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アメリカのドラフト会議は日本とケタ違い!(その2)

2017年03月31日

3/31、日刊ゲンダイ31面「斎藤隆のフロントの内幕」より
大リーグのドラフトは30球団全体で計1600人以上のアマチュア選手を取ります。昨年のドラフト前には映像も含めた800人分のスカウティングリポートを1週間かけて見た話は前回しました。

トップクラスの60人くらいは、誰が見ても「良い」というのが分かる選手ばかり。プレーの映像も4パターンくらいあるし、選手として優秀なのもすぐに分かります。そういう選手に対しては、スタッフはもちろんみんな「いいね」と口を揃える。

でも、3巡目クラスの選手からは微妙にチームの特色が表れてくる。8巡目とか10巡目にいたっては、映像自体が野球じゃなくてバスケットボールの選手だったりするんです。野球の練習風景の映像が少しだけあって、メーンはバスケット。すごいポイントゲッターだったり、ジャンプ力がずばぬけていたり。

アメフトの試合が流れることもよくある。「足が速い」とか、「打球の飛距離がすごい」とか、そういう魅力を映像から感じ取って決めるんでしょうけど、見ても全然分からない(笑い)。下位はそういう極端な例もあります。

アメリカは2つ、3つスポーツを掛け持ちしているのが主流で、野球だけを小さい頃から続ける英才教育型の日本とはちょっと違うんです。

昨シーズンの9月、パドレスのハンター・レンフローという外野手がメジャーデビューしました。パドレスが2013年にドラフト1巡目で指名した選手で、陸上の円盤投げの選手でも有名だった。よく見ると投げ方や打ち方が変わっているのですが、バッティングのパワーがものすごいんです。

パドレスの本拠地「ペトコ・パーク」の左翼には、「ウエスタン・メタル・サプライ社」の4階建てのビルがスタンドと同化して残っています。場外ホームラン級の当たりは、レンガ色のビルにぶつかるんですけど、打球が屋上を利用した観客席に飛び込むのはオールスターのホームラン競争のときくらい。それなのに、レンフローは公式戦で屋上に入れたんです。

結局、彼は9月下旬の11試合で打率.371、44本塁打、14打点をマーク。将来のクリーンアップ候補です。円盤投げの選手だからといって、優れているのはそれだけではないんです。(つづく) 。



上の記事は1991ドラフトで大洋(現DeNA)に1位指名され入団した斎藤隆氏が書いたものです。現役引退後はパドレスへインターン留学。プロでの成績はこちら

大洋の1991ドラフト指名選手
1位斎藤 隆東北福祉大投手
2位永池 恭男福岡工大付高内野手
3位有働 克也大阪経済大投手
4位斎藤 肇静岡星陵高投手
5位石本 豊藤代柴水高外野手
6位三浦 大輔高田商高投手
7位山根 善伸新日鉄名古屋捕手
8位川北 和典元プリンスホテル内野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:53│
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