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岩城駿也(九州産業大)、来年プロ入りめざす

2017年08月31日

8/30、西日本スポーツ20面より

岩城 駿也 (九州産業大・三塁手兼一塁手)
180cm・右投右打・動画

岩城(動画)の胸に熱く燃えるのは「俺がチームを引っ張る」との思いだ。「打って走って守って、投手の九産大でなく野手の九産大と言われるようにしたい」。プロを意識しながら、高レベルのツールを備えた野手を目指して決意を込める。打っては3番。「チャンスで打撃が多く回り、集中力が増す」と1年秋からなじんできた打順だ。

今春まで4季連続で打率4割を超え、ベスト8入りした6月の全日本大学選手権でさらに自信を深めた。「(大久保)監督から弱いと言われていた真っすぐに強くなったと思う」

日本文理大との同選手権1回戦。3回無死満塁で最速151キロ右腕、ケムナ・ブラッド・誠の直球を捉えて右翼フェンスを直撃し、走者一掃の二塁打とした。「逆(右)方向へ長打を打てる打者が理想。直球に自信を持っている投手の球に振り負けず、右中間へ打球が伸びた」。胸を張れる快打だった。

走っては、常に次の塁を狙っていく。この姿勢がチームの活力になると信じている。「今のチームで一番多く試合に出してもらっているのは僕。プレーで引っ張っていきたい」

さらに守っては、2季ぶりに一塁から三塁へ戻る。今春のオープン戦で一塁へ悪送球し、リーグ戦でホットコーナーを追われた。もともと強肩の持ち主。リーグ戦後は打撃練習中に三塁に入って打球をつかまえ、練習後の居残りで特守を重ねて準備をしてきた。

充実感を抱いて臨む3年秋を冠で飾る。「そのポジションでリーグ一番と評価されるのがベストナイン。これを取れなくては上(プロ)へ行けない。打率、打点、ヒットの延長の本塁打。3冠を狙っていく」

本塁打は春に3本でリーグ2位。今夏のオープン戦ではラスト2試合で2本を放って仕上げた。春秋連覇を果たしてMVPに打撃3冠、ベストナインを奪い取れば、リーグ2人目。福六で歴史的な野手となる。



岩城君は現在3年生で来年のドラフト対象選手です。バッティング動画はこちら


draftkaigi at 07:00│ │大学 
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