ヤクルトドラ1・寺島成輝、開幕1軍絶望的に
2017年02月13日

2016ヤクルトドラフト1位 寺島成輝 履正社高・投手・動画 |
ヤクルトのドラフト1位・寺島成輝投手(動画)が12日、沖縄・那覇市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、「左内転筋筋膜炎」と診断された。全治は不明だが、13日に2軍の宮崎・西都キャンプに合流することが決定。調整の遅れは必至で、目標としていた開幕1軍は絶望的になった。
故障でリタイア、そして2軍に降格・・・。ドラ1左腕、寺島のショックは大きかった。「状態に関しては何も言えないです」。この一言だけを残し、タクシーに乗って宿舎へと戻った。那覇市内の病院でMRI検査を受けた結果「左内転筋筋膜炎」という診断。13日、宮崎・西都の2軍キャンプに合流することになった。
異変が起きたのは前日11日のキャッチボールの時だった。左ももの内側に張りを訴え、一部で別メニュー調整。大事を取ったが検査の結果、軽症ではなく、目標にしていた開幕1軍の可能性はほぼなくなった。
真中監督は「(筋肉が)切れていなくてよかった。開幕1軍? そこよりも自分のできることをやって、投げられるようにならないと。内転筋は焦ると、引きずることもある。見通しは難しいね」と説明した。
ブルペン入りの時期を遅らせるなど慎重を期していたが、故障は避けられなかった。「こっち(沖縄)で焦るより、向こう(宮崎)に行って再調整した方がいい」と伊藤投手コーチ。投手にとって、軸足の内転筋は、投球時に踏ん張りをきかせるのに重要な箇所。その分、負荷も大きくなる。いきなり試練に直面した寺島は現実を直視して、2軍から出直す。

ヤクルトの2016ドラフト指名選手 | |||
1位 | 寺島 成輝 | 履正社高 | 投手 |
2位 | 星 知弥 | 明治大 | 投手 |
3位 | 梅野 雄吾 | 九州産業高 | 投手 |
4位 | 中尾 輝 | 名古屋経済大 | 投手 |
5位 | 古賀 優大 | 明徳義塾高 | 捕手 |
6位 | 菊沢 竜佑 | 相双リテック | 投手 |
育1 | 大村 孟 | BCL・石川 | 捕手 |
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