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増加する下手投げのドラフト候補

2017年05月27日

5/27、サンケイスポーツ終面「球界ここだけの話」より
今秋のドラフト候補でもある専大・高橋(動画)、東京六大学リーグで今春3勝をマークした法大・長谷川、入学と同時に同2勝を挙げた立大・中川。アマチュア野球界で下手投げ、いわゆるサブマリンの投手が増えていると感じる。

「誰を参考にしているのか?」。聞かれた下手投げ投手の多くが名前を挙げるのが西武・牧田和久投手(2010西武2位)だ。本人は「甲子園や予選でも下手投げが増えてきているのは感じます」と語るなど、サブマリンの後輩たちの存在は気になるようだ。

ただ、厳しい言葉も口をついた。「うれしいはうれしいけど、プロで通用するかはまた別の話。下半身が使えていない投手が多い。下が死んでいて手投げになっている」と指摘。「速い球を投げようと思っても、投げられるものではない。とにかく地道に打者を打ち取ることが大事」とエールを送った。

今春のWBCで抑えをまかされ、奮闘した牧田。西武では主に七回に起用され、新外国人のシュリッターと並ぶチームトップの9ホールド(22日現在)を挙げている。「究極は0点台」との言葉通り、18試合でわずか1失点。防御率0・47と抜群の安定感を誇っている。

「とにかく、下とリストを鍛えること。体の構造を考えながら、自分のスタイルを見つけていってほしい」と話す顔つきは真剣そのもの。数少ないサブマリン投手の教科書として、牧田の奮闘が、古くは杉浦忠(元南海)、山田久志(元阪急)、そして渡辺俊介(元ロッテ)と紡いできた系譜を未来へつなぐことになる。



下は2010ドラフトで西武が指名した選手です。牧田和久は2位指名され入団。プロでの成績はこちら

西武の2010ドラフト指名選手
1位大石 達也早稲田大投手
2位牧田 和久日本通運投手
3位秋山 翔吾八戸大外野手
4位前川 恭兵阪南大高投手
5位林崎 遼東洋大内野手
6位熊代 聖人王子製紙外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:05│ │大学 
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