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ソフトB1位・田中正義の評価急落、「2ケタ難しい」

2016年11月02日

11/2、日刊ゲンダイ31面より

2016ソフトバンクドラフト1位 田中正義
創価大・投手・動画

最速156キロ右腕がもろくも崩れた。31日に行われた関東地区大学野球選手権大会2回戦。1位と外れ1位で差はあれど、先日のドラフトでともに5球団が競合した創価大・田中正義(動画)と桜美林大・佐々木千隼(動画)が対戦。軍配は佐々木に上がった。

田中は初回、内野安打と自らの野選、死球でピンチをつくると、暴投、右中間への2点適時打でいきなり3失点。四回にはソロを浴び、4回4失点でマウンドを降りた。試合後、田中はうっすら涙を浮かべながら、力のなさを痛感する一年でした」と、心情を吐露。

「立ち上がりは直球に絞られていたのは分かっていたけど、それしか投げるボールがなかった。直球も走っていなかったので・・・。理由? ちょっとフォームの問題もあった。(体の)開きがいつもより早かったのかな、と」と、続けた。

田中は今年4月に右肩を痛め、実戦復帰まで約4カ月を要した。即戦力という触れ込みだが、ある球団スカウトは「今の状態では2ケタ勝利は難しい」とこう話す。

「この日は全体的にフォームが硬かった。恐らくまだ、右肩のケガが響いているのではないか。速球投手はエンジンのかかりが遅い傾向があるものの、故障前の田中は当てはまりませんでしたからね。創価大は神宮大会での日本一を狙っているチームだけに、ドラフト指名で気が抜けたというのも当てはまらない。伸びしろの大きい田中は2年後、3年後には15勝、20勝の可能性を秘めているが、来季戦力になるかは疑問。5勝止まりということもある」。

一方の佐々木は9回1失点の完投勝利。こちらも即戦力と評判の右腕だが・・・。

「佐々木は余裕をもちながら、勝負どころでは力を入れて投げていた。ゲームのつくり方を知っている。全体的なポテンシャルはともかく、緩急の使い方に関しては田中の及ぶところじゃない。こちらは1年目から2ケタを勝ってもおかしくない」(前出のスカウト)

田中も「佐々木投手はボールを絞らせず、(来ると)分かっていても打てない変化球を投げていた。その差です」と、素直に脱帽。来季を暗示するようなドラ1対決だった。




下は2016ドラフトでソフトバンクが指名した選手です。1位・田中君のスカウト評はこちら

ソフトバンクの2016ドラフト指名選手
1位田中 正義 創価大投手動画
2位古谷 優人江陵高投手動画
3位九鬼 隆平秀岳館高捕手動画
4位三森 大貴青森山田高内野手動画
育1大本 将吾帝京第五高外野手動画
育2長谷川 宙輝聖徳学園高投手動画
育3田城 飛翔八戸学院光星高外野手動画
育4森山 孔介藤沢翔陵高内野手動画
育5清水 陸哉京都国際高外野手動画
育6松本 龍憲崇徳高内野手動画


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