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浜田達郎(中日戦力外)、育成で再契約 「焦りある」

2016年11月19日

11/19、中日スポーツ2面より

2012中日ドラフト2位 浜田達郎
愛工大名電高・投手・18歳

破格の育成契約となった。来季から背番号3桁になる中日・浜田達郎投手(2012中日2位)が18日、1300万円から25%減の975万円で来季の契約を更改した。竜の育成選手では最高額。10月下旬に左肘尺骨神経剥離術を受けた左腕が「1軍戦力」として復活を期す。

年俸975万円。野球選手としては夢のある金額ではないが、育成選手としては期待の詰まった額だった。手続き上、いったん自由契約にしてからの再契約だから、限度額25%は適用されない。それでも球団は25%減での再出発を浜田達に提示した。西山球団代表が説明する。

「彼はうちにとって戦力です。枠の問題もあってそうなりましたが、将来的にも必要な戦力。支配下と同じようにみて、金額を提示しました。金額を抑えすぎて、必要以上に焦るのを防ぐ意味もあります」

過去には2012年の脇谷(巨人)が年俸2600万円の育成選手として契約したが、育成選手の趣旨を考えれば異例の金額だ。浜田達は2014年にプロ初勝利を含む5勝(3敗)をマークしたものの、左肘痛に襲われた。昨季は登板4試合、今季は1試合。10月下旬には、左肘尺骨神経剥離術に踏み切った。

ナゴヤ球場ではスタンドをウオーキングする日々。12月に入ってからランニングを始める予定だ。キャッチボール、ブルペン投球と段階を踏んで、実戦のマウンドに立つ。「2月中にブルペン入りできそう」と言うが、焦りは禁物。じっくり調整して、復活への階段を歩みたい。

浜田達は「正直言って、焦りはあります。でも、気持ちを落ち着かせながらやっていきたいと思います。今のところ、肘の回復は順調です。気持ちを引き締めて、走り込んで土台からつくりあげていきます」と語った。育成契約だが、期待の表れ。大谷、藤浪とビッグ3と呼ばれた大器だ。故障を治し、まずは2ケタの背番号を取り戻す。



浜田達郎は10月29日、戦力外通告を受けました。こちら

下は2012ドラフトで中日が指名した選手です。浜田君は2位指名され入団。高校時代のスカウト評はこちら


中日の2012ドラフト指名選手
1位福谷 浩司慶応大投手
2位浜田 達郎愛工大名電高投手
3位古本 武尊龍谷大外野手
4位杉山 翔大早稲田大捕手
5位溝脇 隼人九州学院高内野手
6位井上 公志シティライト岡山投手
7位若松 駿太祐誠高投手
プロ入り後の成績



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draftkaigi at 09:37│ │戦力外通告 
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