巨人がスカウト会議、清宮(早実)に不変の特A評価
2017年08月01日
8/1、スポーツニッポン5面より
巨人は31日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開いた。早実・清宮が30日に全国高校野球選手権大会の西東京大会決勝で敗退。早実でのプレーを終え、進路表明が待たれる。大学進学濃厚とみられるが、プロ志望届を出せば複数球団のドラフト1位指名競合は確実。巨人は判断をあくまで待つ構えだ。
清宮(動画)の早実ラストゲームから一夜明け、岡崎郁スカウト部長は改めて「怪物」への高い評価を口にした。「トップクラスであるのは間違いない。タイミングの取り方や柔軟性、トップスイングからのインパクトの速さとか。評価は変わらない」。
巨人は清宮を年始の会議から1位候補としてリストアップ。夏の甲子園大会で見ることはかなわなくなったが、位置づけは「特A」で揺るぎない。
会議の中では、リストアップしている選手の最新の進路情報を共有した。清宮は進学濃厚とみられるが、30日の敗退時には態度を示さなかった。「プロ志望届の提出期限の10月12日までどうなるか分からない。我々がどうすることもできないので、彼の判断を待つ」と岡崎部長。最終的にプロ入りを表明した場合に備えて、最後の最後まで動向を注視していく方針だ。
現場の指揮を執る高橋監督も、希代のスラッガーに高い関心を寄せている。この日は、1日のヤクルト戦の舞台となる静岡に移動。30日はデーゲームだったため、西東京大会決勝の中継映像を見ることはできなかったが「この夏は、打球が逆方向が多くなったね」と分析。さらに「力があるだけじゃ飛距離は出ない。体の使い方とか、コツを持っている」と天性の打撃センスを絶賛した。
巨人は次世代戦力が育たず、今季の苦戦を招いた。未来の「大砲」は最重要な補強ポイント。可能性が消えない限り清宮の判断を待つ。
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清宮 幸太郎 (早稲田実・一塁手) 184cm・右投左打・動画 |
巨人は31日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開いた。早実・清宮が30日に全国高校野球選手権大会の西東京大会決勝で敗退。早実でのプレーを終え、進路表明が待たれる。大学進学濃厚とみられるが、プロ志望届を出せば複数球団のドラフト1位指名競合は確実。巨人は判断をあくまで待つ構えだ。
清宮(動画)の早実ラストゲームから一夜明け、岡崎郁スカウト部長は改めて「怪物」への高い評価を口にした。「トップクラスであるのは間違いない。タイミングの取り方や柔軟性、トップスイングからのインパクトの速さとか。評価は変わらない」。
巨人は清宮を年始の会議から1位候補としてリストアップ。夏の甲子園大会で見ることはかなわなくなったが、位置づけは「特A」で揺るぎない。
会議の中では、リストアップしている選手の最新の進路情報を共有した。清宮は進学濃厚とみられるが、30日の敗退時には態度を示さなかった。「プロ志望届の提出期限の10月12日までどうなるか分からない。我々がどうすることもできないので、彼の判断を待つ」と岡崎部長。最終的にプロ入りを表明した場合に備えて、最後の最後まで動向を注視していく方針だ。
現場の指揮を執る高橋監督も、希代のスラッガーに高い関心を寄せている。この日は、1日のヤクルト戦の舞台となる静岡に移動。30日はデーゲームだったため、西東京大会決勝の中継映像を見ることはできなかったが「この夏は、打球が逆方向が多くなったね」と分析。さらに「力があるだけじゃ飛距離は出ない。体の使い方とか、コツを持っている」と天性の打撃センスを絶賛した。
巨人は次世代戦力が育たず、今季の苦戦を招いた。未来の「大砲」は最重要な補強ポイント。可能性が消えない限り清宮の判断を待つ。
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│巨人