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話題の新人、ロッテドラ6・種市篤暉

2017年01月24日

1/24、スポーツにポン7面「球界新士録」より 

2016ロッテドラフト6位 種市篤暉
八戸工大一高・投手・動画

18歳にして、自らのビジョンを明確に描いている。新人合同自主トレで鍛錬を積むロッテ・種市(動画)は、3年後に視線を向けた。

「今年は体づくりがメインで球速を上げたり、変化球の精度や切れを出すことが目標。来年1軍で登板して、再来年はローテーションに入りたい。その時にローテーションを守り切れる体力がないといけないので、今年と来年でやっていきたい」

ドラフト6位で入団。甲子園出場はないが、将来性豊かな右腕だ。決め球のフォークは大きな落差が武器。中学3年で軟式野球を引退後、「投げてみたら落ちた」と習得した。カブス・上原のスプリットに憧れ「イメージしている。あの凄いスプリットの感じでフォークを投げたい」と目を輝かせる。

まだまだ発展途上。現在の最速は148キロだが「投手なら速い球を投げたいと思うので、160キロ目指して頑張ります」と無邪気に笑った

高校まで青森で過ごした。小学生の時には6年間、盆と正月には伝統芸能の「駒踊り」を夢中で踊った。初めての関東での生活には「建物が高い。スクランブル交差点は斜めに渡れるのが凄いし、スカイツリーも・・・」と初々しさ全開。

「この前電車の中から富士山が見えたんです。感動しました」と、日本一の光景もしっかり目に焼き付けた。その純朴さで、年上の同期たちから愛される「いじられキャラ」が早くも定着しつつある。

「種市」といえば、13年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で福士蒼汰が演じた「種市先輩」が人気を博した。今はチームで最も「後輩」の種市だが、先輩となる頃には「じぇじぇじぇ!」な成長を遂げているかもしれない。近い将来チームを背負って立つ存在になるため、まずは静かに腕を磨く。




下は2016ドラフトでロッテが指名した選手です。6位・種市君のスカウト評はこちら

ロッテの2016ドラフト指名選手
1位佐々木 千隼桜美林大 投手
2位酒居 知史大阪ガス 投手
3位島 孝明東海大市原望洋 投手
4位土肥 星也大阪ガス 投手
5位有吉 優樹九州三菱自動車 投手
6位種市 篤暉八戸工大一高 投手
7位宗接 唯人亜細亜大 捕手
育1安江 嘉純BCL・石川 投手
育2菅原 祥太日本ウェルネス大 外野手


draftkaigi at 11:54│ │ロッテ 
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