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水口創太(京都大)、巨人・ロッテのスカウト視察

2022年05月23日

5/23、スポーツ報知6面より 

水口創太(京都大・投手)
194cm・右投右打・動画

関西学生リーグの京大は22日、関学大に1―4で敗れた。医学部人間健康科学科に在籍するプロ注目の水口創太(動画)が今季初先発。3回2失点で今季初黒星を喫し、京大は82年発足の新リーグでの初の2位とシーズン勝ち越しの可能性がなくなった。24日の近大戦に勝てば初の3位、負ければ5位が確定する。

水口のリーグ戦先発は約1年ぶり2度目。巨人とロッテのスカウトが視察したが、この日のMAXは自己最速に8キロも及ばない144キロ。それでも194センチ右腕は「思ったより投げられた」と実習による練習不足を言い訳にしなかった。

(5月22日 関西学生野球 関西学院大 4―1 京都大)



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draftkaigi at 06:57|この記事のURL│ │巨人 | ロッテ

山田陽翔(近江)、日本ハム・ソフトBが高評価

スポーツ報知websiteより (source)

山田陽翔(近江高・投手)
175cm・右投右打・動画

センバツ準優勝右腕が貫禄の投球を見せた。近江・山田(動画)は球速140キロ台の直球に変化球を織り交ぜ、打たせて取る投球。変化球の使い方などを見直し中で「成長段階ではあるが、ひとつの通過点としてはいい試合だった」と、6回を1安打無失点に抑えた。

巨人、阪神など7球団のスカウトが視察。ソフトバンク・稲嶺スカウトは「動くツーシームが良い。投手から周りも動かしていて、気持ちも強い」と投球を評価した。

打っては、初回2死一塁で左中間へ先制二塁打。日本ハム・武部スカウトは「しっかりバットが振れてパンチ力もある」と“二刀流”の打撃を評価した。

準決勝の相手は今春センバツ決勝で敗れた大阪桐蔭。センバツは準決勝で左足に死球が当たり、普通に歩くこともできない状態で大阪桐蔭にKOされた。2年夏の甲子園では勝利を挙げており「今は1勝1敗。3戦目で勝ち越せるようにしたい」と雪辱を誓った。

9日には18歳の誕生日を迎えたが「夜はジムに行って体を鍛えて寝ました。夜も普通のご飯を食べました」とストイック。夏の日本一のみを見据えて努力を続ける。その目標達成には、打倒・大阪桐蔭は避けて通ることはできない。

(5月22日 近畿大会1回戦 近江 6―0 奈良大付)



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draftkaigi at 06:56|この記事のURL│ │日本ハム | ソフトバンク

松尾汐恩(大阪桐蔭)、DeNA・オリックス高評価

5/23、日刊スポーツ4面より 

松尾汐恩(大阪桐蔭高・捕手)
179cm・右投右打・動画

今春のセンバツを制した大阪桐蔭が公式戦の連勝を28に伸ばした。今秋ドラフト候補の松尾汐恩捕手(動画)が1回に場外の民家に飛び込む高校通算26号の先制2ランを放つなど、3安打でけん引。14安打9得点で和歌山商に7回コールド勝ちした。

白球は軽々と左翼フェンスを越え、防球ネットも越え、民家に吸い込まれた。玄関フェンスを直撃…。これがドラフト候補の弾道だ。1回1死一塁。松尾は球速110キロ前後を強振して下手投げ右腕を沈めた。

先制2ランは豪快な場外アーチだが、松尾は「あんまり打球を見なくて…。打ったらすぐ走者に切り替える。打球を見ているスキがあったら走ります」と実にクール。高校通算26発目にも満足しない。4回は好走塁を見せ、3安打を放って公式戦28連勝に導いた。

