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根尾昂、慶応ではなく大阪桐蔭を選んだ理由

2017年04月11日

FRIDAY 4月21日号より 

根尾 昂 (大阪桐蔭高・遊撃手兼投手)
177cm・右投左打・動画

履正社とのセンバツ史上初めての大阪対決を制し、通算6回目の全国制覇を遂げた大阪桐蔭の胴上げ投手は、背番号7の根尾昂(動画)だった。火消し役として2試合に登板し、内外野を守る三刀流の打者としては、1回戦の甲子園初打席でいきなりタイムリーを放った。

根尾は中学生にしてすでに球速146キロを投げ、野茂英雄が主宰する「NOMOジャパン」に選出される一方、スキーの回転(スラローム)で日本一となり、世界大会にも出場した。成績はほぼオール5。生徒会長も務めた。

このスーパー中学生には、神奈川の慶応をはじめ、30校近い強豪校から誘いがあったというが、大阪桐蔭を選んだ。

根尾が振り返る。

「中学2年生の時に、練習を見る機会があったんですが、ノックでも打撃練習でも、選手の声を聞いただけで、野球と向き合う意識が高いと感じた。ここなら自分のバッティングも上達するはずだと」

豪雪地帯の飛騨高山(岐阜)出身の根尾は、僻地診療所の医師である両親と、診療所に通うお年寄りたちに育てられた。

「森の中で暮らしていたというか(笑)・・・ともかく、ど田舎で育ちました。雪の季節はスキーに専念です。おかげで、体幹が鍛えれ、股関節が柔らかく、うまく使えるようになりました。いずれもピッチングには重要です。ショートを守っていると、スライディングしながら捕球しなきゃいけない場面がありますが、体勢を立て直す時に身体がぶれないのは、スキーをやっていたおかげだと思います」

木訥な人柄で、何にでも生真面目に理屈で考える。根尾は自分をこう分析する。

「相手の配球などを考え過ぎてしまう部分がある。もっと身体で反応するというか、感覚的、本能的な部分を大事にしていこうと思っています」

センバツでは、打席に入ると高めの球を強振し、空振りするシーンも目立った。

「ピッチャーとしての目線で言えば、大振りするバッターはそんなに怖くないんですけど、コースいっぱいの良いボールを、鋭く振って、たとえ空振りしても、うん、うんと頷いているようなバッターとか、確信を持ってバットを振っているバッターは怖い。だからそういう打席を心がけています」

根尾の夢はもちろん、プロ野球選手。憧れは二刀流の先達である大谷翔平・・・よりもっと先、イチローだ。

「準備やルーティン・・・自分のやるべきことを決めて野球と向き合っている選手。単純にすごいと思っています」

新2年生にして大谷が果たせなかった全国制覇を成し遂げた根尾。プロで目指すは投手か、野手か、内外野の三刀流か。

「ショートもやりたいし、投手もやりたい。いずれにせよ、誰かに決められるのではなく、自分の意思で決断したい」

器用貧乏になることを懸念する声もある。だが、あらゆるポジションをそつなくこなす能力もまた、才能ではないか。



根尾君のバッティング動画はこちら

根尾君のスカウト評はこちら

draftkaigi at 07:04│ 高校 
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