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阪神、清宮(早実)を来年ドラフト1位指名で大筋決定

2016年12月23日

12/23、サンケイスポーツ32面より

清宮 幸太郎 (早稲田実・一塁手)
184cm・右投左打・動画

来秋のドラフト会議に向けて、阪神の基本方針が明らかになった。清宮(動画)を1位指名へ・・・。高校ナンバー1スラッガー獲りを、球団首脳が認めた。「今の段階で清宮君以外を指名することは考えにくい。1位『候補』ではない。1位で『いく』ということ。甲子園のスター。お客さんをあれだけ集められる力がある」

今秋のドラフト会議では創価大・田中正義投手(ソフトバンク)、桜美林大・佐々木千隼投手(ロッテ)ら即戦力投手を軸としていたが、当日になって大山の単独1位指名に転換。鳥谷以来の生え抜きレギュラーがいない現状を打破したい金本監督の意向を、最優先させた形になった。

高山、大山と2年連続で野手を1位で獲得。高山は新人王に輝きレギュラーの一角を担ったが、球団内では「来年こそ即戦力投手を獲得すべき」という意見も出た。清宮にはすでに日本ハムの栗山監督が1位指名を示唆するなど、競合必至。

さらに再来年は金本監督が3年契約最終年。優勝争いという結果が問われるため、計算できる投手にベクトルを向けたくなるのも無理はない。

それでも球団内で意見交換を重ねた結果、3年連続での野手1位指名OKという方針でまとまった。最終的に金本監督の意向を踏まえるが、現時点で高校通算78発の大砲を最高評価とした。別の球団幹部も「話題性もある」と話した。

球団首脳は「『打てない』というチームの体質を、金本体制の間に変えたい」と説明。その年のベストの野手を狙い続けることで、中長期的に打線に厚みのあるチームを作ることができる。中途半端に終わることは避けたいというわけだ。

年明けの早実高の練習初めにスカウトを派遣するかどうかは現時点では決まっていないが、1月中には改めて清宮詣でをする見通し。そこで誠意を尽くす構えだ。清宮の父でラグビーのトップリーグ・ヤマハ発動機監督の克幸さんは、虎党として有名。赤い糸で結ばれていることを信じて、熱視線を送り続ける。



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draftkaigi at 07:07│ │阪神 
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