中日スカウト部長のドラフト候補総括(2017選抜)
2017年03月26日
3/26、中日スポーツ11面より
出場32校が出そろった25日、中日スカウト陣は一通りのチェックを終えて甲子園を後にした。
中田宗男スカウト部長は今秋のドラフト1位候補に挙げる早実・清宮(動画)を「別格。ものが違う。何年かに1人の選手」と改めて絶賛。明徳義塾戦は4打数1安打だったが、「選球眼がいい。甘い球には必ずバットが出る。シャープなスイングで球をつかまえられる」と非凡な打撃を高く評価した。
日大三戦で左腕・桜井から3連続三振を喫した履正社・安田(動画)は「清宮は安打の延長が本塁打だが、安田は本塁打を打ってナンボ。本塁打打者になれるかどうかが評価の分かれ目」と指摘。
野手では盛岡大付・比嘉と智弁学園・太田(動画)の両遊撃手、捕手では福岡大大濠・古賀(動画)と神戸国際大付・猪田(動画)に加え、秀岳館・幸地(動画)を「地肩が強い。将来性がある」と評価した。
投手で目を引いたのが熊本工の149キロ右腕・山口(動画)。「肘の使い方、可動域の広さなど天性の素質がある。去年の今井(作新学院→西武)のように大化けする可能性がある」と潜在能力に二重丸を付けた。
さらに左腕の日大三・桜井(動画)と秀岳館・川端(動画)、右腕の智弁学園・松本(動画)と報徳学園・西垣(動画)の名前も挙がった。全体的には「いい選手はいるが小柄」と指摘した。リストに残った選手は夏まで継続チェックする方針だ。
下は高校生・投手の主なドラフト候補です。
2017高校生のドラフト候補 <投手> | |
古屋敷匠真(八戸工大一) | スカウト評 |
佐藤隼輔(仙台) | スカウト評 |
石川翔(青藍泰斗) | スカウト評 |
金久保優斗(東海大市原望洋) | スカウト評 |
布川雄大(武南) | スカウト評 |
清水達也(花咲徳栄) | スカウト評 |
桜井周斗(日大三) | スカウト評 |
金成麗生(日大三) | スカウト評 |
本田仁海(星槎国際湘南) | スカウト評 |
田中瑛斗(柳ヶ浦) | スカウト評 |
山口翔(熊本工) | スカウト評 |
川端健斗(秀岳館) | スカウト評 |
平良海馬(八重山商工) | スカウト評 |
2017高校生のドラフト候補一覧はこちら
draftkaigi at 11:55│
│中日