宮川哲(上武大)、楽天「縦の変化球すばらしい」
2017年06月07日
6/7、西日本スポーツ7面より
上武大は延長10回タイブレークを5―4で制して福井工大を破り、3年連続で初戦を突破し8強入りした。右腕エース・宮川哲投手(動画)が、キレのいい変化球を軸に7イニングを8安打、2失点で試合をつくり、今秋ドラフト候補としての評価を高めた。
先発に復帰した上武大のエース・宮川哲は反省しきりだった。今季リーグ戦はリリーフが多く、先発は4月16日の作新学院大戦以来。制球が甘くなった7回に2死から3連打を浴びて2点を失った。「バテてしまった。大事なところで点を取られて流れがあっちに行ってしまったが、勝ってくれたので、次は今日の反省を生かして投げ切りたい」。チームのタイブレーク勝ちに、あらためて気を引き締めた。
昨春の福井工大戦でも先発したが、今年はエースとしての責任もあった。「緊張して、夜は2時ごろまで寝付けなかった」。立ち上がりこそヒットと2四球で満塁とされたが、2回以降は先頭打者を全てアウトにした。
自己最速の149キロには届かなかったが、プロのスカウトの評価を上げたのは、決め球に使った縦に落ちる変化球。チェンジアップやカットは、開き気味の投球フォームから打者が推測する軌道と違って打ちづらく、楽天の仁村スカウト副部長は「フォームに合った変化球。打者は腰が引けたようになる」と表現した。
大学での全国舞台は春秋合わせて4度目。立ち姿も堂々としてきたが、宮川哲の自己採点は「50点」と低め。「プロに行けるレベルになるために課題のコントロールをもっとよくしたい」と目標を掲げた。
(6月6日 全日本大学選手権 上武大 5―4 福井工大)
宮川君のピッチング動画はこちら
下は大学生・投手の主なドラフト候補です。
宮川 哲 (上武大・投手) 178cm・右投右打・動画 |
上武大は延長10回タイブレークを5―4で制して福井工大を破り、3年連続で初戦を突破し8強入りした。右腕エース・宮川哲投手(動画)が、キレのいい変化球を軸に7イニングを8安打、2失点で試合をつくり、今秋ドラフト候補としての評価を高めた。
先発に復帰した上武大のエース・宮川哲は反省しきりだった。今季リーグ戦はリリーフが多く、先発は4月16日の作新学院大戦以来。制球が甘くなった7回に2死から3連打を浴びて2点を失った。「バテてしまった。大事なところで点を取られて流れがあっちに行ってしまったが、勝ってくれたので、次は今日の反省を生かして投げ切りたい」。チームのタイブレーク勝ちに、あらためて気を引き締めた。
昨春の福井工大戦でも先発したが、今年はエースとしての責任もあった。「緊張して、夜は2時ごろまで寝付けなかった」。立ち上がりこそヒットと2四球で満塁とされたが、2回以降は先頭打者を全てアウトにした。
自己最速の149キロには届かなかったが、プロのスカウトの評価を上げたのは、決め球に使った縦に落ちる変化球。チェンジアップやカットは、開き気味の投球フォームから打者が推測する軌道と違って打ちづらく、楽天の仁村スカウト副部長は「フォームに合った変化球。打者は腰が引けたようになる」と表現した。
大学での全国舞台は春秋合わせて4度目。立ち姿も堂々としてきたが、宮川哲の自己採点は「50点」と低め。「プロに行けるレベルになるために課題のコントロールをもっとよくしたい」と目標を掲げた。
(6月6日 全日本大学選手権 上武大 5―4 福井工大)
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下は大学生・投手の主なドラフト候補です。
2017大学生のドラフト候補 <投手> | |
馬場皐輔(仙台大) | スカウト評 |
宮川哲(上武大) | スカウト評 |
斉藤大将(明治大) | スカウト評 |
宮台康平(東京大) | スカウト評 |
高橋遥人(亜細亜大) | スカウト評 |
鍬原拓也(中央大) | スカウト評 |
椎野新(国士舘大) | スカウト評 |
渡辺佑樹(横浜商科大) | スカウト評 |
平岡敬人(中部学院大) | スカウト評 |
浜口雄大(岐阜経済大) | スカウト評 |
与座海人(岐阜経済大) | スカウト評 |
東克樹(立命館大) | スカウト評 |
岡田和馬(近畿大) | スカウト評 |
近藤弘樹(岡山商科大) | スカウト評 |
小久保気(四国学院大) | スカウト評 |
草場亮太(九州産業大) | スカウト評 |
draftkaigi at 07:08│
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