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吐前拓哉(東海学園大)に7球団視察、中日が高評価

2017年02月15日

2/15、中日スポーツ11面「中部から飛び出せ2017ドラフト候補」より

吐前 拓哉 (東海学園大・投手)
185cm・右投右打・動画

高校時代も注目された潜在能力が花開くか。最終学年を迎える東海学園大・吐前拓哉投手は185センチの長身から投げ込む最速146キロの直球が売り。主戦場は愛知大学野球2部リーグだが、注目度は中部地区でもピカ一だ。「高校生の頃からプロを目指していた。意識はしています」。勝負の年に懸ける思いは十分ある。

自慢のストレートが最大の武器。その威力は、中日・田島を育てた東海学園大・鈴木保監督が「球の力は田島と遜色ない。プロでやれる力はある」と認めるほど。

吐前目当てに、年明けからプロ7球団のスカウトがグラウンドを訪れた。中日・中原スカウトは「高校生の頃から野手としても注目していた。能力は高いし、精神面も成長している」と評価している。

高校時代は3年夏の愛知大会で4本塁打を放つなど、通算18本塁打を記録。打者として育成枠での指名を検討する球団もあった。投打とも身体能力は際立っていたがドラフト指名はなく、地元の東海学園大に進学した。

高校時代から肩、肘に痛みがあったため、大学入学後、1年間は投球だけでなくキャッチボールすら禁じられた。リーグ戦には「4番・指名打者」で出場。木製バットに苦しみ、「打者としての気持ちは折れました」。2年生からは本業である投手に専念。

まだ目立った実績を残していないものの、入学時に体重が12キロも増え、心身ともにたくましくなった。「憧れている」という名経大・中尾(ヤクルト)が昨年、同じ2部からドラフト指名されたことも励みになっている。

田島の祝賀会が昨年末に大学で催された。鈴木監督は部員で唯一、吐前を会に連れて行った。プロを目指す右腕に刺激を与えるためだった。「誰もが開いてもらえるものではない。感動というか、すごいというか・・・」と吐前。効果はあったようだ。

「大学でまだ十分な結果を残せていない。1部に上がってから、次の舞台がある。チームで結果を出して、その先にプロがあると思う」。エースとしてチームを1部に引き上げ、秋に堂々とドラフト指名を受けるつもりだ。



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下は大学生・投手の主なドラフト候補です。

2017大学生のドラフト候補 <投手>
馬場皐輔(仙台大) スカウト評
宮川哲(上武大) スカウト評
斉藤大将(明治大) スカウト評
宮台康平(東京大) スカウト評
高橋遥人(亜細亜大) スカウト評
鍬原拓也(中央大) スカウト評
椎野新(国士舘大) スカウト評
渡辺佑樹(横浜商科大) スカウト評
平岡敬人(中部学院大) スカウト評
浜口雄大(岐阜経済大) スカウト評
与座海人(岐阜経済大) スカウト評
東克樹(立命館大) スカウト評
岡田和馬(近畿大) スカウト評
近藤弘樹(岡山商科大) スカウト評
小久保気(四国学院大) スカウト評
草場亮太(九州産業大) スカウト評

2017大学生のドラフト候補一覧はこちら
 


draftkaigi at 07:55│ │中日 
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