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清宮幸太郎(早実)通算93号、阪神・西武が熱視線

2017年05月14日

5/14、スポーツ報知1面より

清宮 幸太郎 (早稲田実・一塁手)
184cm・右投左打・動画

復興の願いを込めた清宮(動画)の打球は、「がんばろう! 九州!」と掲げられた横断幕の左上を通過し、右中間の場外で弾んだ。「いい感じで振り抜けた。芯に当たって、よく飛んでくれた。満足できる」。初回無死一、二塁、右投手の真ん中低め直球を捉えた。推定飛距離135メートルの高校通算93号に万感の思いが詰まった。

昨年4月に2度の震度7を観測する熊本地震が発生。同5月に早実、敦賀気比が参加予定だった招待野球は中止となった。清宮にとっては、練習試合や家族旅行でも訪れた思い出の地だ。

「阿蘇山にも、熊本城にも行ったことがある。熊本城も、いろんな校舎も、崩れていた。何も言えない衝撃でした」。震災当時のシーンが 脳裏をよぎった。

12日からの雨が明け方まで続いたが、球場には7日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク・広島戦より410人多い観衆3500人が詰めかけた。「1年たって、熊本でできると思っていなかった。こういう場を設けてくれて、感謝している。一発出せたのが、自分の中でもホッとした。来てよかった」と歓声に応えた。

友情応援にも胸を熱くした。第1試合では相手の文徳、第2試合は地元・八代市の秀岳館の控え部員が、一塁側の早実スタンドで声援を送った。「自分たちにない応援ばかり。熊本オリジナルかなというのもあって、楽しい雰囲気だった」。招待試合ならではの温かさに触れた。

観客席には、母・幸世さんの姿もあった。「家族とも2、3回来ている」という熊本で、1日早い母の日のプレゼントを贈った。4月15日の春季東京都大会準々決勝(駒大高戦)から対外試合は16戦14発。「基礎がしっかりした上で、技術が元に戻ってきた。成長できている」とうなずいた。

西武はスカウト3人態勢で視察。阪神・畑山チーフスカウトは「これだけ注目される中で打てる。集中力が高い。もう通算何本打ったか、というレベルじゃない」と目を細めた。関東大会、夏の西東京大会を含め、対外試合は少なくとも20試合ある。高校通算最多とされる神港学園・山本大貴の107本に迫る。

14日は今春センバツまで3季連続甲子園4強の秀岳館と熊本市の藤崎台県営野球場で激突する。「ここに勝たなきゃ、全国制覇は見えない」と清宮。昨夏の熊本大会で各校主将が「感謝」を題字に寄せ書きした旗を背に、決意をにじませた。

(5月13日 RKK招待高校野球大会 早稲田実 16―10 八代)



清宮君のスカウト評はこちら



下は高校生・野手の主なドラフト候補です。

2017高校生のドラフト候補 <捕手>
篠原翔太(報徳学園) スカウト評
古賀悠斗(福岡大大濠) スカウト評
村上宗隆(九州学院) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <内野手>
峯村貴希(木更津総合) スカウト評
清宮幸太郎(早稲田実) スカウト評
綱島龍生(糸魚川白嶺) スカウト評
安田尚憲(履正社) スカウト評
太田英毅(智弁学園) スカウト評
嶋谷将平(宇部鴻城) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <外野手>
西川愛也(花咲徳栄) スカウト評
増田珠(横浜) スカウト評
岡田悠希(龍谷大平安) スカウト評


draftkaigi at 07:21│ 阪神 | 西武
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