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あのドラフト選手は今、入来智(ドラフト6位)

2015年05月21日

スポニチwebsiteより (source)

1989近鉄ドラフト6位 入来智
三菱自動車水島・投手

プロ野球界から引退後、転職回数は10回を数え、第2の人生に苦しみ続ける入来智氏(1989近鉄6位)。その陰には夫に寄り添い、献身的に支えてきた妻・聡子さんの姿があった・・・。20日に放送されるTBS「壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち」で、どんな時でも夫を励まし続けてきた“妻の鑑”の物語が描かれる。

入来氏の1歳下にあたる聡子さん。2人は高校時代交際していたものの、入来氏が高校卒業後社会人チーム入りして一度は別れることに。入来氏はプロ入り後他の女性と結婚したが、15年に渡るプロ生活を終えた後、2人は再会することになる。

当時入来氏は浪費や離婚による慰謝料などで野球選手時代の貯金は底をつき、故郷・宮崎に戻ってもコンビニのアルバイトや酒造メーカーでの短期雇用など日銭を稼ぐその日暮らし。たまたま聡子さんが経営する美容室の前を通りがかったことで再会し、再び交際に発展。結婚することになった。

次に入来氏が就職したのは聡子さんの兄が家業を継いで経営する仕出し弁当店。子宝にも恵まれ第2の人生を歩み始めたが、2年後に店を飛び出すことになる。から揚げの揚げ方など弁当作りで細かく注意されることが耐え切れなかったのだという。

入来氏は「自分の中で野球やってたプライドも多少あるんですよ、やっぱり。心の調整ができなかったです」と当時を心境を口にし、聡子さんも「俺様を何だと思ってるのよ、みたいな。俺は入来やぞ、みたいな感じのところがすごく出ていた」と夫の姿勢を振り返った。

それから仕事もせずに聡子さんの美容室に入り浸るようになる入来氏。その体たらくを見かねた聡子さんは大きな決断をする。「美容室を辞めた方がお互いに2人で頑張っていけるのかなって思って思い切って辞めました」。

大きな起爆剤を与えられても入来氏はなかなか定職につけないまま。せっかく見つけた住宅メーカーの営業職も一時は精を出していたものの1年で退職してしまった。

どうすれば夫は第2の人生をまっとうに歩めるのか。悩み抜いた聡子さんは「あの人は私がいない方が、ひとりで頑張れるのかもしれない」という結論に至る。そして離婚話を切り出すと、入来氏はかたくなに拒否。「野球しかしてこなかったから・・・。野球以外に何していいかわからない」と、これまでの苦しみや胸のうちを全て吐露し、号泣した。

さらに、入来家には波瀾の展開が待っている。番組本編では、11年にわたる夫婦の壮絶な人生が描かれている。

プロデューサーを務めるTBSの後藤隆二氏は「プロ野球界は華やかに見えるけれど、引退した後野球界に残れず第二の人生を歩む人が大半。その中で支えてくれる女性がいるからこそ入来さんも頑張ってある意味第三の人生を歩もうとしているし、応援していきたいと思いますね」と入来夫妻へエールを送った。



下は1989ドラフトで近鉄が指名した選手です。入来智は6位指名され入団。プロでの成績はこちら

近鉄の1989ドラフト指名選手
1位野茂 英雄新日鉄堺投手
2位畑山 俊二住友金属外野手
3位石井 浩郎プリンスホテル内野手
4位藤立 次郎天理高外野手
5位平江 巌成章高外野手
6位入来 智三菱自動車水島投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:00│ あのドラフト選手は今・・・ 
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