巨人のドラフト指名選手即戦力度チェック
2016年11月26日
週刊ベースボール12月5日号より
ドラフト1位の中京学院大・吉川尚輝(動画)にはもちろん即一軍が期待されるが、戦力としてすぐにでも計算できそうなのが3位の東芝・谷岡竜平(動画)と4位のヤマハ・池田駿(動画)の社会人投手コンビだ。前者は東芝を2年連続都市対抗に導いた右の150キロ本格派、後者は今秋の日本選手権で優勝したヤマハのエース左腕である。
両者とも先発候補としての獲得であったが、ドラフト後に日本ハムから吉川光夫を獲得し、FA交渉中の山口俊(DeNA)の入団も決まれば、菅野智之、M・マイコラス、田口麗斗、内海哲也と先発枠は埋まるため、当面は中継ぎ起用も。
山口鉄也の勤続疲労などでブルペンもコマ不足。両者ともリリーフ経験があり、ここで適性を見つつ、先発挑戦、リリーフ専念と方向性を見極めるのもありだろう。
2位の近大・畠世周(動画)は今秋見つかった右ヒジ遊離軟骨の状態が心配。創志学園高・高田萌生(動画)、二松学舎大付高・大江竜聖(動画)の高卒2人は、育成プログラムに則って夏までは体力作り、一軍昇格は早くても18年か。7位の廖任磊(動画)はけん制やクイックなどの技術が身に付けば、沢村拓一を脅かすクローザー候補と期待される。
最後に1位・吉川(動画)である。本職はショートだが今季首位打者の坂本勇人は不動。一方でセカンドは今季9人が先発出場するなど、長らく固定できていないポジションであり、ここに収まることが期待される。日米野球ではセカンドを守った実績もあり、身体能力の高い3拍子揃った吉川がハマれば二遊間は12球団でも屈指の守備範囲を誇るコンビとなる。
下は2016ドラフトで巨人が指名した選手です。
ドラフト1位の中京学院大・吉川尚輝(動画)にはもちろん即一軍が期待されるが、戦力としてすぐにでも計算できそうなのが3位の東芝・谷岡竜平(動画)と4位のヤマハ・池田駿(動画)の社会人投手コンビだ。前者は東芝を2年連続都市対抗に導いた右の150キロ本格派、後者は今秋の日本選手権で優勝したヤマハのエース左腕である。
両者とも先発候補としての獲得であったが、ドラフト後に日本ハムから吉川光夫を獲得し、FA交渉中の山口俊(DeNA)の入団も決まれば、菅野智之、M・マイコラス、田口麗斗、内海哲也と先発枠は埋まるため、当面は中継ぎ起用も。
山口鉄也の勤続疲労などでブルペンもコマ不足。両者ともリリーフ経験があり、ここで適性を見つつ、先発挑戦、リリーフ専念と方向性を見極めるのもありだろう。
2位の近大・畠世周(動画)は今秋見つかった右ヒジ遊離軟骨の状態が心配。創志学園高・高田萌生(動画)、二松学舎大付高・大江竜聖(動画)の高卒2人は、育成プログラムに則って夏までは体力作り、一軍昇格は早くても18年か。7位の廖任磊(動画)はけん制やクイックなどの技術が身に付けば、沢村拓一を脅かすクローザー候補と期待される。
最後に1位・吉川(動画)である。本職はショートだが今季首位打者の坂本勇人は不動。一方でセカンドは今季9人が先発出場するなど、長らく固定できていないポジションであり、ここに収まることが期待される。日米野球ではセカンドを守った実績もあり、身体能力の高い3拍子揃った吉川がハマれば二遊間は12球団でも屈指の守備範囲を誇るコンビとなる。
下は2016ドラフトで巨人が指名した選手です。
巨人の2016ドラフト指名選手 | ||||
1位 | 吉川 尚輝 | 中京学院大 | 内野手 | 動画 |
2位 | 畠 世周 | 近畿大 | 投手 | 動画 |
3位 | 谷岡 竜平 | 東芝 | 投手 | 動画 |
4位 | 池田 駿 | ヤマハ | 投手 | 動画 |
5位 | 高田 萌生 | 創志学園高 | 投手 | 動画 |
6位 | 大江 竜聖 | 二松学舎大付高 | 投手 | 動画 |
7位 | 廖 任磊 | 台湾・開南大 | 投手 | 動画 |
draftkaigi at 08:15│
│巨人