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あのドラフト選手は今、林威助(ドラフト7巡目)

2015年10月03日

10/2、日刊スポーツ4面より

2002阪神ドラフト7巡目 林威助
近畿大・外野手・23歳

投手が投げ、打者が打とうとする瞬間でも応援団の野太いマイクパフォーマンスが大音量で響き、ベンチ真上で美しいチアガールが躍る。気が散って仕方がない環境だろう・・・。独特の騒々しさは台湾プロ野球の日常だ。

母国に戻って2年目、日本球界育ちの林威助(2002阪神7巡目)はカルチャーショックにもまれながらプレーしている。「応援歌を言ってくれている。最初はビックリしたけど慣れたよ」と笑う。

9月上旬、台湾南部の高雄を訪れた。市街地から路線バスに揺られて50分、北東の澄清湖棒球場へ。力強いスイング、柵越えの放物線は変わらない。台湾球界1年目の昨季は左ひざを手術した。今年は実質的にプロ初の優勝争いに身を置く。

「出された場面でやるべきことをしっかりやって、チームに貢献できるようにしたい。いまトップに立っている。こういうチャンスだから、優勝したい。このチャンスを逃したくない」。

5、6日の義大戦に先発して2戦連続マルチ安打。「状態は悪くない」とうなずく。豪快な打ちっぷりはともかく、2日間の潜入で何より目を引いたのは凡打だ。内野ゴロでも必死に一塁まで全力疾走していた。

今季開幕前、経験を買われて主将に指名された。遠征先のホテルでは試合後に仲間と野球談議。若手に伝えることも多いという。「打ったら、しっかり走れ!。いつも打てるわけじゃない。相手のエラーを誘ったり、そういうこともチームにプラスになる。野球はそういう部分が大事」。

台湾球界は投打こそパワフルだが、守備走塁が二の次になっている印象を受けた。日本では恒例の試合直前のシートノックを行わないケースも多い。林は福岡・柳川高へ入学し、近大から03年に阪神入り。日本で学んだ細やかなプレーで率先していく日々だ。

8日統一戦の8回に起死回生の同点打を放ち、勝利に導くと独走状態に入った。レギュラー級の働きで打率3割台を維持。下半季の優勝マジックも点灯し、早ければ今週末にも頂点に立つ。台湾シリーズに向けて視界良好だ。

高雄の夜は蒸し暑い。扇風機に当たりながら、南シナ海で採れた海の幸を味わう。「トリはどうしてる?。マートンは?。みんな元気かな?。11年間、お世話になった球団だし、先輩も後輩もいるからね」。かつての同僚を気にかける。古巣は優勝を逃したが、林は主将として、最後の踏ん張りどころを迎えている。

6日、義大戦の試合後、勝者の列がぞろぞろとベンチからロッカーに引き揚げるなか、林はたった1人、きびすを返す。グラウンドに向かって一礼していた。かつて日本でプレーしていた男の姿がそこにあった。。



下は2002ドラフトでは阪神が指名した選手です。林威助は7巡目指名され入団。プロでの成績はこちら

阪神の2002ドラフト指名選手
自由枠杉山 直久龍谷大投手
自由枠江草 仁貴専修大投手
1巡目(指名権なし)
2巡目(指名権なし)
3巡目(指名権なし)
4巡目中村 泰広日本IBM野洲投手
5巡目久保田 智之常磐大投手
6巡目三東 洋ヤマハ投手
7巡目林 威助近畿大外野手
8巡目田村 領平市和歌山商高投手
9巡目新井 智ローソン投手
10巡目伊代野 貴照ローソン投手
11巡目萱島 大介ローソン内野手
12巡目松下 圭太三瓶高外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 14:27│ あのドラフト選手は今・・・ 
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