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オリックスドラ7・飯田大祐、紅白戦で大活躍!

2017年02月05日

2/5、スポーツニッポン5面より

2016オリックスドラフト7位 飯田大祐
ホンダ鈴鹿・捕手・動画

オリックスは4日、宮崎市の清武総合運動公園でプロ野球12球団の春季キャンプでは最初となる紅白戦を実施。途中出場したドラフト7位・飯田大祐捕手(動画)は2本の適時打を放つなど、12球団の新人で一番乗りとなる「初安打」「初打点」「初マルチ」を記録し、デビュー戦を飾った。即戦力捕手として期待される子連れルーキーが正捕手争いに割って入る。

守るべきものがある男は、やっぱり強い。4回表の守備から出場すると、直後の攻撃で回ってきたプロ初打席で、飯田がいきなり猛アピールした。

4回2死二塁、フルカウントから右腕・佐藤世の外角直球を強振した打球は右中間を破る適時三塁打。これだけでは終わらない。続く5回2死一、二塁では1ボール2ストライクから左腕・塚田の外角直球に逆らうことなく打ち返し右前タイムリー。2打席連続適時打と勝負強さを見せた。

「打撃コーチの方々に、しっかり状況判断をできるようにと指示を受けていたので、それができてよかった。自分のできることを一生懸命やることがキャンプの目標。1軍でやらせてもらっている以上、やれることをやるだけです」

球団新人では唯一の既婚者で、2児の父でもある。2013年元日に中学時代の同級生だった、まどかさんと結婚。夫人と3歳の長女・莉愛ちゃん、1歳の長男・琉斗君が支えになっている。「キャンプ中は2日に1度はテレビ電話しています。長女は電話を切る前に必ず“パパ、頑張ってね”って言ってくれるんです」。この時ばかりは、厳しい表情が一瞬、崩れた。

1月には最愛の家族と離れ、神戸市内の合宿所「青濤館」に入寮している。「練習をしなければ、家族と別々に暮らす意味がない」。今キャンプも全体練習後に約500球の捕球練習するのが日課。他の選手が引き揚げ、人気がなくなった室内練習場で投球マシンを相手に黙々と繰り返す。

伊藤、若月らとの正捕手争い参戦を印象付けたが「伊藤さん、若月は1ランク上のプレーをしている」と、表情を引き締めた。家族はキャンプ終盤に宮崎を訪問予定で、約1カ月半ぶりの再会となる。「楽しみですね」。ひと回り成長した「パパの姿」を見せるべく、アピールを続ける。



下は2016ドラフトでオリックスが指名した選手です。7位・飯田君のスカウト評はこちら

オリックスの2016ドラフト指名選手
1位山岡 泰輔東京ガス 投手
2位黒木 優太立正大 投手
3位岡崎 大輔花咲徳栄高 内野手
4位山本 由伸都城高 投手
5位小林 慶祐日本生命 投手
6位山崎 颯一郎敦賀気比高 投手
7位飯田 大祐ホンダ鈴鹿 捕手
8位沢田 圭佑立教大 投手
9位根本 薫霞ケ浦高 外野手
育1張 奕日本経済大 外野手
育2榊原 翼浦和学院高 投手
育3神戸 文也立正大 投手
育4坂本 一将BCL・石川 内野手
育5中道 勝士明治大 捕手


draftkaigi at 08:43│ │オリックス 
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