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中村奨成(広陵)、阪神スカウトが追う

2017年08月30日

8/29、デイリースポーツ7面「虎が追う」より

中村 奨成 (広陵高・捕手)
181cm・右投右打・動画

今夏、甲子園の歴史に名を刻んだ。広陵・中村(動画)は、1大会個人最多記録で6本塁打、17打点、38塁打と3つの新記録を達成。19安打、6二塁打、3試合連続本塁打は大会タイ記録だった。異例の6冠。大会開幕前から評価をしていたスカウトも大舞台での活躍を受けて、さらに評価を上げた。

担当の阪神・田中スカウトは「スケール感がある選手だし、しっかり結果も出したので、印象はよくなる」。このままケガなく今秋のドラフトを迎えれば、1位指名は確実となった。

甲子園では随所で体の強さと、運動能力の高さを感じさせるプレーを見せた。1回戦・中京大中京戦では、3打席目に右中間へ本塁打。左打者が引っ張ったような打球を逆方向へ打ち返した。5打席目も右翼ポール際へ本塁打を放った。田中スカウトが「右打者は甲子園ではなかなか右方向へ入らないからね」とうなる打撃だった。

PL学園・清原の1大会最多本塁打(5本)を上回った長打力に注目が集まるが、木製バットでも対応できそうなスイングで鋭い打球を連発した。高い位置でバットを構え、右足に体重を残して軸回転する。巨人・坂本に似たしなやかなスイングで、内角球を完璧に捉えるシーンが何度もあった。

選球眼もよく、一振りで仕留める確実性も備えている。甲子園では32打席に立ち、28打数19安打で打率・679。三振は決勝戦まで0で、6試合でわずか2つだった。

多くのプロ野球選手を育ててきた中井監督が「(中村)奨成は、ボール気味の変化球を振らされても2、3回と振ったりはしません。なかなか高校生でバットをしならせるバッティングはできないけど、奨成はそれもできる。木でも期待できると思いますよ」とプロでの活躍に太鼓判を押した。

守備では遠投120メートル、二塁送球1・80秒の強肩が持ち味。バント処理など見せるフットワークは軽快で、走者がいれば、何度も一塁や二塁へけん制球を投げるなど、守備でも攻める姿勢がある。また、50メートル走6秒0の俊足で、二盗を決める脚力を持つ。

田中スカウトは「打つだけじゃなく肩も強いし、足もある。スローイングを見ても地肩が強い。高校生の中では、高いレベルだと思う」と全ての面で高い評価を与えている。

捕手では珍しい走攻守三拍子そろった逸材は、ハートも強い。中井監督が「球場に人が入ると目立ちたがる」と話すように、大舞台を楽しめる精神力もある。今後は早実・清宮、履正社・安田らとともに高校日本代表としてU―18W杯に出場する。世界を相手に戦えば、さらに評価を上げるかもしれない。



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draftkaigi at 08:38│ 阪神 
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