巨人ドラ5・高田萌生、投手コーチ「完成度高い」
2017年02月05日
2/5、スポーツ報知5面「伸戦力の武器」より
力強い腕の振りから繰り出す直球がミットを叩き、乾いた音を大きく響かせた。G球場での3軍キャンプ4日目。ドラフト5位右腕の高田(動画)はプロ初のブルペン投球で、中腰の捕手を相手に30球を投げ込んだ。「最初にしてはまあまあ。(力は)8割くらい。回転が安定していないので、徐々に直していきたい」。静かな口調に、強い意欲をにじませた。
追求するのは、直球の質だ。野球を始めたとき、当時メジャー1年目の松坂大輔に強く憧れ、フォームをまね始めた。高校時代は甲子園の土を踏み「松坂2世」として名をはせた。ブルペン投球を見守った阿波野3軍投手コーチも「フォームに無駄な部分もクセもない。球にもキレがある」と、完成度の高さにうなずく。
現在、新たに参考にしているのは楽天・則本。「自分の武器は直球。でもまだ、速さも回転数も、キレも足りない」。自らの体形、理想から考えて、一番近いと感じた球界の先輩を新たな手本にしている。
もともと研究熱心な性格だ。「ネットで野球の動画を見て、興味があるのを見つけると、いろいろ調べて見入ってしまいます」。読書も、野球関連本の他に、ラグビー日本代表・五郎丸の著作本も手に取る。「メンタルや考え方を、野球以外からも勉強しようと思って読んでいます」。幅広く吸収しようとアンテナを張る。
最終的な目標は、メジャーで通算219勝を挙げた元Rソックスのペドロ・マルティネス。公称180センチとメジャーでは小柄な部類ながら、160キロ近い速球と多彩な変化球を繰り出す米球界のレジェンドだ。「ああいう投手になるのが目標。今はまだ届かないので、できることをやっていく」。冷静に自身の現在地を見つめながら、大投手の道を進み続ける。
下は2016ドラフトで巨人が指名した選手です。5位指名の高田君のスカウト評はこちら
2016巨人ドラフト5位 高田萌生 創志学園高・投手・動画 |
力強い腕の振りから繰り出す直球がミットを叩き、乾いた音を大きく響かせた。G球場での3軍キャンプ4日目。ドラフト5位右腕の高田(動画)はプロ初のブルペン投球で、中腰の捕手を相手に30球を投げ込んだ。「最初にしてはまあまあ。(力は)8割くらい。回転が安定していないので、徐々に直していきたい」。静かな口調に、強い意欲をにじませた。
追求するのは、直球の質だ。野球を始めたとき、当時メジャー1年目の松坂大輔に強く憧れ、フォームをまね始めた。高校時代は甲子園の土を踏み「松坂2世」として名をはせた。ブルペン投球を見守った阿波野3軍投手コーチも「フォームに無駄な部分もクセもない。球にもキレがある」と、完成度の高さにうなずく。
現在、新たに参考にしているのは楽天・則本。「自分の武器は直球。でもまだ、速さも回転数も、キレも足りない」。自らの体形、理想から考えて、一番近いと感じた球界の先輩を新たな手本にしている。
もともと研究熱心な性格だ。「ネットで野球の動画を見て、興味があるのを見つけると、いろいろ調べて見入ってしまいます」。読書も、野球関連本の他に、ラグビー日本代表・五郎丸の著作本も手に取る。「メンタルや考え方を、野球以外からも勉強しようと思って読んでいます」。幅広く吸収しようとアンテナを張る。
最終的な目標は、メジャーで通算219勝を挙げた元Rソックスのペドロ・マルティネス。公称180センチとメジャーでは小柄な部類ながら、160キロ近い速球と多彩な変化球を繰り出す米球界のレジェンドだ。「ああいう投手になるのが目標。今はまだ届かないので、できることをやっていく」。冷静に自身の現在地を見つめながら、大投手の道を進み続ける。
下は2016ドラフトで巨人が指名した選手です。5位指名の高田君のスカウト評はこちら
巨人の2016ドラフト指名選手 | |||
1位 | 吉川 尚輝 | 中京学院大 | 内野手 |
2位 | 畠 世周 | 近畿大 | 投手 |
3位 | 谷岡 竜平 | 東芝 | 投手 |
4位 | 池田 駿 | ヤマハ | 投手 |
5位 | 高田 萌生 | 創志学園高 | 投手 |
6位 | 大江 竜聖 | 二松学舎大付高 | 投手 |
7位 | 廖 任磊 | 台湾・開南大 | 投手 |
育1 | 高井 俊 | BCL・新潟 | 投手 |
育2 | 加藤 脩平 | 磐田東高 | 外野手 |
育3 | 山川 和大 | BFL・兵庫 | 投手 |
育4 | 坂本 工宜 | 関学大・準硬式 | 投手 |
育5 | 松原 聖弥 | 明星大 | 外野手 |
育6 | 高山 竜太朗 | 九州産業大 | 捕手 |
育7 | 堀岡 隼人 | 青森山田高 | 投手 |
育8 | 松沢 裕介 | 四国IL・香川 | 外野手 |
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│巨人