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巨人ドラ1未来の大砲候補が伸び悩んだ本当の理由

2016年11月16日

週プレ 11月28日号より
ストーブリーグ開幕を告げる大型トレードだ。2日、巨人の大田泰示外野手(2008巨人1位)公文克彦投手(2012巨人4位)と、日本ハムの吉川光夫投手(2006日ハム1巡目)石川慎吾外野手(2011日ハム3位)の2対2の交換トレードが発表された。

巨人の大田は、原辰徳前監督の母校でもある東海大相模高から2008年、ドラフト1位で入団。将来の大砲候補と期待されるも8年間で本塁打はわずか9本と伸び悩み、近年はほぼ2軍の肥やし状態に。

とはいえ、恩師が退任して1年でトレードとはちょっと露骨な気もするが、球団関係者からは「実はほかならぬ原監督自身が、大田の芽を摘んでいたともいえるんです」との声も。

「原監督は大田を世界に通用するスラッガーに育てたい、と下半身主導で遠くに飛ばす長距離打者のフォームで徹底指導。でも、実は大田は手でタイミングを取るほうが結果が出るタイプのバッターなんです。それで結果を出して1軍に上がっても、すぐに原監督のダメ出しで2軍落ち。そんな繰り返しのなかで、本人も悩み、自分のフォームがわからなくなってしまった」。

球団は親心から、原監督在任中から水面下でのトレードを画策していたという。「3年ほど前にはDeNAの筒香と、去年は広島の堂林とのトレード話も進みましたが、原前監督のNGで流れました」(スポーツ紙デスク)

一方の日本ハムは12年パ・リーグMVP投手の吉川を放出。一見、不釣り合いなトレードにも見えるのだが・・・。「ボールの力に陰りが見え始め、年俸も9500万円と高い吉川に見切りをつけたあたりは実にハムらしい。一方の大田は年俸2100万円。今回のトレードはハムにとって約7500万が浮く商売でした」。

ともあれ、この移籍で出番が増えそうな大田。「栗山監督は原さんほど頑固ではなく選手育成がうまい。案外、化けるかもしれない」。新天地での活躍に期待だ。



下は2008ドラフトで巨人が指名した選手です。大田泰示は1位指名され入団。プロでの成績はこちら

巨人の2008ドラフト指名選手
1位大田 泰示東海大相模高内野手
2位宮本 武文倉敷高投手
3位斎藤 圭祐千葉経大付高投手
4位橋本 到仙台育英高外野手
5位笠原 将生福岡工大城東高投手
6位仲沢 広基国際武道大内野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:11│ │巨人 
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