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阪神ドラ4・浜地真澄、高卒新人が2軍で着実に成長

2017年06月01日

6/1、サンケイスポーツ終面「鳴尾浜いいネ若虎」より

2016阪神ドラフト4位 浜地真澄
福岡大大濠高・投手・動画

阪神のドラフト4位・浜地真澄投手(動画)が同世代ルーキーと切磋琢磨しながら鮮やかな成長曲線を描いている。「今は良いフォーム、良いリリースにつながるためのトレーニングに取り組んでいます」。すでにウエスタン・リーグで登板している右腕が、一歩ずつ、着実な成長を目指す。

順調にステップを上がっている。プロ1年目ながら、すでにウエスタン・リーグや練習試合で5試合に登板。4月27日のウエスタン・オリックス戦ではうれしい初勝利をあげた。5月23日のOBC高島戦では入団後最長の3回を投げ、無失点で切り抜けた。

力みのないフォームから、度胸満点の投げっぷり。手元で伸びる直球とキレのある変化球で勝負する。しかしマウンドでの姿とは裏腹に、内面はどこかおっとりした様子だ。福原育成コーチが「のんびり、のんびりしてる(笑)」と印象を語る。

浜地自身は投手で同期入団のドラフト3位・才木浩人投手(須磨翔風高)やドラフト8位・藤谷洸介投手(パナソニック)について「2人とも僕より上。すごく刺激をもらっているけど(2人にとって)刺激になってるかは・・・」と笑った。控えめだが、内面では静かに闘志を燃やしている。

「今、結果を出してすぐに1軍に上がれるわけではないので、いろいろ試しながらやることが大事だと思っています」。より良いフォームを試行錯誤中だ。手応えは徐々に表れ始めている。「高校で出していた142キロや143キロを今では普通に投げられるようになりました」

精度も上がった。23日のOBC高島戦でリードした坂本は「いい球の確率が上がってきている」と太鼓判を押した。

福原コーチは「浜地はいろいろ考えながらやってるなと思う。見た目以上に速く感じるストレートが良いですね」と持ち味を評価。浜地は福原コーチの指導について「本当に目からウロコというか、初めて聞く話ばかり。それを試して少しは上がってきてるのかなと思います」と目を輝かせていた。

掛布2軍監督はルーキーたちの今後の1軍登板機会について「順調にいけばオールスター以降かな」と期待を膨らませた。福岡大大濠高時代は届かなかった甲子園のマウンドで、躍動する日が楽しみだ。




下は2016ドラフトで阪神が指名した選手です。4位・浜地君のスカウト評はこちら

阪神の2016ドラフト指名選手
1位大山 悠輔白鴎大 内野手
2位小野 泰己富士大 投手
3位才木 浩人須磨翔風高 投手
4位浜地 真澄福岡大大濠高 投手
5位糸原 健斗JX-ENEOS 内野手
6位福永 春吾四国IL・徳島 投手
7位長坂 拳弥東北福祉大 捕手
8位藤谷 洸介パナソニック 投手


draftkaigi at 07:10│ │阪神 
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