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中日1位・柳裕也が仮契約、スカウト「開幕ローテある」

2016年11月30日

11/30、中日スポーツ1面より

2016中日ドラフト1位 柳裕也
明治大・投手・動画

偉大な先輩を超えるスピード白星奪取だ!! 中日からドラフト1位で指名された明大・柳裕也投手(動画)が29日、東京都内のホテルで入団交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で合意した。即戦力右腕は、来季の開幕ローテ入りと、明大OBの楽天・星野仙一副会長や川上憲伸を超える速さでのプロ初勝利に意欲十分。

これで中日は育成を含むドラフトで指名した全選手の入団が決まった。

仮契約を済ませ、力強い足取りで記者会見場に入る。柳はホテルに「ジングルベル」の曲が流れるクリスマスムードも、球団から提示された最高の待遇も意に介さない。プロで飛躍・・・。その決意に満ちあふれていた。

「ドラゴンズの一員になるということで、しっかりと自覚と責任を持って行動していきたい。一番はファンのみなさまに応援していただける選手になりたい」。多くのフラッシュを浴びながらも堂々とした受け答え。すでに大器の片りんを見せつけていた。

目指すは開幕1軍ローテ入り。さらに偉大な先輩を上回るスピードでのプロ初勝利だ。先輩とは柳と同じく明大の投手で主将を務め、ドラフト1位で中日に入団した星野仙一や川上憲伸。星野はルーキーイヤーの1969年5月5日の広島戦でプロ初勝利、川上は98年4月9日の阪神戦でプロ初登板初勝利を手にした。

期待が膨らむのは、来季の開幕カード。3月31日から巨人との3連戦(東京ドーム)で幕を開ける。宿敵相手に1軍デビュー。そして快投を演じれば、星野、川上より早くプロ初白星を手にする可能性は十分だ。

「開幕ローテに入って投げたい? そうですね。早く活躍できるようにやっていきたい」。柳は同じ系譜をたどる大先輩以上の活躍に思いをはせた。中田スカウト部長も「開幕ローテに入る力はある。しっかり自分で一歩一歩、馬なりでいいから体をつくって、普通に投げさえすれば当然戦力になる」と太鼓判を押す。

来るべきときに備え、着実にプロへの準備も進めている。今年の東京六大学リーグ戦で春秋計17試合、計121イニング2/3を投げて11勝1敗。明治神宮大会にも全3試合に先発するなどフル回転の大学ラストイヤーだった。現在は疲労も考慮し、ランニングや体幹、ウエートトレーニングで調整。

「アピールも大事だけど、けがをしないように体をつくりながらやっていきたい」。焦らず、着実にステップを踏むことが先輩超えにつながる。

年間表彰式のNPBアワーズが開かれた28日には、明大の1学年先輩で阪神のルーキー・高山が新人王を獲得。「自分も目指したい気持ちがある。一日一日を大事に。1年でも1球でも長くやっていきたい」。偉大な先輩たちに追いつけ、追い越せ。そんな思いを胸に深く刻み、大学生屈指の右腕がプロの世界に飛び込む。



下は2016ドラフトで中日が指名した選手です。1位・柳君のスカウト評はこちら

中日の2016ドラフト指名選手
1位柳 裕也明治大投手動画
2位京田 陽太日本大内野手動画
3位石垣 雅海酒田南高内野手動画
4位笠原 祥太郎新潟医療福祉大投手動画
5位藤嶋 健人東邦高投手動画
6位丸山 泰資東海大投手動画
育1木下 雄介四国IL・徳島投手動画


draftkaigi at 10:25│ 中日 
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