も授かり、準備は万全だった。
広島・鞘師智也スカウトが「凄く楽しみな存在」と評価するように、関西のプロスカウトの間では早くも来秋ドラフトで「上田とダブル1位の可能性もある」とささやかれる注目株だ。
エース左腕の伊原陵人を含めた3本柱は全国屈指。期待される上位進出を指揮官は「無理、無理。神宮は竜宮城みたいやから。竜宮城、行ったことないけど…」と冗談ではぐらかしたが、悲願の頂点が視界に入ってきた。
(6月8日 全日本大学選手権2回戦 大商大 6―2 日本文理大)
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高太一(大阪商業大・投手) 183cm・左投左打・動画 |
最速151キロを誇る来秋ドラフト候補左腕の大商大・高(動画)が全国デビューを好投で飾った。先発して1安打に抑えて6回零封。3年ぶりの8強へ導いた。「大事に投げることだけを意識した。うれしい気持ちはあるけど、次もしっかり投げられるように気を引き締めていきたい」
最速140キロに満たなかったことには理由がある。富山陽一監督からの「7割ぐらいの力で、丁寧に」の指示を忠実に守り、悪癖の抜け球もほとんど見られなかった。
6日の富士大との1回戦では同期の上田大河が自己最速152キロを計測するなど5回1/3を無失点。宿舎では同部屋で、東京ドームのマウンドの感触を聞き、「スピードより制球重視」の心得も授かり、準備は万全だった。
広島・鞘師智也スカウトが「凄く楽しみな存在」と評価するように、関西のプロスカウトの間では早くも来秋ドラフトで「上田とダブル1位の可能性もある」とささやかれる注目株だ。
エース左腕の伊原陵人を含めた3本柱は全国屈指。期待される上位進出を指揮官は「無理、無理。神宮は竜宮城みたいやから。竜宮城、行ったことないけど…」と冗談ではぐらかしたが、悲願の頂点が視界に入ってきた。
(6月8日 全日本大学選手権2回戦 大商大 6―2 日本文理大)
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宗山塁(明治大)、ロッテ「総合的なセンスがある」
スポニチwebsiteより (source)
東京六大学リーグのスター候補が全国デビュー。リーグ戦で首位打者とベストナインを獲得した明大の2年生・宗山塁内野手(動画)が、2安打2打点の活躍で準々決勝進出に貢献した。83年大会の同カードで選手として敗れていた田中武宏監督はリベンジに成功した。
「ホーム」の明大にツキがあった。1―0で迎えた7回1死二、三塁。宗山が低め直球を叩くと、本塁前で跳ねた打球は遊撃手を越えた。打者席周辺の固い土がもたらしたダメ押しの2点打を「神宮だったので運がよかった」と振り返った。
今春のリーグ戦で首位打者とベストナインを獲得した東京六大学野球のスター候補が全国デビュー。6回に左前打で初安打をマークすると、2月の右膝手術から復帰後、初スタメンとなったプロ注目の二塁手・村松開人主将の一ゴロで先制のホームイン。全得点に絡んで準々決勝進出に貢献した。
39年越しのリベンジに成功した。83年大会準々決勝で激突した両校。当時4年生だった田中監督は外野手で出場も1―2で惜敗していた。監督として白星を挙げ対戦成績を2勝2敗とし「頭の中に(意識が)ありました。40年ぶりくらいに勝ったのでうれしい」と喜びに浸った。
リーグ戦で打率・429、3本塁打、13打点をマークした打撃力、高い守備力を備える。ロッテ・榎スカウト部長は「野球を知っている選手。総合的なセンスがある」と評した。
19年大会以来3年ぶりの優勝に向け、好守でチームをけん引する2年生は「勝ち上がっているチームは投手、守りが良い。準備していきたい」と気を引き締めた。
(6月8日 全日本大学選手権2回戦 明大 3―0 神奈川大)
宗山君のバッティング動画はこちら
宗山塁(明治大・遊撃手) 175cm・右投左打・動画 |
東京六大学リーグのスター候補が全国デビュー。リーグ戦で首位打者とベストナインを獲得した明大の2年生・宗山塁内野手(動画)が、2安打2打点の活躍で準々決勝進出に貢献した。83年大会の同カードで選手として敗れていた田中武宏監督はリベンジに成功した。
「ホーム」の明大にツキがあった。1―0で迎えた7回1死二、三塁。宗山が低め直球を叩くと、本塁前で跳ねた打球は遊撃手を越えた。打者席周辺の固い土がもたらしたダメ押しの2点打を「神宮だったので運がよかった」と振り返った。
今春のリーグ戦で首位打者とベストナインを獲得した東京六大学野球のスター候補が全国デビュー。6回に左前打で初安打をマークすると、2月の右膝手術から復帰後、初スタメンとなったプロ注目の二塁手・村松開人主将の一ゴロで先制のホームイン。全得点に絡んで準々決勝進出に貢献した。
39年越しのリベンジに成功した。83年大会準々決勝で激突した両校。当時4年生だった田中監督は外野手で出場も1―2で惜敗していた。監督として白星を挙げ対戦成績を2勝2敗とし「頭の中に(意識が)ありました。40年ぶりくらいに勝ったのでうれしい」と喜びに浸った。
リーグ戦で打率・429、3本塁打、13打点をマークした打撃力、高い守備力を備える。ロッテ・榎スカウト部長は「野球を知っている選手。総合的なセンスがある」と評した。
19年大会以来3年ぶりの優勝に向け、好守でチームをけん引する2年生は「勝ち上がっているチームは投手、守りが良い。準備していきたい」と気を引き締めた。
(6月8日 全日本大学選手権2回戦 明大 3―0 神奈川大)
宗山君のバッティング動画はこちら