センバツの頂点に立っても「一戦必勝」を貫く。府大会を優勝後は連日、横手投げ右腕を打ち込んで練習してきた。この日の下手投げ先発を想定し、周到に準備した。

西谷浩一監督も「すべてベースの上に来る。引きつけてベースの上でしっかり打とう」と助言。1回、ダイヤモンド1周を終えても松尾は悦に入らない。すぐ仲間に「極端なくらい上からたたけば打てる」と伝えた。連打が出て1点追加。情報伝達の徹底ぶりも同校の強みだろう。

紀三井寺の左翼場外弾は強打捕手の証だ。昨年4月、現ロッテの市和歌山・松川が大アーチ。この日も多くの人が驚いた。オリックス・谷口スカウトが「力を入れなくても飛んでいく印象」と舌を巻けば、DeNA・安部スカウトも「スイングにキレがあり、インパクトの強さがある」と評する。

近隣に住む女性も「30年近く住んでいて、ここまで飛ばすのは高校野球では記憶にない」と目を丸くした。次はセンバツ決勝で戦った近江戦。130メートル弾の衝撃は、甲子園春夏連覇への通過点に過ぎない。

(5月22日 近畿大会1回戦 大阪桐蔭 9―0 和歌山商)



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draftkaigi at 06:55|この記事のURL│ │横浜DeNA | オリックス

榊原七斗(報徳学園)、巨人「投打どちらもいい」

2022年05月22日

5/22、サンケイスポーツ5面より 

榊原七斗(報徳学園高・投手)
173cm・左投左打・動画

背番号1を背負い、県大会では投打で活躍した報徳学園・榊原七斗(動画)はこの日はバットで魅せた。「打った瞬間、行くと思った。どちらかといえば打撃の方が好きです」。2-1の三回1死一、二塁で、プロ注目の米田から高校通算14号を右翼へ運んだ。

最速144キロの左腕を、巨人・岸スカウトは「投打どちらもポテンシャルがある」と二刀流として評価していた。

(5月21日 近畿大会1回戦 報徳学園 8―2 市和歌山)



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draftkaigi at 07:04|この記事のURL│ │巨人 

金村尚真(富士大)、広島「うちの栗林に似ている」

スポニチwebsiteより (source)

金村尚真(富士大・投手)
176cm・右投右打・動画

富士大が青森大に11―2で7回コールド勝ちし、4季連続37度目のリーグ優勝。全日本大学野球選手権への出場を決めた。今秋のドラフト候補に挙がる最速150キロ右腕・金村尚真投手(動画)は9安打2失点で7回完投勝利を挙げた。

初回の先頭打者に左越えソロ。2番打者には中前に弾き返されたが、「ここから相手が打てなくなるくらい気持ちを入れてなげようと思った」とマウンド上の金村は燃えた。3番打者を142キロの直球で空振り三振に仕留めると、奪三振ショーが開演した。

コンパクトなテイクバックから直球、カットボール、スライダー、スプリット、90キロ台のカーブ、チェンジアップなどを自在に投げ分けた。どの球種も決め球となり、打者のスイングには迷いが生じた。

2回に3三振を奪うと、続く3回も3三振。5回には自己最速タイとなる150キロを計測すると、6回に再び3奪三振。試合は7回コールドとなり、15三振でストップしたが、リーグ記録の19も狙える圧巻の投球だった。

最後の打者をカットボールで空振り三振に斬ると、マウンド上でガッツポース。試合後は歓喜のナインに胴上げされ「4年生の責任を持って投げてきた。打線が助けになりました」と喜びを語った。

快投を見せた右腕を2球団スカウトが視察。広島・近藤スカウトは「制球に安定感があり四球で崩れることがない。テイクバックの小さなフォームは栗林に似ている。変化球で緩急を使うことができ、どの球種でもストライクが取ることができる」と高評価を与えた。

全日本大学野球選手権の出場を勝ち取った金村は「全国で勝たないとプロの評価にならない。プロにいく以上、1位でいきたいという思いはあります」と高みを見据えた。

(5月21日 北東北大学 富士大 11―2 青森大)



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draftkaigi at 07:02|この記事のURL│ │広島 


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