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巨人、弱腰ドラフトはもう終わり? ドラフト1位のウワサ

2017年05月19日

週プレ 5月29日号より
スポーツ紙の巨人担当記者が、ため息交じりにこうつぶやく。

「最近でこそ若い選手を抜擢している高橋由伸監督ですが、試合を決めているのはベテランの阿部慎之助や坂本勇人。もっとフレッシュな新戦力が出てこないと、将来が思いやられます・・・」

広島や阪神、日本ハムでは20代の若手選手が次々と現れ、グラウンドを駆け回っているのに対して、巨人の主力選手の高齢化は深刻だ。打者では阿部慎之助(38歳)、村田修一(36歳)、長野久義(32歳)。投手に目を転じても、内海哲也(35歳)、大竹寛(33歳)、山口鉄也(33歳)と、12球団随一ともいえる高齢化を迎えているのだ。

「東京五輪がある3年後、主力では31歳になる坂本と30歳になる菅野智之くらいしかチームに残っていないのでは。野球が五輪競技として復活する年に巨人がこんな状況ではメンツが立ちません。深刻な2020年問題ですよ」(前出・記者)

当然、高橋監督も若返りへの危機感は強い。

「投手では昨年のドラフト4位の池田駿(24歳)や篠原慎平(26歳)などを積極的に起用していますが、野手ではプロ10年目、27歳の中井大介が二塁に入っている程度。それも打率2割そこそこですから、使いたくても使える若手がいないのが現状です」(前出・記者)

なぜ、こんなことになってしまったのか。球界関係者が言う。

「巨人は昨オフもFAで山口俊、陽岱鋼、森福允彦らを獲得。こうした補強が、育てるべき若手選手のやる気を失わせてきたことは否めません。でも、そもそも補強に頼らざるをえないのは、ここ十数年、毎年のようにドラフト戦略がぶれ、一貫性がなかったことに問題がある」

この関係者が言うには、巨人のフロント幹部とスカウト部の間に根本的な考えの相違があるのだという。

「本社から来たフロント幹部は、甲子園のスターのような人気と実力を兼ね備えた選手が欲しい。その背景には、松井秀喜以降、球界を代表する生え抜きスターを出せていない、という焦りもある。一方、スカウト部は大学、社会人の即戦力を獲るべきだという考えが根強い。毎年勝たなければならないという“巨人ならではの事情”に加え、『2軍で鍛え、育てるなんてウチにできるわけがない』と、チームの育成に対する不信感も根強くある。こうした両者の思惑のズレがあるから、いつまでたっても一貫したドラフト戦略が根づかないんです」(前出・球界関係者)

特に泣きどころといえるのが高卒野手で、1軍で主力級の実績を残した選手となると、06年の坂本の前は92年の松井秀喜まで遡らなければならないのだから深刻だ。

また、巨人のドラフト戦略といえば、その弱腰ぶりも関係者の間では有名だ。スポーツ紙デスクが言う。

「競合してクジ引きになった際、外れることを極度に恐れる傾向がある。特Aクラスを逃してBクラスの選手を外れ1位で獲るくらいなら、最初からAマイナスクラスの選手でいい、という思惑が見え見えです。ソフトバンクや日本ハムが毎年、競合を覚悟で、その年、一番いい選手を敢然と獲りにいくのに比べると、巨人は腰が引けていると言わざるをえないですね」

だが今年、そんな巨人のドラフト戦略にようやく変化の兆しがみられるとも。

「今年のドラフトの目玉といわれる早実の清宮幸太郎を獲りにいくともっぱらです。フロントの理想像ともぴったりの待望の生え抜きスター候補。獲得となれば、この先10年、チームの顔になれる存在です」

話題性やファンの期待感など、今、巨人に最も足りないビースを埋めることのできる選手だけに、喉から手が出るほど欲しい存在だろう。

「清宮シフトというわけではないでしょうが、昨オフにはスカウト部を一新、コーチ経験もある岡崎郁をスカウト部長に据えました。その岡崎部長の初仕事が、新年の早実への挨拶だったことから、清宮獲得に向け、ついにフロントが一丸となったかと話題になりました」

果たして巨人は、救世主・清宮を獲得できるか?




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draftkaigi at 07:06│ 巨人 
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