ドラフト会議
情報局
2016ドラフト
高校生の候補
2016ドラフト
大学生の候補
2016ドラフト
社会人の候補
スカウト
評価
2016ドラフト
全指名選手
ホームに
もどる

あのドラフト選手は今、島尾康史(ドラフト2位)

2015年12月20日

日刊ゲンダイwebsiteより (source)

1986阪神ドラフト2位 島尾康史 
東洋大姫路高・投手・18歳

元プロ選手がタレントに転向するのは珍しいことではない。しかし、「俳優」となるとかなり異色だ。その1人が元プロ野球投手で来年役者歴20年を迎える嶋尾康史さん(1986阪神2位)。現在、テレビドラマや舞台で活躍する個性派俳優で、昨年末にはNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にも出演した。

「おかげさまで今でも現場で『元阪神の・・・』と言ってくださる人がいる。やっぱり関西地区での阪神の看板は絶大。阪神には感謝してもしきれない。野球を辞めてからずっとそう感じています」

嶋尾さんは86年ドラフト2位で阪神入り。プロ2年目から主に先発として活躍も、たび重なる右ヒジ故障もあって96年に引退。翌年から役者の道に足を踏み入れた。もっとも、当初は俳優になるつもりは全くなかった。

「現役時代から故障がちだったので、野球をやめた後は体への興味もあって柔道整復師を目指そうと考えていました。でも偶然、戦力外を受けた直後に知人の映画監督を通じて今の事務所の社長と知り合ったのがこの世界に入ったきっかけです。最初は野球解説者からスタートしたのですが、これも偶然、事務所が同時期に俳優養成所を始め、それで『役者も』となったわけです。幸い、俳優として動き出した直後にテレ東の連ドラでのデビューも決まった。今思えば、本当に運が運を呼んだ感じ。人生ってわかりませんし、怖いですよ」

役者未経験のままいきなり芸能界に飛びこんだ嶋尾さん。一人前の俳優になるまでには苦労が絶えなかった。

「野球の場合、投手ならどんな形でも打者を抑えればそれでいい。役者にはそんな明確な答えがない。現場の監督が演技後にOKをくれても、その演技が本当によかったのか、違う演技が出来たんじゃないかと自問自答してしまうのです。色々な役を経験するにつれ、相手との息遣いや自分の動きなどにもこだわりが出てくる。そうなると、どんどん演技に欲が出る。野球も難しいですが、その難しさとはまた一味違う。もう20年近くやってますが、私にとっては永遠の課題かもしれません」

野球界での苦い思い出は一、二軍を行き来していた92年。オリックスとの二軍戦で1年目のイチロー(1991オリックス4位)と対戦し、4打数4安打を許したことだ。

「まだ当時のイチローは登録名が“鈴木”でしたが、どこに何を投げてもバットの芯で完璧に打たれました(苦笑)。試合後に、監督やコーチに『なんで一軍経験があるオマエが新人に打たれるんだ!』と、もの凄く怒られたことを鮮明に覚えています。一軍ならまだしも、二軍であそこまでボコボコにやられたのはなかったので。でも、その2年後に彼は大ブレークでしょ。『あの鈴木君か、やっぱりな』とすぐに思いました。向こうはもう覚えてないと思いますが、私はあの対戦は・・・一生忘れられません」

あと3年で50歳。年齢を重ねれば重ねるほど役者の深みは増す一方、立ち位置も変わってくる。今後はどんな俳優を目指していくのか。

「役者は大きく分けて2つのタイプがある。一つは役に対し近寄っていくタイプ。もう一方は、与えられた役を自分色に染めるタイプです。私はどちらかと言えば後者なので、見ている人たちの心に少しでも残るような役者を追求していきたい。役の大小を問わず、存在感があるというか。そういう役者であり続けたいですね」



下は1986ドラフトで阪神が指名した選手です。島尾康史(嶋尾康史)は2位指名され入団。プロでの成績はこちら

阪神の1986ドラフト指名選手
1位猪俣 隆法政大投手
2位島尾 康史東洋大姫路高投手
3位八木 裕三菱自動車水島内野手
4位多岐 篤司神戸弘陵高投手
5位高橋 昌也大阪商大投手
6位真鍋 勝己関西高投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 10:36│ あのドラフト選手は今・・・ 
ドラフトニュース検索