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あのドラフト選手は今、瀬間仲ノルベルト(ドラフト7巡目)

2014年09月15日

MEGABRASIL websiteより (source)

2002中日ドラフト7巡目 瀬間仲ノルベルト
日章学園高・内野手

9月12日(金)からサンシャインシティで始まった「Festa do Brasil 2014」。数ある店の中のひとつに、「Kansha Group」という一風変わった名前の企業が出店している。「Kansha Group(感謝グループ)」は2002年から、日系ブラジル人が多く生活していることでも知られる群馬県を拠点に活動、ブラジルのさまざまな料理を移動販売している。

今回、「フェスタ・ド・ブラジル」で販売しているのは、牛挽肉、鳥肉、チーズ、ヤシの新芽(パウミット)などの具を、パイ生地に包んで揚げたスナック、パステウ(パステル)だ。同店はこの夏、代々木のブラジルフェスティバルや、五反田ブラジル祭りに出店。東京方面にも積極的に活動をしはじめた。

「代々木のフェスティバルは大きなイベントなので出店するのは少し勇気が入りましたが、より多くの人に、美味しいブラジルの食べ物を届けたくて、今年、出店をきめました」と、同店の瀬間仲さん(2002中日7巡目)はいう。

「日本に来てからもう10年以上になりますが、シュハスコ以外で、ブラジルの食べ物を日本の人たちが美味しくきちんと食べられる場所がまだまだ少ないと感じていました。いろいろ考えた結果、パステウ(パステル)ならきちんと美味しいものを作って売ることができると思いました。味に一番、こだわって作っています」(瀬間仲さん)

実際、「Kansha Group(感謝グループ)」のパステウ(パステル)は、素材の味が素直に味わえて、パイ生地とも相性良く、あっさり感じられて美味しい。パステウ(パステル)のサイズは大きめなのに、具もしっかり入っている。

ハムチーズ、牛ひき肉、チキンマヨをすべて入れたスペシャルは特大サイズのパステウ(パステル)を食べてみた。量はしっかりと食べ応えがあるが、家庭料理のような素朴な味で、あっさりしている。また食べたいと思った。

実はこの瀬間仲さん、日本の高校野球~プロ野球の世界で活躍した、ブラジル出身の野球選手だった。

瀬間仲ノルベルト。中日ドラゴンズに2003年~2005年まで在籍しており、2005年の登録名はホッシャだった。同時期にドラゴンズに所属した櫻井嘉実(2002中日3巡目)や、ヤクルトで活躍した片山文男(2002ヤクルト6巡目)らと並び、日本のプロ野球界で活躍するブラジル出身の野球選手のさきがけの一人でもあった。

「出身はサンパウロ州です。父が野球のコーチをしていたので、子どもの頃から野球をしていました。父に連れられて、兄と一緒に初めて野球の試合を見たときから、絶対これをやりたいと夢中になりました」(瀬間仲さん)

ブラジルにおける野球学校、ヤクルトアカデミーがまだできる前のことだ。 

「丁度、ブラジルでヤクルト・アカデミーが設立された年に僕は家族と一緒に日本に来たので、ヤクルトアカデミーでは学べなかったんです。でも野球は4歳のころから父に教わっていました」

ブラジルの野球チームに入り4番打者として活躍している姿が目に留まり、九州・宮崎県にある日章学園高校に入学。甲子園で注目されて、2002年にドラフトで中日ドラゴンズに入団。2005年まで在籍した。 

「怪我もあって、思うような成績を残せないまま球団を去ることになりました」(瀬間仲さん)

その後、子どもたちに野球を教えるなどコーチとして野球が続ける道も模索したが、自らが理想として描く形での活動は困難だった。 

「やりたい気持ちはあっても、思うようにできないなら、悔いが残る。だったら、と、野球はきっぱりやめて、何か別の仕事で生きていこうと思いました」(瀬間仲さん)

そして、冒頭の瀬間仲さんのコメントに話はつながる。本当に美味しいブラジルの食べ物を日本で広く紹介したいと考え、自身の妻や仲間たちとKansha Group(感謝グループ)を設立。ブラジルの食べ物や飲み物を紹介している。

「フェスタ・ド・ブラジル」では、ブースの横に、ブラジルの守護聖人アパレシーダの像やココナッツの木、アフリカの文化とつながりがある楽器のビリンバウなどを飾った。

「食べ物を通して、ブラジルの文化も知ってもらえることができたらと思って飾っています。自分も日本とブラジルの文化がミックスしていますが、ブラジルは本当にいろいろな文化が混ざっていて面白い国なんですよ」(瀬間仲さん)

ところで余談だが、日系ブラジル人の中でも、瀬間仲という名前は多くはない。そう思ってたずねてみたら、この珍しい名前はブラジルにおける日本人移民社会の中で生まれた名前だった。

 「母の家系は、もともとは沖縄の出身で、Shimanaka(島仲)という名前でした。でも母が生まれたとき役所で名前を記入する人が綴りを間違えてSemanakaになってしまったのです。母の兄妹はみなShimanaka(島仲)で、母とその子供だけSemanakaなんです(笑)」(瀬間仲さん)

ワールドインポートマートビル4階のブラジルマーケットでは、ステージで連日イベントが繰り広げられるほか、ブラジル雑貨やラテンアメリカ関連の飲食店などがずらりと並ぶ。屋外スペースではシュハスコとビアガーデンも開店している(15日(月・祝)まで)。「Kansha Group(感謝グループ)」はブラジルマーケット屋外スペースで営業中。



下は2002ドラフトで中日が指名した選手です。瀬間仲ノルベルトは7巡目指名され入団しました。プロでの成績はこちら

中日の2002ドラフト指名選手
1巡目森岡 良介明徳義塾高内野手
2巡目(指名権なし)
3巡目桜井 好実砺波工高外野手
4巡目植 大輔龍谷大投手
5巡目長峰 昌司水戸商高投手
6巡目小林 正人東海大投手
7巡目瀬間仲ノルベルト日章学園高内野手
8巡目湊川 誠隆慶応大内野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:08│ あのドラフト選手は今・・・ 
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