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今年ブレイクした無名選手の正体、三ツ間卓也(中日)

2017年04月26日

4/26、日刊ゲンダイ30面「無名選手の正体」より

2015中日(育成)ドラフト3位 三ツ間卓也
武蔵ヒートベアーズ・投手・動画

華々しい野球街道を歩んできたわけではない。中日2年目の三ツ間卓也(2015育成3位)は小学校で軟式野球を始め、健大高崎(群馬)時代はエースどころか控え投手。甲子園にも行けなかった。高千穂大進学後もプロスカウトの目に留まることはなかった。

「大学卒業後は普通のサラリーマンになるつもりで、東京の不動産会社に内定ももらっていました。でも、野球をやめる決断ができなくて、独立リーグに行こうと。入ればプロを目指せると思った。僕は野球エリートじゃない。これまで注目されることもなかったので、挫折らしい挫折というのはないんです」(本人)

BCリーグのトライアウトを受け、新規参入球団だった埼玉の「武蔵ヒートベアーズ」に入団。ここで、三ツ間の技術を飛躍させる人物に出会った。当時の投手コーチだった小林宏之現監督(1996ロッテ4位)だ。ロッテや阪神で先発、リリーフとして活躍した小林監督から「プロに行くにはスピードが必要」と、オーバースローからサイドハンドへの転向を勧められた。

筋トレによる肉体改造も奏功し、球速は10キロ近く上がって150キロに。スカウトの目に留まって、15年のドラフトで中日から育成3位で指名された。1年目の昨季、ファームでの活躍が認められ、オフに支配下登録。今月12日のヤクルト戦ではリリーフとしてプロ初勝利を挙げた。ここまで11試合に登板して0勝0敗、防御率1.69だ。

「BCリーグに行って、『ひとつのチャンスをモノにしてやる』という思いの強さと大切さを学んだ」という三ツ間は、自己管理に余念がない。練習後に最も時間を割くのは体のケア。時には深夜まで球場のトレーニング場にこもることもあるという。登板後は試合の映像を繰り返し見直し、フォームに課題を見つけては修正する日々を送っている。

「学問の神様」菅原道真の末裔だが、チーム内では天然キャラとして通っている。何度か一緒に焼き肉に行った田島慎二は「たまに会話が噛み合わない。焼き肉に行くたび、何度言っても交換したばかりの冷たい網の上に肉を置く。そういう抜けたところや考え過ぎないところもピッチャーには必要な要素かなとは思うんですけど」と苦笑する。

本人に目標を聞くと、「東京五輪に出ること」と即答した。思わず笑うと、「いや、これは結構ガチで狙っているんです。2020年のときは28歳になるから年齢的にもちょうどいいじゃないですか。それまでに結果を出したい。会場がハマスタ(横浜スタジアム)だと、僕は投げやすいのでありがたいです」。

今年の目標は1年間一軍で投げること。「ロングリリーフでも先発でもいいから勝ちゲームで投げたい」。まずはチームの救世主になるつもりだ。




下は2015育成ドラフトで中日が指名した選手です。育成3位・三ツ間卓也のスカウト評はこちら

中日の2015育成ドラフト指名選手
育1 中川 誠也 愛知大 投手
育2 吉田 嵩 四国IL徳島 投手
育3 三ツ間 卓也 BC武蔵 投手
育4 西浜 幹紘 星城大 投手
育5 呉屋 開斗 八戸学院光星高 投手
育6 渡辺 勝 東海大 外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 10:04│ 中日 
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