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かつてのドラフト候補、難病乗り越え4年ぶり公式戦

2017年03月24日

3/24、中日スポーツ11面より

真弓 竜一 (王子・外野手)
178cm・右投右打

難病を乗り越えて、第2の野球人生の幕が開けた。快勝発進の王子にあって、ひときわ声を出し、仲間を鼓舞するかつてのプロ注目選手がいた。25歳の真弓が実に4年ぶりとなる公式戦のベンチ入りを果たした。「やっと帰ってこれたなという感じです」

四日市工から高卒2年目で主軸を任され、右の長距離砲としてプロの注目を集めていた2013年5月に悲劇が襲った。急性リンパ性白血病で緊急入院。同年12月に退院予定も再発した。骨随移植で翌14年5月に退院したが、今度は肺炎で同年8月に再入院。

それだけじゃなかった。年末に退院をしたが、翌15年の春に大腿骨頭壊死が判明。肺炎の薬による副作用だった。それでも、1度も野球をあきらめなかった。

「絶望したのは一瞬だけ。これで復活したら格好ええんちゃうって思っていました。プロは頑張れば行ける人は行けるけど、この病状から復活するのはボクにしかできない。苦しんでいる人たちにこれだけ元気になれるよって先駆けになれば。今はもっと価値があることに挑戦しています」

左右の股関節にはチタン製の人工関節が埋め込まれている。15年11月に左、16年2月に右の人工関節の手術をした。医師からは「野球はできない」と通告されたが、最初から無視すると決めていた。「世界で初めての人間になりますって言っていました」

ただ、現実的に人工関節が傷つくため、スライディングや左右の激しい動きは禁止。つまり、代打オンリーの野球人生となる。

「いろんな形でチームに貢献したい」。この日の出番はなかったが、オープン戦では代打で2打数1安打と結果を残している。さらに一塁コーチとしても期待されている不屈の精神で帰ったきた野球人が新たな歴史を刻んでいく。

(3月23日 社会人野球東海地区大会 王子 5―0 永和商事ウイング)

draftkaigi at 07:48│ 社会人 
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