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中日、不振の原因はドラフト戦略と補強の失敗

2017年05月13日

週刊文春 5月18日号より
中日が目を覆いたくなるような惨状となっている。開幕から1ヶ月余が経ったセ・リーグは阪神、広島、巨人をDeNAが追いかけ、そこから離れてヤクルトと中日が最下位争いを演じる構図となっている。

「ただチームの内情を見ると最下位争いをする2チームでも少し状況が違います。ヤクルトは川端や畠山という主力をケガで欠き、主砲の山田が絶不調と低迷の理由が見えている。しかし中日はこれといったケガ人もないのにこの惨状です。ひとことで言えば選手がいない。上がり目がないということです」(スポーツ紙デスク)

投手で何とか機能しているのは今季から先発転向した又吉克樹投手に、開幕からローテーションを守るR・バルデス投手と4月中旬から先発に回ったジョーダン投手の両外国人くらい。野手に至っては首位打者争いを演じる大島洋平外野手が独り気を吐くが、頼みのD・ビシエド外野手とA・ゲレーロ内野手の大砲コンビが絶不調。平田良介外野手も打率.220台に低迷となれば、この成績も仕方がない。

「問題は大島に続いてチームの軸を支えるような若手選手が皆無だということです。今季はルーキーの京田陽太内野手が、スピードを買われてレギュラーに抜擢されていますが、打率は.220前後をいったりきたり。若手のホープと期待される高橋周平内野手も5月4日にようやく1軍昇格して先発起用されましたが、全くいいところがありませんでした」(スポーツ紙中日担当)

どうしてここまでチームが崩壊したのか。理由は明白だ。2013年に落合博満GMが誕生し、それから3年の落合時代に、新人を含めた補強らしい補強ができていない。そのツケが深刻な選手不足を招いているのである。

「落合GMはドラフトでスカウトの報告を無視して、独自情報で選手を指名してきた。その結果がほとんど出ていないし、出る見込みもないということです。しかもその間に行った補強といえばFAで引退間近の小笠原道大を獲得したぐらい。3年間も補強に穴を空ければ、必然的にチームの空洞化は進むということです」(同前)

しかも昨オフにもし落合GMが残留していれば、折り合いの悪かった大島と平田が移籍して、それこそチームは完全崩壊の可能性もあった。ファンにとっては考えただけでぞっとするような状況だったのである。

実は巨人も清武騒動後にその反動から、ドラフト戦略や補強の方向性を見失いチーム作りの空白期間ができてしまった。しかしそこは豊富な資金を投入して外国人選手とFA補強で何とかチーム力を維持しているのが現状だ。

ところが中日の場合は資金もあまりかけない球団方針で、補強といえばドミニカルートの外国人頼み。その助っ人が機能しなければ、今の成績は当然の帰結だった。

強面の親分肌でチームを率いる森繁和監督でも、まとめる戦力がなければ手も足も出ない。「流れがうまくいっていないが、何とか断ち切らないと・・・」。5月5日の巨人戦に逆転負けした森監督の言葉学だが、その言葉からは、もはや具体的な打つ手がないことが伝わってくる。

編成の失敗は本当にチームを根幹から崩壊させる。未来図すら見えない中日の現状を突きつけられると、改めてそのことを痛感させられることになる。



下は落合GMが指揮を執った2014~2015ドラフト会議で中日が指名した選手です。中日の歴代ドラフト指名選手はこちら

中日の2014ドラフト指名選手
1位野村 亮介三菱日立PS横浜投手
2位浜田 智博九州産業大投手
3位友永 翔太日本通運外野手
4位石川 駿JX-ENEOS内野手
5位加藤 匠馬青山学院大捕手
6位井領 雅貴JX-ENEOS外野手
7位遠藤 一星東京ガス内野手
8位山本 雅士四国IL徳島投手
9位金子 丈大阪商業大投手
★プロ入り後の成績★


中日の2015ドラフト指名選手
×高橋 純平  
1位小笠原 慎之介東海大相模高投手
2位佐藤 優東北福祉大投手
3位木下 拓哉トヨタ自動車捕手
4位福 敬登JR九州投手
5位阿部 寿樹ホンダ内野手
6位石岡 諒太JR東日本内野手
プロ入り後の成績



draftkaigi at 10:03│ 中日 
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