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オリックス、ドラフト1位をめぐって対立があった!

2016年12月08日

12/7、日刊スポーツ4面「野球の国から」より

2016オリックスドラフト1位 山岡泰輔
東京ガス・投手・動画

オリックスは今秋のドラフト会議で、4年連続の一本釣りで東京ガス・山岡泰輔投手(動画)を単独指名した。球団内には競合が確実視された創価大・田中正義投手を推す声も強かったが、福良淳一監督が自らの決断を押し切った。その裏には、1年前の伏線があった。

10月20日、ドラフト会議当日。開始直前に球団控室から出てきたオリックス・福良監督が言った。やっと1位が決まった。自分の希望を聞いてもらったよ」。そして山岡を指名。無事に単独指名にこぎつけた。「本当にうれしい。今のチーム事情を考えると即戦力は必要。十分に試合をつくってくれると思う」と喜んだ。

実はすったもんだの末だった。前日、ドラフト会場内のホテルで行われた編成会議は3時間に及んだ。1位指名を巡って紛糾していた。福良監督は「開幕から投げられる先発が欲しい」と社会人ナンバー1右腕の山岡を希望。田中は春に発症した右肩痛の影響で、来年の開幕に間に合わないのではと不安視していた。

これに西名弘明球団社長が待ったをかけた。この時点で既に、本社サイドに、田中の1位指名をほのめかしていたとみられる。西名球団社長は「宮内オーナーに説明がつかない」などとの理由を繰り返し、田中指名を強硬に主張。編成会議の途中、オーナーに急きょ連絡を取るよう周囲に命じるなど混乱が深まっていった。

意見は真っ二つ。結局、結論は当日に持ち越した。だが、福良監督に引く気はなかった。「1位は山岡でいく」と心に決めていた。1年前の苦い記憶があったからだ。

昨年ドラフトの4日前。球団幹部が報道陣を集めた。そして青学大・吉田正尚外野手の1位指名を公表。突然のことだった。「何それ?。俺、聞いてないよ」。福良監督にとっても寝耳に水だった。15年のチーム打率、得点力ともリーグ5位。確かに攻撃力が課題ではあった。だが、シーズン途中に代行から昇格した福良監督にとって、先発投手の整備が何より必要と感じていたのだが・・・。

フロントが責任を負って戦力編成を進めるなら納得できる。ただ、オリックスは違った。現場の意見を聞かず、下位に沈めば責任をなすりつける。そうやって21世紀以降、10度もの監督交代を繰り返してきた。ここに長年低迷の原因が集約されている。

昨年ドラフトでも1位で即戦力投手を求める監督の意向は排除された。フロントは宮内オーナーに「1位・吉田正尚」を報告。外堀は埋まっていた。

年が明け、迎えた今季。開幕からオリックスは失速した。福良監督が懸念していた先発陣の乱調が目立った。昨年のドラフト戦略のほころびも一因と言えた。1位指名の吉田正は春先に早々と離脱。終盤に復帰したのは明るい話題として残った。それでも、即戦力投手が指名できていれば、シーズンの結果はまったく違っていたかもしれない。

そして今回のドラフト。当日まで持ち越された結論が出た。最終的には、福良監督の熱意が上回った。初志貫徹の1位・山岡をはじめ、9人中6人を投手で指名。「いいドラフトだった。100点に近い」。監督は満足そうに振り返った。決断し、フロントにも意見を貫き通した。ある意味で、チームの近年の歴史を動かす出来事だった。




下は2016ドラフトでオリックスが指名した選手です。1位・山岡君のスカウト評はこちら

オリックスの2016ドラフト指名選手
1位山岡 泰輔東京ガス投手動画
2位黒木 優太立正大投手動画
3位岡崎 大輔花咲徳栄高内野手動画
4位山本 由伸都城高投手動画
5位小林 慶祐日本生命投手動画
6位山崎 颯一郎敦賀気比高投手動画
7位飯田 大祐ホンダ鈴鹿捕手動画
8位沢田 圭佑立教大投手動画
9位根本 薫霞ケ浦高外野手動画
育1張 奕日本経済大外野手動画
育2榊原 翼浦和学院高投手動画
育3神戸 文也立正大投手動画
育4坂本 一将BCL・石川内野手動画
育5中道 勝士明治大捕手動画


draftkaigi at 07:27│ オリックス 
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