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古賀悠斗(福岡大大濠)、プロ注目捕手が攻守に活躍

2017年05月28日

5/28、西日本スポーツ23面より

古賀 悠斗 (福岡大大濠高・捕手)
174cm・右投右打・動画

全国の強豪校と福岡県内の上位校が対戦する平成29年度福岡県高校野球連盟招待試合が27日、福岡県の小郡市野球場などで4試合が行われ、今春のセンバツ大会8強の福岡大大濠は同8強の健大高崎(群馬)に3―4と競り負けた。

プロ注目の強肩強打の捕手、福岡大大濠の古賀悠斗(動画)が4番に座り、適時二塁打を含む3打数2安打2打点、守備でも2度、盗塁を阻止して攻守で光る活躍を見せた。

攻守の要として敗戦の中でも十分に力を出した。福岡大大濠の新4番に座った古賀が2安打2打点に加え、自慢の肩で2盗塁を阻止。「軌道破壊」を看板に掲げる相手の打線の足攻を封じた。

「相手は足を使ってくるので、捕手の自分が焦ったらチームが崩れてしまう」。先月の九州大会では準々決勝の鹿児島実戦で、古賀をはじめ選手に焦りが生まれ、敗れた。その経験からチームの柱として冷静にまとめようと務めた。

「チームに刺激を与えるため、打順をいろいろ試している」と八木啓伸監督は今回の試合で大幅に打順を入れ替えた。古賀は昨春から3番が定位置だったが、4番へ。1点リードの2回2死満塁では右中間を抜く適時二塁打を放ち2点を追加。5回も先頭打者で右前打を放って出塁した。

「大事な場面で打てたのは良かったけど、チームで勝てなかったので意味ないです」と4番の務めを果たす一打も勝利につながらず笑顔はなかった。

昨秋、遊撃から捕手に転向して、その打撃センスと強肩で一躍、プロ注目の選手になった。センバツ大会で高校通算46号を放った本塁打も順調に積み重ね、現在通算50本塁打。好不調の波が小さく、コンスタントに長打が打てるのも古賀の魅力だ。

センバツ大会で引き分け再試合を経験した両チームの対戦は、1点差の接戦に。福岡大大濠は3点リードしながら、逆転負けを喫した。「いい薬になったでしょう。反省して夏につなげたい」と八木監督。もう一度、甲子園へ。チームを束ねる古賀が勝負の鍵を握っている。

(5月27日 招待試合 健大高崎 4―3 福岡大大濠)




古賀君のスカウト評はこちら


下は高校生・野手の主なドラフト候補です。

2017高校生のドラフト候補 <捕手>
篠原翔太(報徳学園) スカウト評
古賀悠斗(福岡大大濠) スカウト評
村上宗隆(九州学院) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <内野手>
峯村貴希(木更津総合) スカウト評
清宮幸太郎(早稲田実) スカウト評
綱島龍生(糸魚川白嶺) スカウト評
安田尚憲(履正社) スカウト評
太田英毅(智弁学園) スカウト評
嶋谷将平(宇部鴻城) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <外野手>
西川愛也(花咲徳栄) スカウト評
増田珠(横浜) スカウト評
岡田悠希(龍谷大平安) スカウト評


draftkaigi at 07:35│ │高校 
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