中日のドラフト指名選手即戦力度チェック
2016年11月30日
週刊ベースボール12月5日号より
11月16日に行われた明治神宮大会決勝で、ロッテドラフト1位の佐々木千隼を破り、大学日本一の座を手にした明大・柳裕也(動画)が最大の注目株だ。星野仙一、川上憲伸ら、歴代のエースが名を連ねる明大の主戦投手兼主将の肩書を受け継いだ右腕は、開幕先発ローテーション入りの期待が大きい。
その川上は入団1年目の1998年に14勝6敗、防御率2.57の好成績で新人王を獲得した。来季に開幕先発ローテーション入りが濃厚なのは吉見一起、大野雄大、若松駿太の3人のみで、柳がこの3本柱に続くことができれば、最下位からの巻き返しの可能性がグッと高まる。
2位の日大・京田陽太(動画)も開幕一軍入りが期待されている。走塁・守備には定評があり、遊撃・二塁の定位置争いに加わりたい。チームでも屈指の内野守備を誇る堂上直倫と二遊間を形成できれば、伝統の守り勝つ野球復活につながる。
4位の新潟医療福祉大・笠原祥太郎(動画)は直球、変化球ともまとまりがあり、先発、救援どちらにも適性を見せる。求められる役割は柳よりも多いかもしれない。6位の東海大・丸山泰資(動画)は春先に起こした右肩の炎症で評価を落としたが、それまでは1位候補にも名を連ねていた逸材。回復次第ではダークホース的存在になりそうだ。
長打力、走力に優れた3位の酒田南高・石垣雅海(動画)、打撃にも非凡な才能を持ち、野球センスに優れた5位の東邦高・藤嶋健人(動画)はまずは体づくりから。将来の主力を目指してファームで腕を磨いていく。
下は2016ドラフトで中日が指名した選手です。(育成除く)
11月16日に行われた明治神宮大会決勝で、ロッテドラフト1位の佐々木千隼を破り、大学日本一の座を手にした明大・柳裕也(動画)が最大の注目株だ。星野仙一、川上憲伸ら、歴代のエースが名を連ねる明大の主戦投手兼主将の肩書を受け継いだ右腕は、開幕先発ローテーション入りの期待が大きい。
その川上は入団1年目の1998年に14勝6敗、防御率2.57の好成績で新人王を獲得した。来季に開幕先発ローテーション入りが濃厚なのは吉見一起、大野雄大、若松駿太の3人のみで、柳がこの3本柱に続くことができれば、最下位からの巻き返しの可能性がグッと高まる。
2位の日大・京田陽太(動画)も開幕一軍入りが期待されている。走塁・守備には定評があり、遊撃・二塁の定位置争いに加わりたい。チームでも屈指の内野守備を誇る堂上直倫と二遊間を形成できれば、伝統の守り勝つ野球復活につながる。
4位の新潟医療福祉大・笠原祥太郎(動画)は直球、変化球ともまとまりがあり、先発、救援どちらにも適性を見せる。求められる役割は柳よりも多いかもしれない。6位の東海大・丸山泰資(動画)は春先に起こした右肩の炎症で評価を落としたが、それまでは1位候補にも名を連ねていた逸材。回復次第ではダークホース的存在になりそうだ。
長打力、走力に優れた3位の酒田南高・石垣雅海(動画)、打撃にも非凡な才能を持ち、野球センスに優れた5位の東邦高・藤嶋健人(動画)はまずは体づくりから。将来の主力を目指してファームで腕を磨いていく。
下は2016ドラフトで中日が指名した選手です。(育成除く)
中日の2016ドラフト指名選手 | ||||
1位 | 柳 裕也 | 明治大 | 投手 | 動画 |
2位 | 京田 陽太 | 日本大 | 内野手 | 動画 |
3位 | 石垣 雅海 | 酒田南高 | 内野手 | 動画 |
4位 | 笠原 祥太郎 | 新潟医療福祉大 | 投手 | 動画 |
5位 | 藤嶋 健人 | 東邦高 | 投手 | 動画 |
6位 | 丸山 泰資 | 東海大 | 投手 | 動画 |
draftkaigi at 07:09│
│中日