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2017センバツ注目、144キロ左腕の池谷蒼大(静岡)

2017年02月22日

2/22、デイリースポーツ8面「週刊デイリー高校野球」より

池谷 蒼大 (静岡高・投手)
173cm・左投左打・動画

名門・静岡が通算40度目の甲子園となるセンバツ出場を決めた。チームの浮沈を握るのが、今秋ドラフト候補の最速144キロ左腕・池谷蒼大投手(動画)だ。昨秋は投球回数を上回る三振を奪い、センバツ出場選手中トップの114個。静岡のドクターKがフル回転すれば、初の紫紺の大旗が見えてくる。

片足を上げてミットを見つめる間も、体はビクとも揺るがない。キャッチボールの立ち姿にも、池谷は好投手の条件を備えている。安定感十分のフォームから繰り出される、キレのある直球。この最大の武器で、三振の山を築き上げた。

昨秋は14試合99回1/3で114K。東海大会では3試合連続完投勝利で、優勝の原動力となった。静岡大会2回戦から、先発した試合では5戦連続で2ケタ奪三振をマークした。

「三振はまったく意識していない。(奪三振数トップも)知らなかったです。へぇー、載ってるなあというぐらい」。そう言って屈託なく笑う池谷は、三振を量産するタイプではなかったという。覚醒のキッカケは、新チーム結成後。同じ左腕の花咲徳栄・高橋昂也(広島2位)を参考に、フォームを変更してからだ。

「ケガが多かったので力まないフォームに変えようと思って。夏から秋にかけて、直球の質が成長したんだと感じられた部分がありました」

上げる右足を、一度少し本塁方向に出してから引きつけることで、テークバックの際に左肩が体の後ろに入り過ぎないように修正。以前と最速は同じでも、キレが増した。県大会の中部地区大会の途中で、背番号10から背番号1に昇格した。

安定感抜群のフォームは、1年時の体作りのおかげでもある。入学時2ヵ月の6月に、疲労性の腰痛を発症。半年間はノースローで、体幹と筋力トレーニングに費やしたが「その時期が大きかった」と振り返る。強さを増した体にマッチしたフォームを身に付けたのが昨秋。成長のレベルが跳ね上がった。

ただ、最後の一戦では辛酸をなめた。明治神宮大会の初戦で早実に敗退。「抑えてやろうと思って、すごく力んでいた」と、序盤に3点を失い、同点後の七回に勝ち越しを許すなど8回5失点を喫し、清宮にも2安打された。中盤以降は直球主体で立ち直っただけに、悔いが残った。

反省を生かし、週2回だった体幹トレーニングを日課に。量は昨年の倍になった。「大舞台で力を最初から出せるように」と、さらに安定したフォームを追求する。林俊輔監督も「直球で空振りやファウルが取れる。普通の力を出せば、全国でも十分に勝負できる子。全国経験がなかったので、神宮大会は後悔プラス、手応えになったのでは」と期待を寄せる。

チーム一の大食漢という池谷。回転寿司では最高51皿、夕食は毎日1.3キロの白米を平らげる。「食べることは一番自信があります」と笑いながら、初の甲子園へ向けて「結果より自分のできることをやって、どれぐらい通用するか楽しみ」と、胸を躍らせた。

チームの目標は、戦後初の4強とさらにその先。静岡のドクターKは「そう言われるのはうれしいけど、三振より勝てる投球をしたい」と、勝利だけを見据えて聖地に乗り込む。



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