本田仁海(星槎国際湘南)、中日「甲子園組と互角」
2017年04月26日
4/26、日刊スポーツ4面より
名将率いる星槎が快進撃だ。25日、春季高校野球神奈川大会準々決勝2試合が行われ、星槎が昨秋県大会覇者の慶応を3―1で破った。今秋ドラフト候補で最速146キロ右腕の本田仁海投手(動画)が6安打、11奪三振、1失点完投。同校初の4強へ導いた。
9回2死。カウント2―2から本田は思い切り右腕を振った。最後の打者を145キロ直球で空振り三振に仕留めると両手を突き上げた。「自信になった。第1シードが目標だったので、取れて良かったです」。国内12球団27人のスカウトが見る前で、原石は光を放った。
本田は入学時は身長177センチ、体重55キロだった。名門・桐蔭学園を30年率い、巨人・高橋監督らを育てた土屋恵三郎監督の指導のもと、トレーニングを積み、意識も変わった。「プロに行って活躍したい」。現在は181センチ、75キロ。直球は約20キロも速くなり、この日も最速タイの146キロを記録。楽天・松井裕を手本にした縦のスライダーを操り11三振を奪った。
土屋監督は就任3年目で初の4強へ導いた。「本田は最後は気持ちで投げた。専用グラウンドもないし、うちの子たちはエリートじゃない。でも、磨くと、こう伸びるんだ」と手塩にかけた右腕の快投を喜んだ。準決勝は横浜が相手。創部7年目の春に、ドラマチックな結末が待っているかもしれない。
▼中日・中田スカウト部長
「甲子園に出たトップクラスの投手と遜色ない。フォームがしっかりしていてタイミングが取りづらい」
(4月25日 神奈川大会準々決勝 星槎国際湘南 3―1 慶応)
本田君のピッチング動画はこちら
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下は高校生・投手の主なドラフト候補です。
本田 仁海 (星槎国際湘南高・投手) 180cm・右投左打・動画 |
名将率いる星槎が快進撃だ。25日、春季高校野球神奈川大会準々決勝2試合が行われ、星槎が昨秋県大会覇者の慶応を3―1で破った。今秋ドラフト候補で最速146キロ右腕の本田仁海投手(動画)が6安打、11奪三振、1失点完投。同校初の4強へ導いた。
9回2死。カウント2―2から本田は思い切り右腕を振った。最後の打者を145キロ直球で空振り三振に仕留めると両手を突き上げた。「自信になった。第1シードが目標だったので、取れて良かったです」。国内12球団27人のスカウトが見る前で、原石は光を放った。
本田は入学時は身長177センチ、体重55キロだった。名門・桐蔭学園を30年率い、巨人・高橋監督らを育てた土屋恵三郎監督の指導のもと、トレーニングを積み、意識も変わった。「プロに行って活躍したい」。現在は181センチ、75キロ。直球は約20キロも速くなり、この日も最速タイの146キロを記録。楽天・松井裕を手本にした縦のスライダーを操り11三振を奪った。
土屋監督は就任3年目で初の4強へ導いた。「本田は最後は気持ちで投げた。専用グラウンドもないし、うちの子たちはエリートじゃない。でも、磨くと、こう伸びるんだ」と手塩にかけた右腕の快投を喜んだ。準決勝は横浜が相手。創部7年目の春に、ドラマチックな結末が待っているかもしれない。
▼中日・中田スカウト部長
「甲子園に出たトップクラスの投手と遜色ない。フォームがしっかりしていてタイミングが取りづらい」
(4月25日 神奈川大会準々決勝 星槎国際湘南 3―1 慶応)
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下は高校生・投手の主なドラフト候補です。
2017高校生のドラフト候補 <投手> | |
古屋敷匠真(八戸工大一) | スカウト評 |
佐藤隼輔(仙台) | スカウト評 |
石川翔(青藍泰斗) | スカウト評 |
金久保優斗(東海大市原望洋) | スカウト評 |
布川雄大(武南) | スカウト評 |
清水達也(花咲徳栄) | スカウト評 |
桜井周斗(日大三) | スカウト評 |
金成麗生(日大三) | スカウト評 |
本田仁海(星槎国際湘南) | スカウト評 |
田中瑛斗(柳ヶ浦) | スカウト評 |
山口翔(熊本工) | スカウト評 |
川端健斗(秀岳館) | スカウト評 |
平良海馬(八重山商工) | スカウト評 |
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│中日