中日ドラ1・柳裕也、2軍で16イニング連続無失点
2017年05月15日
5/15、中日スポーツ2面「ファーム竜情報」より
中日のドラフト1位ルーキー、柳裕也投手(動画)は14日、ウエスタン・リーグのオリックス戦に先発し、8イニングを1安打、無失点に抑える好投で2勝目。試合は2―0で勝ち、2分けを挟んだチームの連敗は3で止まった。
柳は5回まで無安打。6回、先頭の奥浪を2ストライクと追い込みながら、3球目の外角直球を右前へはじき返された。許した安打はそれだけ。カーブ、スライダー、ツーシームを織り交ぜて2併殺を取り、5奪三振。自己最長8イニングを無失点に抑え、2軍戦は3度目の先発登板で通算16イニング連続無失点となった。
「しっかり投げられたと思う。尻上がりの感覚があったので、疲労なく投げることができた」
右肘炎症のため出遅れたが、その不安をもう感じさせない。最速141キロの数字に「おそっ!」とおどけたが、球速は間違いなく上がってきた。4四球も「大事にいくなかで攻めることもできたし、悲観的な四球ではない」とマイナスには捉えていない。
手応えは球速ではなく感覚の向上だ。5回にモレルを内角直球で二飛に仕留めるなど、球速に表れない球威も。「球速以上に指に掛かった球を投げられたと思う。内角真っすぐで押し込めたし、ファウルも取れた。ツーシームでゴロも打たせられたし、いい感覚で投げることができた」
投球イニングは3、5、ベーブルース杯の7、そして8と着実に伸ばしてきた。2軍の高山投手コーチは「結果を残していけば(昇格の)チャンスは出てくると思う」と話す。柳は「今日の結果に満足せず、上を目指していきたい」と進化を図りながら、その時を待つ。
(5月14日 ウエスタン・リーグ 中日 2―0 オリックス)
下は2016ドラフトで中日が指名した選手です。1位・柳君のスカウト評はこちら
2016中日ドラフト1位 柳裕也 明治大・投手・動画 |
中日のドラフト1位ルーキー、柳裕也投手(動画)は14日、ウエスタン・リーグのオリックス戦に先発し、8イニングを1安打、無失点に抑える好投で2勝目。試合は2―0で勝ち、2分けを挟んだチームの連敗は3で止まった。
柳は5回まで無安打。6回、先頭の奥浪を2ストライクと追い込みながら、3球目の外角直球を右前へはじき返された。許した安打はそれだけ。カーブ、スライダー、ツーシームを織り交ぜて2併殺を取り、5奪三振。自己最長8イニングを無失点に抑え、2軍戦は3度目の先発登板で通算16イニング連続無失点となった。
「しっかり投げられたと思う。尻上がりの感覚があったので、疲労なく投げることができた」
右肘炎症のため出遅れたが、その不安をもう感じさせない。最速141キロの数字に「おそっ!」とおどけたが、球速は間違いなく上がってきた。4四球も「大事にいくなかで攻めることもできたし、悲観的な四球ではない」とマイナスには捉えていない。
手応えは球速ではなく感覚の向上だ。5回にモレルを内角直球で二飛に仕留めるなど、球速に表れない球威も。「球速以上に指に掛かった球を投げられたと思う。内角真っすぐで押し込めたし、ファウルも取れた。ツーシームでゴロも打たせられたし、いい感覚で投げることができた」
投球イニングは3、5、ベーブルース杯の7、そして8と着実に伸ばしてきた。2軍の高山投手コーチは「結果を残していけば(昇格の)チャンスは出てくると思う」と話す。柳は「今日の結果に満足せず、上を目指していきたい」と進化を図りながら、その時を待つ。
(5月14日 ウエスタン・リーグ 中日 2―0 オリックス)
下は2016ドラフトで中日が指名した選手です。1位・柳君のスカウト評はこちら
中日の2016ドラフト指名選手 | |||
1位 | 柳 裕也 | 明治大 | 投手 |
2位 | 京田 陽太 | 日本大 | 内野手 |
3位 | 石垣 雅海 | 酒田南高 | 内野手 |
4位 | 笠原 祥太郎 | 新潟医療福祉大 | 投手 |
5位 | 藤嶋 健人 | 東邦高 | 投手 |
6位 | 丸山 泰資 | 東海大 | 投手 |
育1 | 木下 雄介 | 四国IL・徳島 | 投手 |
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│中日