金久保(東海大市原望洋)、ヤクルト「春とは別人」
2017年07月17日
7/17、日刊スポーツ2面より
今大会初登板となった東海大市原望洋の金久保(動画)がバージョンアップした姿を見せたのは、まさかの四球の後だった。6点リードで迎えた6回表、マウンドに上がり2死から四球でランナーを出すと、マウンドで思わずニヤリと笑った。「ちょっと力が入ってしまいましたね」。
センバツ以来の公式戦マウンド。浜崎雄作監督も、「金久保の四球は久しぶりに見たよ。力みがあったと思う」と、いつもと違う一面を振り返った。しかし、すぐに立て直す。春から、コントロール重視のピッチングに取り組んできた。
参考にしたのは、日本ハム大谷翔平。何度も映像を見て研究した。約20センチ右足の沈み込みを深くし、ためを作った。「外中心にコントロール良く投げられた」と、7回はストレートとスライダーで連続空振り三振に仕留め、試合を締めくくった。「力は入ったけど、思った通りできた。球のキレも良くなっている」と手応えを実感した。
試合を観戦したヤクルト橿渕聡スカウトは「センバツのときとは別人。強さが戻ってきた。スライダーのキレがいい」と絶賛した。
これからの連投に備え、毎日、30~50球を投げ込み、自信をつけた。「大会が始まってから準々決勝、準決勝に合わせて調整をしている。その手応えとしてはいいと思う」と、すでに、その目には決勝のマウンドが見えている。この日の最速は144キロ。大谷を手本にバージョンアップした夏の金久保が、いよいよ始動した。
(7月16日 千葉大会3回戦 東海大市原望洋9―0船橋二和)
金久保君のピッチング動画はこちら
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金久保 優斗 (東海大市原望洋高・投手) 180cm・右投左打・動画 |
今大会初登板となった東海大市原望洋の金久保(動画)がバージョンアップした姿を見せたのは、まさかの四球の後だった。6点リードで迎えた6回表、マウンドに上がり2死から四球でランナーを出すと、マウンドで思わずニヤリと笑った。「ちょっと力が入ってしまいましたね」。
センバツ以来の公式戦マウンド。浜崎雄作監督も、「金久保の四球は久しぶりに見たよ。力みがあったと思う」と、いつもと違う一面を振り返った。しかし、すぐに立て直す。春から、コントロール重視のピッチングに取り組んできた。
参考にしたのは、日本ハム大谷翔平。何度も映像を見て研究した。約20センチ右足の沈み込みを深くし、ためを作った。「外中心にコントロール良く投げられた」と、7回はストレートとスライダーで連続空振り三振に仕留め、試合を締めくくった。「力は入ったけど、思った通りできた。球のキレも良くなっている」と手応えを実感した。
試合を観戦したヤクルト橿渕聡スカウトは「センバツのときとは別人。強さが戻ってきた。スライダーのキレがいい」と絶賛した。
これからの連投に備え、毎日、30~50球を投げ込み、自信をつけた。「大会が始まってから準々決勝、準決勝に合わせて調整をしている。その手応えとしてはいいと思う」と、すでに、その目には決勝のマウンドが見えている。この日の最速は144キロ。大谷を手本にバージョンアップした夏の金久保が、いよいよ始動した。
(7月16日 千葉大会3回戦 東海大市原望洋9―0船橋二和)
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