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高校2年生は逸材ぞろい、各球団スカウトの声

2017年04月05日

4/5、デイリースポーツ8面「週刊デイリー高校野球」より
第89回センバツ高校野球は、大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた。早実・清宮幸太郎内野手と履正社・安田尚憲内野手の東西スラッガーに注目が集まったが、開幕後は2年生の活躍が目立った。

大阪桐蔭は藤原恭大外野手、根尾昂外野手、山田健太内野手らが優勝に貢献。報徳学園の小園海斗内野手は4強進出の原動力となった。彼らは2000年度に生まれたミレニアムベイビー。来年の第100回全国高校野球選手権大会を目指す世代は逸材ぞろいだ。

ミレニアム世代の中でも優勝した大阪桐蔭は逸材ぞろいだ。同校のビッグ3が残したインパクトは強烈だった。大阪桐蔭の1番・藤原(動画)は決勝で爆発した。先頭打者本塁打を放ち、六回もセンバツ決勝では史上初の1試合2本塁打を放った。

以前から才能は評価されていた。中学では投手として140キロの直球を投げ、50メートル走は5秒8。打撃練習では、両翼100メートルの球場で柵越えを連発するパンチ力もある。

さらに西谷監督が「守備範囲が違う」と評価する守備力も兼ね備えている。身体能力は出場選手の中でもトップクラス。中日・中田スカウト部長は「運動能力が高い。パワーもあるし、瞬発力もあって、守備でも1歩目が速い」と絶賛した。

投手、内野手、外野手の3刀流として前評判が高かった大阪桐蔭・根尾(動画)も、評判通りのプレーを見せた。投手としては2回戦・静岡戦で自己最速148キロに迫る146キロを計測した。遊撃や中堅を守り、打撃では豪快なフルスイングを披露。決勝・履正社戦の九回には左翼フェンス直撃の安打を放った。

ソフトバンクの小川編成部長兼スカウト室長が「彼はキラキラ光っている。身体能力を生かせているのは、関節に柔らかさがあるから」と話せば、オリックス・長村球団本部長も「バットをしっかり振れている。動きが軽くてキレもあるので、身体能力の高さを感じさせる」と素材のよさを再確認していた。

大阪桐蔭・山田(動画)も2人に負けない素質を披露した。5試合で通算12安打。大会記録の13本には届かなかったが、2年生では最多タイだった。印象的だったのが1回戦・宇部鴻城での左翼席への本塁打。ソフトバンク・小川編成部長は「2年生で詰まって本塁打を打てるのはすごい」と驚きを隠さなかった。

大阪桐蔭以外でも目立った2年生は多かった。報徳学園の遊撃手・小園(動画)は、三拍子そろった1番打者タイプだ。多治見との1回戦は本塁打を放ち、準決勝・履正社戦は4安打。中日・中田スカウト部長は「ある程度完成された選手。肩も強いし、今年でも(ドラフトの指名)対象になる」と高い評価を与えていた。

早実の4番・野村大樹内野手(動画)は、2試合で9打数5安打、打率.556。本塁打こそ出なかったが、大会前に掲げた打率5割以上を達成した。広島の苑田スカウト統括部長は「野球を知っている。勝負強いしね」と総合力を評価した。

また他には、高崎健康福祉大高崎・山下航汰内野手が史上2人目の1大会で2本の満塁本塁打をマークする大活躍。福岡大大濠・樺嶋竜太郎外野手は、1回戦・創志学園戦で清原和博、松井秀喜、中田翔らと肩を並べる2打席連続本塁打を放ち、存在感を見せた。

ミレニアム世代の2年生は、多ければあと3回は甲子園でプレーする機会がある。これからどのような進化を遂げるのか、楽しみが膨らむセンバツだった。



draftkaigi at 09:39│ 高校 
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